2022/08/11(木) - 08:33
北欧三国を舞台にしたツアー・オブ・スカンジナビア2日目は再びスプリント決着。エミリア・ファーリン(スウェーデン、FDJ・スエズ・フチュロスコープ)をラスト10mで抜き去ったマリアンヌ・フォス(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)が2日連続勝利を挙げた。
前日のデンマーク・コペンハーゲンからスウェーデンに舞台を移したツアー・オブ・スカンジナビア(UCI女子ワールドツアー)2日目。この日は2つの3級山岳が設定され、女子レースには比較的眺めの153.8kmコースで再びスプリントバドルが勃発した。
オルストからストレムスタードを目指す選手たちは、前日勝者でリーダージャージを着るマリアンヌ・フォス(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)を先頭に117名の選手たちが出走。スタートして34km地点の3級山岳をアンバー・クラーク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)がトップ通過して山岳賞ジャージのリードを拡大すると、続く中間スプリントを狙うチームがハイペースで牽引したため逃げ集団が形成されることはなかった。
この日2つある中間スプリントの1つ目をアリソン・ジャクソン(カナダ、リブレーシング・エクストラ)が先頭通過してポイントのリードを拡大。すると続く2つ目は20歳のエレン・ファンローイェン(オランダ、AGインシュランス・NXTGチーム)がトップ通過し、ポイント賞暫定2位にジャンプアップした。
フォスの牽引からクラークがこの日最後の3級山岳をトップ通過してポイントを上積みすると、ノルウェーナショナルチームらによる散発的なアタックをユンボ・ヴィスマやバイクエクスチェンジ・ジェイコが封じ込める。そんな中、終盤に向けプロトンのスピードが上がった残り2.6km地点でジャクソンが単独で落車するシーンも。ジャクソンに怪我はなかったものの、これにより勝負からは脱落した。
フィニッシュラインの引かれたストレムスタードの街に突入したプロトンは、狭く直角コーナーの多いレイアウトによって徐々に縦長になっていく。しかしそんな難しいレイアウトでもエーススプリンターの前デンマーク王者アマリー・ディデリクセンを携えたルシンダ・ブラント(オランダ、トレック・セガフレード)は力強くリードアウトを見せ、集団先頭で最終ストレートに突入した。
ブラントのリードアウトとは別ラインでエミリア・ファーリン(スウェーデン、FDJ・スエズ・フチュロスコープ)がスプリントを開始する。ディデリクセンのスプリントが伸び悩む一方で、後続を引き離していくファーリン。しかし先着したのは母国勝利目前のファーリンを残り10mで交わしたリーダージャージを着るフォスだった。
「ギリギリで勝つことができてとても嬉しい。フィニッシュ地点の街にハイスピードで入ったものの、コーナーが連続したためかなりテクニカルだった。トレック・セガフレードのよる飛び出しは強烈だったが、なんとか追いつくことができた。結果的にその動きが勝利に繋がった。2連勝はとても嬉しい」と、2日連続の勝利を挙げたフォスは喜びを語った。
翌日はノルウェーを発着する第3ステージ。初日、2日目と同様の平坦基調のレイアウトのため、3日連続の集団スプリントが予想される。
前日のデンマーク・コペンハーゲンからスウェーデンに舞台を移したツアー・オブ・スカンジナビア(UCI女子ワールドツアー)2日目。この日は2つの3級山岳が設定され、女子レースには比較的眺めの153.8kmコースで再びスプリントバドルが勃発した。
オルストからストレムスタードを目指す選手たちは、前日勝者でリーダージャージを着るマリアンヌ・フォス(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)を先頭に117名の選手たちが出走。スタートして34km地点の3級山岳をアンバー・クラーク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)がトップ通過して山岳賞ジャージのリードを拡大すると、続く中間スプリントを狙うチームがハイペースで牽引したため逃げ集団が形成されることはなかった。
この日2つある中間スプリントの1つ目をアリソン・ジャクソン(カナダ、リブレーシング・エクストラ)が先頭通過してポイントのリードを拡大。すると続く2つ目は20歳のエレン・ファンローイェン(オランダ、AGインシュランス・NXTGチーム)がトップ通過し、ポイント賞暫定2位にジャンプアップした。
フォスの牽引からクラークがこの日最後の3級山岳をトップ通過してポイントを上積みすると、ノルウェーナショナルチームらによる散発的なアタックをユンボ・ヴィスマやバイクエクスチェンジ・ジェイコが封じ込める。そんな中、終盤に向けプロトンのスピードが上がった残り2.6km地点でジャクソンが単独で落車するシーンも。ジャクソンに怪我はなかったものの、これにより勝負からは脱落した。
フィニッシュラインの引かれたストレムスタードの街に突入したプロトンは、狭く直角コーナーの多いレイアウトによって徐々に縦長になっていく。しかしそんな難しいレイアウトでもエーススプリンターの前デンマーク王者アマリー・ディデリクセンを携えたルシンダ・ブラント(オランダ、トレック・セガフレード)は力強くリードアウトを見せ、集団先頭で最終ストレートに突入した。
ブラントのリードアウトとは別ラインでエミリア・ファーリン(スウェーデン、FDJ・スエズ・フチュロスコープ)がスプリントを開始する。ディデリクセンのスプリントが伸び悩む一方で、後続を引き離していくファーリン。しかし先着したのは母国勝利目前のファーリンを残り10mで交わしたリーダージャージを着るフォスだった。
「ギリギリで勝つことができてとても嬉しい。フィニッシュ地点の街にハイスピードで入ったものの、コーナーが連続したためかなりテクニカルだった。トレック・セガフレードのよる飛び出しは強烈だったが、なんとか追いつくことができた。結果的にその動きが勝利に繋がった。2連勝はとても嬉しい」と、2日連続の勝利を挙げたフォスは喜びを語った。
翌日はノルウェーを発着する第3ステージ。初日、2日目と同様の平坦基調のレイアウトのため、3日連続の集団スプリントが予想される。
ツアー・オブ・スカンジナビア2022第2ステージ結果
1位 | マリアンヌ・フォス(オランダ、ユンボ・ヴィスマ) | 3:46:42 |
2位 | エミリア・ファーリン(スウェーデン、FDJ・スエズ・フチュロスコープ) | |
3位 | バルバラ・グアリスキ(イタリア、モビスター) | |
4位 | メーガン・ジャストラブ(アメリカ、チームDSM) | |
5位 | アレクサンドラ・マンリー(オーストラリア、バイクエクスチェンジ・ジェイコ) | |
6位 | タマラ・ドロノヴァ(ロシア、ローランド・コジャース・エーデルワイススクァッド) | |
7位 | フローイチェ・マッカイ(オランダ、チームDSM) | |
8位 | シャリ・ボサイト(ベルギー、キャニオン・スラム) | |
9位 | アマリー・ディデリクセン(デンマーク、トレック・セガフレード) | |
10位 | デミ・フォレリング(オランダ、SDワークス) |
個人総合成績
1位 | マリアンヌ・フォス(オランダ、ユンボ・ヴィスマ) | 7:23:38 |
2位 | メーガン・ジャストラブ(アメリカ、チームDSM) | 0:14 |
3位 | エミリア・ファーリン(スウェーデン、FDJ・スエズ・フチュロスコープ) | |
4位 | シャリ・ボサイト(ベルギー、キャニオン・スラム) | 0:16 |
5位 | バルバラ・グアリスキ(イタリア、モビスター) | |
6位 | タマラ・ドロノヴァ(ロシア、ローランド・コジャース・エーデルワイススクァッド) | 0:20 |
7位 | アマリー・ディデリクセン(デンマーク、トレック・セガフレード) | |
8位 | フローイチェ・マッカイ(オランダ、チームDSM) | |
9位 | アレクサンドラ・マンリー(オーストラリア、バイクエクスチェンジ・ジェイコ) | |
10位 | マルゴー・ヴィジ(フランス、バルカー・トラベル&サービス)) |
その他の特別賞
山岳賞 | アンバー・クラーク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ) |
ポイント賞 | アリソン・ジャクソン(カナダ、リブレーシング・エクストラ) |
ヤングライダー賞 | メーガン・ジャストラブ(アメリカ、チームDSM) |
チーム総合成績 | チームDSM |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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