2022/09/03(土) - 22:27
鹿児島県の根占自転車競技場で開催されているインカレ3日目はトラック競技の最終日となり、スプリント、1kmタイムトライアル、マディソンの決勝が行われた。1kmタイムトライアルで市田龍生都(中央大学)が優勝し、昨年に続き短距離3冠を達成。男子マディソンでは鹿屋体育大学、女子は日本体育大学が他を圧倒する勝利を挙げた。トラック競技の総合成績は、男子は中央大学と日本大学が同点で1位。女子は鹿屋体育大学が1位となった。
インカレ3日目は、台風接近の影響を受けて天気がめまぐるしく変わる1日。5分前まで滝のような大雨が降っていたかと思えば、急速に晴れて太陽が顔を見せ、あっという間に再び雲が広がって雨が降り出すことの繰り返し。時間の進行と共に雨の量が増え、午後から行われたスプリント予選は豪雨の中での勝負が繰り広げられた。
1kmタイムトライアル 市田龍生都が優勝で3冠達成
雨で濡れた走路でのアタックとなった男子1kmタイムトライアルは、ただ1人1分1秒台を出した市田龍生都(中央大学)が優勝。昨年同様にチームスプリント、ケイリンとあわせて2大会連続で3冠を達成した。
市田龍生都コメント
「3冠取れてめちゃめちゃ嬉しい。1分1秒切りを目標にしていたが、このコンディションでなら悪くないタイムだと思う。1週間前に全日本選手権があったので250mバンクの走り方になってしまい、コーナーがちょっとうまくいかなかったのは反省点。来年も3冠を目指します」
マディソン男子 後半に勝負をかけて鹿屋体育大学が優勝
30kmで行われた男子マディソンは、レース中盤に中央大学(以下中央大)が単独先行して1位通過5点を連取してリード。鹿屋体育大学(以下鹿屋大)が2位通過3点を拾いながら続く。後半に入ると、今度は鹿屋大が先行して5点を連取。逆転された中央大は毎周回ポイントを取るも4位1点しか取れない場面が続き、鹿屋大との差が開いていく。最終的に鹿屋大が2位中央大に17点差をつけて優勝。終盤に追い上げた京都産業大学が3位に入った。
鹿屋体育大学 古谷田コメント
「前半は落ち着いて行くことにして、後半勝負にしたことがうまくハマった。中央大が先行した時はヒヤリとした場面は何度かあったが、無理な差ではなかったので少しずつ縮めていって冷静に対処出来た。伊澤とマディソンを組むのはこれまで何度かあったが、一番冷静に対処できたと思う」
マディソン女子 日本体育大学が圧勝
20kmで行われた女子のマディソンは、序盤から日本体育大学(以下日体大)、鹿屋体育大学(以下鹿屋大)、早稲田大学、法政大学が1位5点を取り合う展開。レース半ば、日体大が抜け出して単独先行。ペースの上がらない鹿屋大と早稲田大をよそに、ラップ目前まで差を広げながら1位5点を積み重ねていく、日体大はフィニッシュまで逃げ切って優勝。2位争いは鹿屋大が3点差で入り、地元の意地を見せた。
豪雨の中の決勝となったスプリント
初日の予選から1/4決勝、1/2決勝を経て決勝が行われたスプリント。男子は伊藤京介(日本大学)と福田健太(中央大学)が対戦し、伊藤が2本連取で優勝。女子は小原乃亜(八戸学院大学)と大野風貴芽(日本体育大学)が対戦し、小原が2本連取で優勝。大学生特有の種目・タンデムスプリントは日本大学が優勝した。
男子スプリント優勝 伊藤京介コメント
「個人戦タイトルは取っていたが、インカレは今回ようやく初めて優勝出来てすごく嬉しい。昨年も今年も中央大学が僕にとっての脅威で、対戦していても後ろからプレッシャーを感じていて思うようなレースが出来なかった。でも昨年に比べれば今年の方が現場慣れしたと言うか、最後の大事なところでペダルをしっかり回せた。
予選では公式戦でのベストが出せたので上出来だったと思う。対戦の方は久々だったので調子を見ながら徐々に上げていく感じで、自分の持ち味であるインターバル力を発揮して勝てた。
ナショナルチームに入って世界で活躍できるような選手になることと、あと2回あるインカレでいくつ勝てるかが今後の目標」
トラック総合は日大と中央大が同点首位 女子は鹿屋体育大学
3日間のトラック競技を終えての学校対抗の男子総合成績は、日本大学と中央大学の2校が同点で首位。3位も鹿屋体育大学と朝日大学が同点で並ぶ異例の結果となった。明日のロードレースの結果で最終的な総合優勝が決まることになるが、鹿屋体育大学の古谷田は「20点差あるが逆転が不可能な差ではない」と、地元開催インカレでの総合優勝に意欲を見せる。
女子は鹿屋体育大学が首位、5点差で日本体育大学が2位となった。こちらもロードレースで逆転の可能性を残しているが、鹿屋体育大学が地元開催での連覇となるか?
インカレ3日目は、台風接近の影響を受けて天気がめまぐるしく変わる1日。5分前まで滝のような大雨が降っていたかと思えば、急速に晴れて太陽が顔を見せ、あっという間に再び雲が広がって雨が降り出すことの繰り返し。時間の進行と共に雨の量が増え、午後から行われたスプリント予選は豪雨の中での勝負が繰り広げられた。
1kmタイムトライアル 市田龍生都が優勝で3冠達成
雨で濡れた走路でのアタックとなった男子1kmタイムトライアルは、ただ1人1分1秒台を出した市田龍生都(中央大学)が優勝。昨年同様にチームスプリント、ケイリンとあわせて2大会連続で3冠を達成した。
市田龍生都コメント
「3冠取れてめちゃめちゃ嬉しい。1分1秒切りを目標にしていたが、このコンディションでなら悪くないタイムだと思う。1週間前に全日本選手権があったので250mバンクの走り方になってしまい、コーナーがちょっとうまくいかなかったのは反省点。来年も3冠を目指します」
マディソン男子 後半に勝負をかけて鹿屋体育大学が優勝
30kmで行われた男子マディソンは、レース中盤に中央大学(以下中央大)が単独先行して1位通過5点を連取してリード。鹿屋体育大学(以下鹿屋大)が2位通過3点を拾いながら続く。後半に入ると、今度は鹿屋大が先行して5点を連取。逆転された中央大は毎周回ポイントを取るも4位1点しか取れない場面が続き、鹿屋大との差が開いていく。最終的に鹿屋大が2位中央大に17点差をつけて優勝。終盤に追い上げた京都産業大学が3位に入った。
鹿屋体育大学 古谷田コメント
「前半は落ち着いて行くことにして、後半勝負にしたことがうまくハマった。中央大が先行した時はヒヤリとした場面は何度かあったが、無理な差ではなかったので少しずつ縮めていって冷静に対処出来た。伊澤とマディソンを組むのはこれまで何度かあったが、一番冷静に対処できたと思う」
マディソン女子 日本体育大学が圧勝
20kmで行われた女子のマディソンは、序盤から日本体育大学(以下日体大)、鹿屋体育大学(以下鹿屋大)、早稲田大学、法政大学が1位5点を取り合う展開。レース半ば、日体大が抜け出して単独先行。ペースの上がらない鹿屋大と早稲田大をよそに、ラップ目前まで差を広げながら1位5点を積み重ねていく、日体大はフィニッシュまで逃げ切って優勝。2位争いは鹿屋大が3点差で入り、地元の意地を見せた。
豪雨の中の決勝となったスプリント
初日の予選から1/4決勝、1/2決勝を経て決勝が行われたスプリント。男子は伊藤京介(日本大学)と福田健太(中央大学)が対戦し、伊藤が2本連取で優勝。女子は小原乃亜(八戸学院大学)と大野風貴芽(日本体育大学)が対戦し、小原が2本連取で優勝。大学生特有の種目・タンデムスプリントは日本大学が優勝した。
男子スプリント優勝 伊藤京介コメント
「個人戦タイトルは取っていたが、インカレは今回ようやく初めて優勝出来てすごく嬉しい。昨年も今年も中央大学が僕にとっての脅威で、対戦していても後ろからプレッシャーを感じていて思うようなレースが出来なかった。でも昨年に比べれば今年の方が現場慣れしたと言うか、最後の大事なところでペダルをしっかり回せた。
予選では公式戦でのベストが出せたので上出来だったと思う。対戦の方は久々だったので調子を見ながら徐々に上げていく感じで、自分の持ち味であるインターバル力を発揮して勝てた。
ナショナルチームに入って世界で活躍できるような選手になることと、あと2回あるインカレでいくつ勝てるかが今後の目標」
トラック総合は日大と中央大が同点首位 女子は鹿屋体育大学
3日間のトラック競技を終えての学校対抗の男子総合成績は、日本大学と中央大学の2校が同点で首位。3位も鹿屋体育大学と朝日大学が同点で並ぶ異例の結果となった。明日のロードレースの結果で最終的な総合優勝が決まることになるが、鹿屋体育大学の古谷田は「20点差あるが逆転が不可能な差ではない」と、地元開催インカレでの総合優勝に意欲を見せる。
女子は鹿屋体育大学が首位、5点差で日本体育大学が2位となった。こちらもロードレースで逆転の可能性を残しているが、鹿屋体育大学が地元開催での連覇となるか?
男子1kmタイムトライアル 結果
1位 | 市田龍生都(中央大学) | 1分1秒889 |
2位 | 小堀敢太(京都産業大学) | 1分4秒206 |
3位 | 伊藤京介(日本大学) | 1分4秒354 |
4位 | 森田一郎(朝日大学) | 1分4秒682 |
5位 | 伊澤将也(鹿屋体育大学) | 1分4秒935 |
6位 | 三神遼矢(日本大学) | 1分5秒764 |
マディソン 結果
女子(20km) | ||
1位 | 日本体育大学(岩元、川口) | 42p |
2位 | 鹿屋体育大学(石上、成海) | 29p |
3位 | 早稲田大学(池上、大蔵) | 26p |
男子(30km) | ||
1位 | 鹿屋体育大学(古谷田、伊澤) | 52p |
2位 | 中央大学(中村、山下) | 35p |
3位 | 京都産業大学(矢萩、四宮) | 33p |
スプリント 結果(タイムは予選時)
男子 | ||
1位 | 伊藤京介(日本大学) | 10秒143 |
2位 | 福田健太(中央大学) | 10秒294 |
3位 | 大橋真慧(中央大学) | 10秒381 |
4位 | 三神遼矢(日本大学) | 10秒265 |
5位 | 田村一暉(京都産業大学) | 10秒391 |
6位 | 中島康征(法政大学) | 10秒433 |
7位 | 新垣慶晃(鹿屋体育大學) | 10秒504 |
8位 | 吉岡優太(明治大学) | 10秒506 |
女子 | ||
1位 | 小原乃亜(八戸学院大学) | 11秒653 |
2位 | 大野風貴芽(日本体育大学) | 11秒667 |
3位 | 中西美央(鹿屋体育大学) | 11秒777 |
4位 | 年見穂風(鹿屋体育大学) | 11秒894 |
タンデムスプリント 結果(タイムは予選時)
1位 | 日本大学(邊見、三浦) | 17秒021 |
2位 | 鹿屋体育大学(下山、香西) | 17秒270 |
3位 | 明治大学(福地、吉田) | 17秒519 |
4位 | 中央大学(植松、井出) | 17秒319 |
トラック総合成績
男子 | ||
1位 | 中央大学 | 76p |
1位 | 日本大学 | 76p |
3位 | 朝日大学 | 56p |
3位 | 鹿屋体育大学 | 56p |
5位 | 京都産業大学 | 46p |
6位 | 日本体育大学 | 20p |
女子 | ||
1位 | 鹿屋体育大学 | 39p |
2位 | 日本体育大学 | 34p |
3位 | 法政大学 | 19p |
4位 | 早稲田大学 | 13p |
5位 | 明治大学 | 11p |
5位 | 八戸学院大学 | 11p |
text&photo:Satoru Kato
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