2022/08/17(水) - 15:34
100年以上の歴史を誇るサイクルアクセサリーブランドのSKSが、AIRMOTION 12.0、AIR-X-PLORER 10.0という2種類のフロアポンプをリリースした。人間工学に基づいたハンドルと大型のメモリ、フットベースによって使い勝手を高めたモデルを紹介しよう。
フロアポンプの祖とも言えるRENNKOMPRESSORを開発し、自転車の歴史に名を刻んだドイツのSKS。1921年に創業し、100年以上の歴史を持つ老舗がAIRMOTION 12.0、AIR-X-PLORER 10.0という2種類のフロアポンプをラインアップに追加した。
AIRMOTION 12.0はスチール製のシリンダーに樹脂パーツを装着したモダンな見た目の一本。カバーのような樹脂パーツはハンドル近くに備えられたエアゲージと一体とされており、ゲージ直下はグリップ加工が施され、シリンダー下部ではホースを固定するホルダーと実用的な役割が与えられている。
新作の特徴はサイクリストが扱いやすいデザインであり、先述したエアゲージは手元に装着されたことに加え、大型に作られているため、文字を読み取りやすくなっている。スチール製のフットベースも非常に広く、高圧充填時にフラフラしにくはずだ。
グリップは涙滴断面のような形状で、指がかかる部分は柔軟性に優れるラバーとされているため、自然な感覚で握ることができ力を入れやすいという。ホースは1300mmという長めの設定で、余裕を持って空気を入れることができそうだ。高さは715mm。最大12barに対応。価格は9,900円(税込)。
AIR-X-PLORER 10.0はシンプルな見た目の一本で、涙滴断面形状とソフトなラバーを装備したハンドルはAIRMOTIONと同様。非常に広いスチール製台座も備えられており、安定してポンピングできるフロアポンプを実現している。
最大空気圧10barに対応するスチール製シリンダーと、1280mmの扱いやすいホース長が備えられている。AIR-X-PLORERのエアゲージはベース部分に備えらているが、非常に大きな文字盤のため、しっかりと文字も読み取りやすい。価格は8,580円(税込)。
今回紹介する2モデルはMV EASYという新型ポンプヘッドが装備されていることが特徴だ。米式、仏/英式の口が備えられたヘッドは繊維強化樹脂で作られているため、長期間の使用にも耐えてくれるはずだ。また、レバーは人間工学に基づいた形状で、使い勝手が増しているという。
また、今回は撮影にあたってそれぞれのポンプでロードタイヤに空気を充填してみた。AIRMOTIONは最大空気圧が高いからか、0気圧から6気圧まで非常にスムーズなポンピングで空気圧を上げることができた。AIR-X-PLORERも同様にポンピングのストレスはない。
涙滴断面のハンドルは手のひらと指との接触面が広く、自然と力が加わるような印象がある。さらに、面積が広いベースの安定感は見た目通り。2モデルともに空気を充填しやすいフロアポンプに仕上げられているため、気になる方はぜひ試してもらいたい。
SKS AIRMOTION 12.0
高さ:715mm
ホース長:1300mm
対応空気圧:12bar
対応バルブ:英、仏、米
価格:9,900円(税込)
SKS AIR-X-PLORER 10.0
高さ:710mm
ホース長:1280mm
対応空気圧:10bar
対応バルブ:英、仏、米
価格:8,580円(税込)
フロアポンプの祖とも言えるRENNKOMPRESSORを開発し、自転車の歴史に名を刻んだドイツのSKS。1921年に創業し、100年以上の歴史を持つ老舗がAIRMOTION 12.0、AIR-X-PLORER 10.0という2種類のフロアポンプをラインアップに追加した。
AIRMOTION 12.0はスチール製のシリンダーに樹脂パーツを装着したモダンな見た目の一本。カバーのような樹脂パーツはハンドル近くに備えられたエアゲージと一体とされており、ゲージ直下はグリップ加工が施され、シリンダー下部ではホースを固定するホルダーと実用的な役割が与えられている。
新作の特徴はサイクリストが扱いやすいデザインであり、先述したエアゲージは手元に装着されたことに加え、大型に作られているため、文字を読み取りやすくなっている。スチール製のフットベースも非常に広く、高圧充填時にフラフラしにくはずだ。
グリップは涙滴断面のような形状で、指がかかる部分は柔軟性に優れるラバーとされているため、自然な感覚で握ることができ力を入れやすいという。ホースは1300mmという長めの設定で、余裕を持って空気を入れることができそうだ。高さは715mm。最大12barに対応。価格は9,900円(税込)。
AIR-X-PLORER 10.0はシンプルな見た目の一本で、涙滴断面形状とソフトなラバーを装備したハンドルはAIRMOTIONと同様。非常に広いスチール製台座も備えられており、安定してポンピングできるフロアポンプを実現している。
最大空気圧10barに対応するスチール製シリンダーと、1280mmの扱いやすいホース長が備えられている。AIR-X-PLORERのエアゲージはベース部分に備えらているが、非常に大きな文字盤のため、しっかりと文字も読み取りやすい。価格は8,580円(税込)。
今回紹介する2モデルはMV EASYという新型ポンプヘッドが装備されていることが特徴だ。米式、仏/英式の口が備えられたヘッドは繊維強化樹脂で作られているため、長期間の使用にも耐えてくれるはずだ。また、レバーは人間工学に基づいた形状で、使い勝手が増しているという。
また、今回は撮影にあたってそれぞれのポンプでロードタイヤに空気を充填してみた。AIRMOTIONは最大空気圧が高いからか、0気圧から6気圧まで非常にスムーズなポンピングで空気圧を上げることができた。AIR-X-PLORERも同様にポンピングのストレスはない。
涙滴断面のハンドルは手のひらと指との接触面が広く、自然と力が加わるような印象がある。さらに、面積が広いベースの安定感は見た目通り。2モデルともに空気を充填しやすいフロアポンプに仕上げられているため、気になる方はぜひ試してもらいたい。
SKS AIRMOTION 12.0
高さ:715mm
ホース長:1300mm
対応空気圧:12bar
対応バルブ:英、仏、米
価格:9,900円(税込)
SKS AIR-X-PLORER 10.0
高さ:710mm
ホース長:1280mm
対応空気圧:10bar
対応バルブ:英、仏、米
価格:8,580円(税込)
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