2022/09/15(木) - 08:46
ルクセンブルク2日目のゴール勝負でマッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ)が勝利。クイックステップ・アルファヴィニルを手玉に取り、今季2勝目をマークした。
ツール・ド・ルクセンブルク(UCI2.Pro)第2ステージは、ルクセンブルク南部の丘陵地帯を駆け抜ける163.4kmコース。途中には1級山岳や超級山岳(x2)が用意されているが、どれも登坂距離は2km以下と高い標高の山岳地帯がない同国らしいレイアウト。フィニッシュ手前に用意された距離1km/平均勾配6.5%の登坂もレース状況を左右するほどではない。
この日は7名の逃げが決まり、リーダーのヴァランタン・マドゥアス(フランス)擁するグルパマFDJがメイン集団をコントロール。途中レースを活性化させようとアルペシン・ドゥクーニンクが猛チャージしたため逃げグループとの差が一気に縮まったものの、決定的な動きを作れずにペースダウン。コントロールが再びグルパマFDJに戻り、タイム差調整を経て残り10km以内でようやく逃げグループは飲み込まれた。
集団スプリントを狙うUAEチームエミレーツが主導権を握り、残り4.5km地点で飛び出したドリアン・ゴドン(フランス、AG2Rシトロエン)は暫くハイスピードを保ち最終登坂もクリアしたが、ダウンヒルを経て残り1.3kmで吸収。勝負は30名ほどまでに減った集団スプリントに持ち込まれ、クイックステップ・アルファヴィニルのリードアウトを上手く利用したマッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ)が先着した。
ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア)を引き連れた最終発車台のフロリアン・セネシャル(フランス、クイックステップ・アルファヴィニル)は、ライバルの脚を消耗させるために飛び出したルイ・オリヴェイラ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ)を追いかけて徐々に失速。この状況を確認したトレンティンはコーナー急加速し、外側から被せてフィニッシュラインへ飛び込んだ。
「小さな登りを経てフィニッシュラインに飛び込む最高のレイアウトだった。チームメイトは素晴らしいリードアウトを行いつつ、クイックステップを早いタイミングで発進させた。そのおかげで最後は脚を貯めることができたんだ」と、今季ようやく2勝目を挙げた元欧州王者は言う。「このレースで総合優勝するためにはタイムトライアルが鍵になる。日々集中して、明日も良いレースをしたいと思う」とも加えている。
終盤のペースアップに耐え、スプリントで11位に食い込んだマドゥアスはしっかりとリーダージャージをキープ。翌日は残り20kmを切って2つの短い丘を越えてフィニッシュになだれ込むレイアウトが用意されている。
ツール・ド・ルクセンブルク(UCI2.Pro)第2ステージは、ルクセンブルク南部の丘陵地帯を駆け抜ける163.4kmコース。途中には1級山岳や超級山岳(x2)が用意されているが、どれも登坂距離は2km以下と高い標高の山岳地帯がない同国らしいレイアウト。フィニッシュ手前に用意された距離1km/平均勾配6.5%の登坂もレース状況を左右するほどではない。
この日は7名の逃げが決まり、リーダーのヴァランタン・マドゥアス(フランス)擁するグルパマFDJがメイン集団をコントロール。途中レースを活性化させようとアルペシン・ドゥクーニンクが猛チャージしたため逃げグループとの差が一気に縮まったものの、決定的な動きを作れずにペースダウン。コントロールが再びグルパマFDJに戻り、タイム差調整を経て残り10km以内でようやく逃げグループは飲み込まれた。
集団スプリントを狙うUAEチームエミレーツが主導権を握り、残り4.5km地点で飛び出したドリアン・ゴドン(フランス、AG2Rシトロエン)は暫くハイスピードを保ち最終登坂もクリアしたが、ダウンヒルを経て残り1.3kmで吸収。勝負は30名ほどまでに減った集団スプリントに持ち込まれ、クイックステップ・アルファヴィニルのリードアウトを上手く利用したマッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ)が先着した。
ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア)を引き連れた最終発車台のフロリアン・セネシャル(フランス、クイックステップ・アルファヴィニル)は、ライバルの脚を消耗させるために飛び出したルイ・オリヴェイラ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ)を追いかけて徐々に失速。この状況を確認したトレンティンはコーナー急加速し、外側から被せてフィニッシュラインへ飛び込んだ。
「小さな登りを経てフィニッシュラインに飛び込む最高のレイアウトだった。チームメイトは素晴らしいリードアウトを行いつつ、クイックステップを早いタイミングで発進させた。そのおかげで最後は脚を貯めることができたんだ」と、今季ようやく2勝目を挙げた元欧州王者は言う。「このレースで総合優勝するためにはタイムトライアルが鍵になる。日々集中して、明日も良いレースをしたいと思う」とも加えている。
終盤のペースアップに耐え、スプリントで11位に食い込んだマドゥアスはしっかりとリーダージャージをキープ。翌日は残り20kmを切って2つの短い丘を越えてフィニッシュになだれ込むレイアウトが用意されている。
ツール・ド・ルクセンブルク2022第2ステージ結果
1位 | マッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ) | 3:51:51 |
2位 | フロリアン・セネシャル(フランス、クイックステップ・アルファヴィニル) | |
3位 | ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア、クイックステップ・アルファヴィニル) | |
4位 | アクセル・ローランス(フランス、B&Bホテルズ・KTM) | |
5位 | マティアス・スケルモース(デンマーク、トレック・セガフレード) |
個人総合成績
1位 | ヴァランタン・マドゥアス(フランス、グルパマFDJ) | 7:52:06 |
2位 | バックス・シュールト(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク) | +0:07 |
3位 | マッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ) | +0:08 |
4位 | バスティアン・トロンション(フランス、AG2Rシトロエン) | +0:09 |
5位 | フロリアン・セネシャル(フランス、クイックステップ・アルファヴィニル) | +0:12 |
その他の特別賞
山岳賞 | セバスティアン・モラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA) |
ポイント賞 | マッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ) |
ヤングライダー賞 | バスティアン・トロンション(フランス、AG2Rシトロエン) |
チーム総合成績 | アルペシン・ドゥクーニンク |
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