2022/06/05(日) - 19:34
「ハルヒル」を終え、「富士ヒル」が控えるヒルクライムシーズン真っ只中の5月最後の週末。前回に引き続き、CW取材班は首都圏クライマーの聖地こと檜原都民の森へと突撃取材に伺いました。東京都最長の人気峠を駆け上がったサイクリストたちをピックアップしました。
佐藤依子さん(SNEL) メリダ SCULTURA
「あれ?あの(デローザ)メラクは、前回ご登場頂いた佐藤さん!」とご挨拶させて頂いたら今日は奥様もご一緒ということで、それならばと「あなたの自転車見せてください」ご登場オファーをお声がけ。2回目の都民の森ロケでご夫婦ともに登場いただくということになりました(ゲリラロケなのに出くわし率100%ってすごくないですか?)。
プロチームレプリカカラーのメリダSCULTURAにスラムのRED eTAP、ヴィットリアのELUSION CARBON 42ホイール、Power2MAXのパワーメーターなど、かなりガチめなカスタマイズがされた依子さんの愛車。シクロクロスに本格参戦する中でのトレーニング用として活用しているそうで、「すごく軽くて、試乗した瞬間にこれにしようと思ったんです」とお気に入りだという。ちなみにリアディレイラーのビッグプーリーは旦那さんのバイクから奪ったとのことでした(笑)。
2021年11月の茨城シクロクロスで、当初の目標だったL1(シクロクロスの女子トップカテゴリー)での優勝を叶え、未達だった全日本選手権完走に向けて頑張っているという佐藤さん。「当初はきっと向いてないけどな...と思いながらクラブメンバーに誘われたので始めたんですが、すっかりハマっちゃいました。割と競争するのが好きだったのと、一緒に走る女子クロッサーとお知り合いになれるのも楽しくて」と言う。
もともと旦那さんが自転車乗りで、夫婦で同じ趣味をしたいという思いからスポーツバイクを始め、その楽しみに目覚めたそう。「同じ体験や話題を共有できたり、一緒に練習したり。自転車の価格にも自分が乗ってるからこそ納得できるし。多分私が乗っていなければ絶対に許せてませんからね」と笑う佐藤さん。これからも競技を頑張りつつ、ずっと仲良くご夫婦でスポーツバイクを楽しんでくださいね!
三田村正寛さん(ONSUN)ジャイアント TCR ADVANCED SL DISC
「限定カラーを見かけたら四の五の言わずお声掛け」というモットーに則り、取材オファーさせて頂いた三田村さん。そのバイクは東京五輪があった昨年に発売された、アルカンシエルと七宝文様があしらわれた特別カラーのジャイアント TCR ADVANCED SL DISCだ。
「踏んだだけ進みますね」と驚きを語るのは、それが10年振りに買い替えたバイクということとあって。ディスクブレーキかつハイエンドバイクを探すなかで、三田村さんのお眼鏡にかなったのが国内展開わずか23本のTCRだったのだとか。またホイールは昨年5年振りにアップデートされたジャイアント SLR 1 42 Discで、重量を抑えつつ高い耐久性や耐衝撃性を誇るフックレスリムが特徴の最新モデルだ。
しかしこの10年間のバイクの進歩には戸惑いも多いようで「電動シフトの電池切れ問題や、これから起こるであろうチューブレスパンクが少し不安です…」と、それはそれは楽しそうに語ってくれました(笑)。
今後の目標を伺うと、コロナ禍で遠ざかっていた美ヶ原と乗鞍の2つのヒルクライムだと話す三田村さん。そしてこれまで訪れた道志みちなどを新しいバイクで再び巡りたいのだかとか。お話を聞いているこちらにも、ニューバイクを手にしたワクワク感が伝わってきました!
レドンドさん コルナゴ CONCEPT
「CW毎日読んでます!昨日はカラパスが遅れて残念でしたよね」と、開催中だったジロ・デ・イタリアのレース記事について感想をくれたレドンドさん。その傍らには、都民の森(標高1,024m)には似つかわしくないほどエアロに振り切ったバイクが…取材決定です。
「新城幸也がユーロップカー時代に乗っていたコルナゴを見て以来ずっとコルナゴです」というレドンドさんのバイクは、注文から1年待ったいうコルナゴ初のエアロロードバイク CONCEPTだ。「イタリアンバイクにはカンパでしょ」と言うコンポーネントはCHORUSで、ホイールは「45mmと迷ったのですが、この太っといフレームには60mmが正解でした」とBORA WTO 60が装着されている。
「ここ最近はずっとBORA WTO 45の値動きをチェックしています」と自転車愛が止まらないレドンドさんは、会社でロードバイク部を作り日々普及活動に勤しんでいるのだとか。「でもみんななかなか乗ってくれないんですよね…」と本音も(笑)。また「いまのバイクにはめちゃくちゃ満足していて、ほぼ完成形です」という一切の妥協ないこだわりは足元にまで及び、オレンジの差し色が入ったグレーのDMT KR0はコラボモデル?と思うほど完璧な色合わせだ。
6月12日に控える富士ヒルクライムでブロンズを狙うレドンドさん。もちろん使用するのはCONCEPT(&60mmハイト)だが、「ヒルクライム用の軽量バイクも欲しいんですよね。もちろん絶対リムブレーキで」というレドンドさんに、朗報です。コルナゴの軽量モデルC68の”リムブレーキモデル”が、今秋発売されるそうですよ!是非!
内田真吾さん スペシャライズド VENGE PRO DISC
柵に寄りかかりながら都民の森名物「三頭だんご」を食べる姿があまりにもスマートだったもので、声を掛けずにはいられなかった内田真吾さん。それもそのはず(?)ロードバイクを始める前は15歳からサーフィンをやってたのだとか。その凛とした佇まいに妙な納得感を(勝手に)感じました。
「こんなに苦しいスポーツだとは思いませんでした」と語るロードバイクを始めたのは3年前。そんな内田さんが乗るのは、名フィッター渡辺孝二氏によるフィッティングを受け購入したというスペシャライズドのVENGE PRO DISCだ。
S-WORKSクランクやROMIN EVO MIRRORサドルなど、バイクはほぼスペシャライズド製品で構成されているものの、ホイールは新興ブランドのONEAERをチョイス。一部の界隈で「AERのロゴがスミスに見える」と話題の軽量ホイールを選んだ理由を「富士ヒルのシルバーを目指して軽量化を進めているので」と語る内田さん。
そして取材中、バイクと同じぐらい気になったのが、眩しいほど光り輝いていた真っ白のビンディングシューズ。「今回が2度目のライドです」と語るスペシャライズド S-Works Aresは「少しキツいという周りの評判に反して、包み込んでくれるような履き心地でお気に入りです」と語ってくれました。
text&photo:So.Isobe
text: Sotaro.Arakawa
佐藤依子さん(SNEL) メリダ SCULTURA
「あれ?あの(デローザ)メラクは、前回ご登場頂いた佐藤さん!」とご挨拶させて頂いたら今日は奥様もご一緒ということで、それならばと「あなたの自転車見せてください」ご登場オファーをお声がけ。2回目の都民の森ロケでご夫婦ともに登場いただくということになりました(ゲリラロケなのに出くわし率100%ってすごくないですか?)。
プロチームレプリカカラーのメリダSCULTURAにスラムのRED eTAP、ヴィットリアのELUSION CARBON 42ホイール、Power2MAXのパワーメーターなど、かなりガチめなカスタマイズがされた依子さんの愛車。シクロクロスに本格参戦する中でのトレーニング用として活用しているそうで、「すごく軽くて、試乗した瞬間にこれにしようと思ったんです」とお気に入りだという。ちなみにリアディレイラーのビッグプーリーは旦那さんのバイクから奪ったとのことでした(笑)。
2021年11月の茨城シクロクロスで、当初の目標だったL1(シクロクロスの女子トップカテゴリー)での優勝を叶え、未達だった全日本選手権完走に向けて頑張っているという佐藤さん。「当初はきっと向いてないけどな...と思いながらクラブメンバーに誘われたので始めたんですが、すっかりハマっちゃいました。割と競争するのが好きだったのと、一緒に走る女子クロッサーとお知り合いになれるのも楽しくて」と言う。
もともと旦那さんが自転車乗りで、夫婦で同じ趣味をしたいという思いからスポーツバイクを始め、その楽しみに目覚めたそう。「同じ体験や話題を共有できたり、一緒に練習したり。自転車の価格にも自分が乗ってるからこそ納得できるし。多分私が乗っていなければ絶対に許せてませんからね」と笑う佐藤さん。これからも競技を頑張りつつ、ずっと仲良くご夫婦でスポーツバイクを楽しんでくださいね!
三田村正寛さん(ONSUN)ジャイアント TCR ADVANCED SL DISC
「限定カラーを見かけたら四の五の言わずお声掛け」というモットーに則り、取材オファーさせて頂いた三田村さん。そのバイクは東京五輪があった昨年に発売された、アルカンシエルと七宝文様があしらわれた特別カラーのジャイアント TCR ADVANCED SL DISCだ。
「踏んだだけ進みますね」と驚きを語るのは、それが10年振りに買い替えたバイクということとあって。ディスクブレーキかつハイエンドバイクを探すなかで、三田村さんのお眼鏡にかなったのが国内展開わずか23本のTCRだったのだとか。またホイールは昨年5年振りにアップデートされたジャイアント SLR 1 42 Discで、重量を抑えつつ高い耐久性や耐衝撃性を誇るフックレスリムが特徴の最新モデルだ。
しかしこの10年間のバイクの進歩には戸惑いも多いようで「電動シフトの電池切れ問題や、これから起こるであろうチューブレスパンクが少し不安です…」と、それはそれは楽しそうに語ってくれました(笑)。
今後の目標を伺うと、コロナ禍で遠ざかっていた美ヶ原と乗鞍の2つのヒルクライムだと話す三田村さん。そしてこれまで訪れた道志みちなどを新しいバイクで再び巡りたいのだかとか。お話を聞いているこちらにも、ニューバイクを手にしたワクワク感が伝わってきました!
レドンドさん コルナゴ CONCEPT
「CW毎日読んでます!昨日はカラパスが遅れて残念でしたよね」と、開催中だったジロ・デ・イタリアのレース記事について感想をくれたレドンドさん。その傍らには、都民の森(標高1,024m)には似つかわしくないほどエアロに振り切ったバイクが…取材決定です。
「新城幸也がユーロップカー時代に乗っていたコルナゴを見て以来ずっとコルナゴです」というレドンドさんのバイクは、注文から1年待ったいうコルナゴ初のエアロロードバイク CONCEPTだ。「イタリアンバイクにはカンパでしょ」と言うコンポーネントはCHORUSで、ホイールは「45mmと迷ったのですが、この太っといフレームには60mmが正解でした」とBORA WTO 60が装着されている。
「ここ最近はずっとBORA WTO 45の値動きをチェックしています」と自転車愛が止まらないレドンドさんは、会社でロードバイク部を作り日々普及活動に勤しんでいるのだとか。「でもみんななかなか乗ってくれないんですよね…」と本音も(笑)。また「いまのバイクにはめちゃくちゃ満足していて、ほぼ完成形です」という一切の妥協ないこだわりは足元にまで及び、オレンジの差し色が入ったグレーのDMT KR0はコラボモデル?と思うほど完璧な色合わせだ。
6月12日に控える富士ヒルクライムでブロンズを狙うレドンドさん。もちろん使用するのはCONCEPT(&60mmハイト)だが、「ヒルクライム用の軽量バイクも欲しいんですよね。もちろん絶対リムブレーキで」というレドンドさんに、朗報です。コルナゴの軽量モデルC68の”リムブレーキモデル”が、今秋発売されるそうですよ!是非!
内田真吾さん スペシャライズド VENGE PRO DISC
柵に寄りかかりながら都民の森名物「三頭だんご」を食べる姿があまりにもスマートだったもので、声を掛けずにはいられなかった内田真吾さん。それもそのはず(?)ロードバイクを始める前は15歳からサーフィンをやってたのだとか。その凛とした佇まいに妙な納得感を(勝手に)感じました。
「こんなに苦しいスポーツだとは思いませんでした」と語るロードバイクを始めたのは3年前。そんな内田さんが乗るのは、名フィッター渡辺孝二氏によるフィッティングを受け購入したというスペシャライズドのVENGE PRO DISCだ。
S-WORKSクランクやROMIN EVO MIRRORサドルなど、バイクはほぼスペシャライズド製品で構成されているものの、ホイールは新興ブランドのONEAERをチョイス。一部の界隈で「AERのロゴがスミスに見える」と話題の軽量ホイールを選んだ理由を「富士ヒルのシルバーを目指して軽量化を進めているので」と語る内田さん。
そして取材中、バイクと同じぐらい気になったのが、眩しいほど光り輝いていた真っ白のビンディングシューズ。「今回が2度目のライドです」と語るスペシャライズド S-Works Aresは「少しキツいという周りの評判に反して、包み込んでくれるような履き心地でお気に入りです」と語ってくれました。
text&photo:So.Isobe
text: Sotaro.Arakawa
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