バロワーズ・ベルギーツアー3日目の11.8km個人タイムトライアルで、イヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップ・アルファヴィニル)が今季初勝利。マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)は区間2位で狙い通り総合首位キープに成功している。
母国レースを国内王者ジャージで制したイヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップ・アルファヴィニル) photo:CorVos
今年で第91回目を迎える、歴史深いステージレースこと「バロワーズ・ベルギーツアー(UCI2.Pro)」。スケルペンフーフェル=ジヘムが舞台の第3ステージは11.8kmの平坦個人タイムトライアルで、山岳ステージのない大会ゆえ総合優勝を争う上で重要な一日となった。
イヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップ・アルファヴィニル)がトップタイムを叩き出すまでホットシートに座っていたのはダーン・ホーレ(オランダ、トレック・セガフレード)。平均時速51.242km/hで駆け抜けたホーレだったが、「暑さに加え簡単なステージではなく、テクニカルな区間もあった」と振り返るランパールトが13分39秒(平均51.868km/h)の暫定トップでフィニッシュした。
長らくホットシートに座ったダーン・ホーレ(オランダ、トレック・セガフレード) photo:CorVos
トップタイムで今季初勝利を飾ったイヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップ・アルファヴィニル) photo:Baloise Belgium Tour
トップから7秒遅れでフィニッシュしたマッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード) photo:CorVos
これをターゲットタイムに最終出走者としてスタートを切った総合首位のマッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)。母国コペンハーゲンで迎えるツール・ド・フランス開幕戦の個人TTに向け「ポジションを変え、機材も新しくなった中で臨んだ最初のタイムトライアル。(リーダージャージを着用していたため)スキンスーツだけチームのではなかったものの、良いコンビネーションが生まれたと思う」と語るピーダスンは、ランパールトから7秒遅れの平均時速51.429km/hでフィニッシュ。勝利には届かなかったもののリーダージャージ保持に成功した。
近年稀に見る不調に陥っているチームに今季28勝目をもたらしたランパールト。「今シーズン初勝利は素晴らしい気持ちがする。ベルギーTT王者のジャージを着て手にする勝利は特別だ。フラストレーションの溜まる春を越え、ポディウムの一番高い所に立つことができて本当に嬉しいよ。シーズン後半戦もこの調子のまま突き進みたい」と、ランパールトは母国での勝利を喜ぶ。
「暑さに加えテクニカルな区間もある簡単とは呼べないステージだった。最後に向かうにつれ苦しくなっていったが、勝ち切ることができて嬉しいよ。ナショナル選手権に向けて弾みがつき、残りのステージも集中して臨みたい」とも。
イヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップ・アルファヴィニル)の勝利に沸く観客 photo:Baloise Belgium Tour
リーダージャージを守ったマッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード) photo:CorVos
翌日の第4ステージは「世界で最も小さな町」と呼ばれるデュルビュイを巡る172.2km。クラシックレースさながらの短く急勾配な登りが登場するため、重量級の選手たちによる活躍が見られるだろうか。

今年で第91回目を迎える、歴史深いステージレースこと「バロワーズ・ベルギーツアー(UCI2.Pro)」。スケルペンフーフェル=ジヘムが舞台の第3ステージは11.8kmの平坦個人タイムトライアルで、山岳ステージのない大会ゆえ総合優勝を争う上で重要な一日となった。
イヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップ・アルファヴィニル)がトップタイムを叩き出すまでホットシートに座っていたのはダーン・ホーレ(オランダ、トレック・セガフレード)。平均時速51.242km/hで駆け抜けたホーレだったが、「暑さに加え簡単なステージではなく、テクニカルな区間もあった」と振り返るランパールトが13分39秒(平均51.868km/h)の暫定トップでフィニッシュした。



これをターゲットタイムに最終出走者としてスタートを切った総合首位のマッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)。母国コペンハーゲンで迎えるツール・ド・フランス開幕戦の個人TTに向け「ポジションを変え、機材も新しくなった中で臨んだ最初のタイムトライアル。(リーダージャージを着用していたため)スキンスーツだけチームのではなかったものの、良いコンビネーションが生まれたと思う」と語るピーダスンは、ランパールトから7秒遅れの平均時速51.429km/hでフィニッシュ。勝利には届かなかったもののリーダージャージ保持に成功した。
近年稀に見る不調に陥っているチームに今季28勝目をもたらしたランパールト。「今シーズン初勝利は素晴らしい気持ちがする。ベルギーTT王者のジャージを着て手にする勝利は特別だ。フラストレーションの溜まる春を越え、ポディウムの一番高い所に立つことができて本当に嬉しいよ。シーズン後半戦もこの調子のまま突き進みたい」と、ランパールトは母国での勝利を喜ぶ。
「暑さに加えテクニカルな区間もある簡単とは呼べないステージだった。最後に向かうにつれ苦しくなっていったが、勝ち切ることができて嬉しいよ。ナショナル選手権に向けて弾みがつき、残りのステージも集中して臨みたい」とも。


翌日の第4ステージは「世界で最も小さな町」と呼ばれるデュルビュイを巡る172.2km。クラシックレースさながらの短く急勾配な登りが登場するため、重量級の選手たちによる活躍が見られるだろうか。
バロワーズ・ベルギーツアー2022第3ステージ結果
1位 | イヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップ・アルファヴィニル) | 0:13:39 |
2位 | マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード) | 0:07 |
3位 | ダーン・ホーレ(オランダ、トレック・セガフレード) | 0:10 |
4位 | オスカル・リースビーク(オランダ、アルペシン・フェニックス) | 0:12 |
5位 | ラッセノーマン・ハンセン(デンマーク、ウノエックス・プロサイクリング チーム) | 0:14 |
個人総合成績
1位 | マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード) | 7:51:43 |
2位 | イヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップ・アルファヴィニル) | 0:10 |
3位 | ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル) | 0:24 |
4位 | オスカル・リースビーク(オランダ、アルペシン・フェニックス) | 0:25 |
5位 | ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス) | 0:28 |
その他の特別賞
ポイント賞 | マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード) |
ヤングライダー賞 | ケヴィン・ヴォークラン(フランス、アルケア・サムシック) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
Amazon.co.jp
ルディプロジェクト(RUDYPROJECT) スポーツサングラス ブルーネイビーマルチレーザーオレンジ SPINSHIELD スピンシールド 自転車 ロードバイク ジョギング ゴルフ SP724047-0000
ルディプロジェクト(RUDYPROJECT)
¥19,563
ルディプロジェクト(RUDYPROJECT) スポーツ サングラス ロード バイク 自転車 マラソン ジョギング 運動 トライアスロン テニス 野球 SPINAIR スピンエア 57 フローズン アッシュ マルチ レーザー
ルディプロジェクト(RUDYPROJECT)
¥36,495
ルディプロジェクト(RUDYPROJECT) スポーツ サングラス ロード バイク 自転車 マラソン ジョギング 運動 トライアスロン テニス 野球 SKYTRAIL スカイトレイル アルミニウム マット フレーム/マル
ルディプロジェクト(RUDYPROJECT)
¥67,782