2022/07/11(月) - 10:01
90.5kmの平坦ステージで行われたジロ・ドンネ最終第10ステージ。集団スプリントをキアラ・コンソンニ(イタリア、バルカー・トラベル&サービス)が制し、アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)が第33代ジロ・ドンネ総合優勝者に輝いた。
10日間に及んだ女子ステージレース最高峰のジロ・デ・イタリア・ドンネ(ワールドツアー)を締めくくるのは90.5kmという比較的距離の短い平坦ステージ。アーバノ・テルメから3級山岳ロヴォロン(距離1.7km/平均6.8%)を越え、コッリ・エウガネイ州立公園の縁を周ってパドバにフィニッシュする。
マリアローザを着るアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)を先頭に114名の選手たちがアーバノ・テルメの街を出発。総合5位でヤングライダー賞ジャージを着るニアム・フィッシャーブラック(ニュージーランド、SDワークス)が逃げを試みる場面もありながら、最終的にクリスタベル・ドーベルヒコック(アメリカ、EFエデュケーション・TIBCO-SVB)とアレッサ・ヴィギリア(イタリア、トップガールズ・ファッサボルトロ)という2名の逃げが形成された。
この日プロトンの牽引役を担ったのは今大会区間2勝のエリーザ・バルサモ(イタリア)を擁するトレック・セガフレードやチームDSM。レース先頭で脚を回すドーベルヒコックとヴィギリアに対し2分以上の差は許さないタイトなコントロールを見せ、残り4.5kmで計算通り2人を吸収。そして勝負は大方の予想に違わず、集団スプリントへとなだれ込んだ。
今大会いまだ勝利のないキャニオン・スラムがフラムルージュ(残り1km)から集団先頭で主導権を握ると、区間3勝目を狙うバルサモも徐々に番手を上げていく。しかしジロ・ドンネ最終日に勝利を掴んだのは、ワールドチームよりもカテゴリーが1つ下のバルカー・トラベル&サービスに所属するキアラ・コンソンニ(イタリア)だった。
残り100mの右コーナーの手前でいち早くラケーレ・バルビエーリ(イタリア、リブレーシング・エクストラ)がスプリントを開始すると、その背後をとったコンソンニが加速して最終ストレートへ。バルビエーリとの一騎打ちをハンドルを投げたコンソンニが制し、自身初となるジロ・ドンネの区間優勝を掴み取った。
「ジロ・ドンネを終える最高の結末になった。この10日間に私を導いてくれたチームに感謝したい」とコンソンニはワールドツアー初勝利を喜んだ。コンソンニは兄にシモーネ・コンソンニ(コフィディス)を持つイタリア出身の23歳。ジュニア時代にトラック競技(チームパシュートとマディソン)で世界王者に輝くと翌2018年よりバルカー・トラベル&サービスに加入し、今年はドワーズ・ドール・フラーンデレンで優勝するなど注目を集めていた。
そして総合優勝は集団内でフィニッシュしたアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)の手に。自身3度目のマリアローザと同時にマリアチクラミーノ(ポイント賞)も射止めたファンフルーテンは「新たなチームで掴むマリアローザは違った気持ちがする。モビスターというチームや選手たちにとって新たな経験となった。チームメイトだけではなくスタッフを含めた全員が集中した結果。チーム全員で狙い掴んだこの結果を誇りに思う」と語った。
また、「ツールではこれ以上のプレッシャーがあるはず。だけど私たちのチームは99%の完成度にある。そのためツールに向けた改善点はさほどない」と、7月24日に開幕するツール・ド・フランス・ファムに向けて自信を覗かせた。
10日間に及んだ女子ステージレース最高峰のジロ・デ・イタリア・ドンネ(ワールドツアー)を締めくくるのは90.5kmという比較的距離の短い平坦ステージ。アーバノ・テルメから3級山岳ロヴォロン(距離1.7km/平均6.8%)を越え、コッリ・エウガネイ州立公園の縁を周ってパドバにフィニッシュする。
マリアローザを着るアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)を先頭に114名の選手たちがアーバノ・テルメの街を出発。総合5位でヤングライダー賞ジャージを着るニアム・フィッシャーブラック(ニュージーランド、SDワークス)が逃げを試みる場面もありながら、最終的にクリスタベル・ドーベルヒコック(アメリカ、EFエデュケーション・TIBCO-SVB)とアレッサ・ヴィギリア(イタリア、トップガールズ・ファッサボルトロ)という2名の逃げが形成された。
この日プロトンの牽引役を担ったのは今大会区間2勝のエリーザ・バルサモ(イタリア)を擁するトレック・セガフレードやチームDSM。レース先頭で脚を回すドーベルヒコックとヴィギリアに対し2分以上の差は許さないタイトなコントロールを見せ、残り4.5kmで計算通り2人を吸収。そして勝負は大方の予想に違わず、集団スプリントへとなだれ込んだ。
今大会いまだ勝利のないキャニオン・スラムがフラムルージュ(残り1km)から集団先頭で主導権を握ると、区間3勝目を狙うバルサモも徐々に番手を上げていく。しかしジロ・ドンネ最終日に勝利を掴んだのは、ワールドチームよりもカテゴリーが1つ下のバルカー・トラベル&サービスに所属するキアラ・コンソンニ(イタリア)だった。
残り100mの右コーナーの手前でいち早くラケーレ・バルビエーリ(イタリア、リブレーシング・エクストラ)がスプリントを開始すると、その背後をとったコンソンニが加速して最終ストレートへ。バルビエーリとの一騎打ちをハンドルを投げたコンソンニが制し、自身初となるジロ・ドンネの区間優勝を掴み取った。
「ジロ・ドンネを終える最高の結末になった。この10日間に私を導いてくれたチームに感謝したい」とコンソンニはワールドツアー初勝利を喜んだ。コンソンニは兄にシモーネ・コンソンニ(コフィディス)を持つイタリア出身の23歳。ジュニア時代にトラック競技(チームパシュートとマディソン)で世界王者に輝くと翌2018年よりバルカー・トラベル&サービスに加入し、今年はドワーズ・ドール・フラーンデレンで優勝するなど注目を集めていた。
そして総合優勝は集団内でフィニッシュしたアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)の手に。自身3度目のマリアローザと同時にマリアチクラミーノ(ポイント賞)も射止めたファンフルーテンは「新たなチームで掴むマリアローザは違った気持ちがする。モビスターというチームや選手たちにとって新たな経験となった。チームメイトだけではなくスタッフを含めた全員が集中した結果。チーム全員で狙い掴んだこの結果を誇りに思う」と語った。
また、「ツールではこれ以上のプレッシャーがあるはず。だけど私たちのチームは99%の完成度にある。そのためツールに向けた改善点はさほどない」と、7月24日に開幕するツール・ド・フランス・ファムに向けて自信を覗かせた。
ジロ・デ・イタリア・ドンネ2022第10ステージ
1位 | キアラ・コンソンニ(イタリア、バルカー・トラベル&サービス) | 2:12:04 |
2位 | ラケーレ・バルビエーリ(イタリア、リブレーシング・エクストラ) | |
3位 | エマセシル・ノルスゴー(デンマーク、モビスター) | |
4位 | エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード) | |
5位 | ソフィア・ベルティツォーロ(イタリア、UAEチームADQ) | |
6位 | カーリーン・スヴィンケルス(オランダ、ユンボ・ヴィスマ) | |
7位 | クララ・コッポニ(フランス、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ) | |
8位 | ロッタ・コペッキー(ベルギー、SDワークス) | |
9位 | マルティナ・フィダンツァ(イタリア、セラティツィット・WNTプロサイクリング) | |
10位 | テニエル・キャンベル(トリニダードトバゴ、バイクエクスチェンジ・ジェイコ) |
個人総合成績
1位 | アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター) | 27:07:26 |
2位 | マルタ・カヴァッリ(イタリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ) | 1:52 |
3位 | マビ・ガルシア(スペイン、UAEチームADQ) | 5:56 |
4位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード) | 6:45 |
5位 | ニアム・フィッシャーブラック(ニュージーランド、SDワークス) | 11:12 |
6位 | セシリーウトラップ・ルドヴィグ(デンマーク、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ) | 12:14 |
7位 | シルヴィア・ペルシコ(イタリア、ヴァルカー・トラベル&サービス) | 13:08 |
8位 | エリカ・マニャルディ(イタリア、UAEチームADQ) | 15:13 |
9位 | ジュリエット・ラブー(フランス、チームDSM) | 15:49 |
10位 | ニーヴ・ブラッドバリー(オーストラリア、キャニオン・スラム) | 17:29 |
その他の特別賞
ポイント賞 | アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター) |
ヤングライダー賞 | ニアム・フィッシャーブラック(ニュージーランド、SDワークス) |
山岳賞 | クリステン・フォークナー(アメリカ、バイクエクスチェンジ・ジェイコ) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
Amazon.co.jp
Choice GOLDEN ISOLATE ゴールデンアイソレート ホエイプロテイン 抹茶 1kg【鮮度を保つ真空パックにリニューアル】 [ 乳酸菌ブレンド/人工甘味料不使用 ] GMOフリー 天然甘味料 ステビア タンパク�
CHOICE NUTRITION ( チョイス ニュートリション )
¥6,980 (¥6,980 / 個)
チョイス SILVER WHEY (シルバーホエイ) ホエイプロテイン 抹茶 (1.05kg) GMOフリー/人工甘味料不使用/粉末 ドリンク グラスフェッド プロテイン
CHOICE NUTRITION ( チョイス ニュートリション )
¥4,980 (¥4,980 / 個)
Choice GOLDEN WHEY (ゴールデンホエイ) ホエイプロテイン【鮮度を保つ真空パック】 [ 乳酸菌ブレンド/人工甘味料不使用 ] GMOフリー タンパク質摂取 グラスフェッド (プロテイン/国内製造) 天然甘
CHOICE NUTRITION ( チョイス ニュートリション )
¥5,980 (¥5,980 / 個)