2022/04/10(日) - 18:18
スイスの総合バイクブランド、BMCのオールラウンドバイクが"Teammachine SLR"シリーズだ。エアロ化するオールラウンダーのトレンドを汲みつつ、BMCらしい世界観を提案するSLRシリーズのバリューモデルSLR TWOをインプレッション。
高級時計や光学機器といった精密機械産業を得意とするスイス・グレンヒェンを拠点とするバイクブランド、BMC。工業立国でもあるスイスブランドらしいモノづくりにかける情熱、そしてレースへの比類ない愛。それらが合わさり、ツール制覇や東京オリンピックXCOでの活躍など、世界トップレベルの実績を残してきたレーシングブランドでもある。
そんなBMCのラインアップの中で、コンペティションバイクの中核モデルに位置づけられるのが、"Teammachine SLR"シリーズだ。11年前にSLC01から旗艦の座を受け継いで後、3度にわたるモデルチェンジを経験した息の長いモデルでもある。
SLRシリーズは、その長い歴史の中で輝かしい成績を残してきた。カデル・エヴァンス(オーストラリア)によるマイヨジョーヌ獲得やグレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー)によるリオオリンピックでの金メダル。世界選手権やモニュメントなど、SLRが勝ち取ってきた栄冠は数えきれないほどだ。
最新世代となる第4世代のSLRを開発するにあたり、BMCが用意した設計アプローチが"ACE+"テクノロジーだ。第3世代のSLRシリーズの開発時に用いられた設計手法であるACE(Accelerated Composites Evolution)テクノロジーをベースに、さらなる進化を遂げた技術をもとにモデルチェンジが施された。
剛性と重量、柔軟性という3つの要素をパラメーターとし、膨大な数のコンピューター解析およびモデリングを実行。その中から最適な設計を選び出すというのがACEテクノロジーの手法である。しかし、高速化するレースシーンに対応するためには、オールラウンダーであっても空気抵抗を極限まで抑える必要がある。今回用いられたACE+テクノロジーでは、先述した3つの変数に加え、エアロダイナミクスという指標をプラスすることで、真に最速のフレームデザインを導き出すことを可能とした。
とはいえ、オールラウンダーであることには変わりはなく、基本的なエッセンスは前作から受け継いでいる。ACE+テクノロジーによって大きな変化がもたらされたのはフレームのディテールだ。特にヘッドチューブ周辺やフロントフォークといったフレーム前方部は目立ちづらいが効果的な変更が加えられている。
ヘッドチューブは前作に比べ前後方向へボリュームアップしつつ、カムテールデザインを導入することで、空力性能と安定性、剛性の向上を実現。フロントフォークのブレード形状も、より空力を意識したカムテールデザインに。さらに、ディスクブレーキのストッピングパワーに対応するため、左右のブレ―ドは一目見てわかるほどボリュームの異なる非対称設計とされ、剛性バランスとエアロダイナミクスを高度にバランスさせている。
空気が真っ先にあたるフレームの前部の改良はエアロダイナミクスの向上に非常に大きく寄与するが、ACE+の示した提案はそれだけではない。フロントホイールにかき乱された空気の流れを受けるダウンチューブも重要な役割を果たす部分だ。
今作では同社のエアロロードであるTimemachine ROADで開発したAEROCORE(エアロコア)ボトルケージシステムを採用。ダウンチューブとの隙間を埋めるようなデザインの専用ケージによって、さらなる空気抵抗の低減を実現している。このようにフレームデザインだけでなく、各パーツとのインテグレートデザインによるエアロダイナミクスの向上もSLRの新たなアプローチだ。
また、細やかなディテールにもこだわりが詰まっている。その最も象徴的な部分がステルス・ドロップアウトデザインと名付けられたエンド部分の処理だろう。スルーアクスルのメス側を非貫通式とすることで、より滑らかなルックスと高い固定力を実現。それはつまり、エアロであり高剛性にもつながるということだ。
今回のインプレッションバイクとなるSLR TWOは、プロユースモデルでもあるSLR01とほぼ共通の設計を用いつつ、カーボングレードを落とすことでより多くのライダーにマッチする乗り味とされたセカンドグレード。
ケーブルフル内装システムもあえて採用せず、ダウンチューブから内蔵することで、ハンドル周りのセッティングやメンテナンス性も確保した、高いユーザビリティも魅力のモデルだ。それでは、さっそくインプレッションに移ろう。
−インプレッション
「レースバイクとして完成度の高いセカンドグレード」安藤光平(Bicicletta SHIDO)
一言で表すならば、ザ・レースバイク。高い速度域、具体的にはレースで常用するような30km/h以上でのコーナリングが正確に決まります。ジオメトリーや剛性の設計など様々な要素に起因していますが、ハイエンドのSLR01から性能を受け継いでいると感じました。
パワーを加えた時の俊敏性にも優れていて、加速感がとても気持ち良いです。力を受け止めるボトムブラケットはガチガチに硬すぎるということもなければ、柔軟すぎるということもなく、ちょうど良い塩梅に作られていると思います。
ペダリングに対する反応に関しても、大きなトルクをかけるようなペダリングでも、クルクルと回す高ケイデンスのペダリングでもどちらも気持ち良く反応してくれます。レースバイクとしての素性がよく、平坦も登りも、どんなシチュエーションにも対応できるでしょう。
軽い走行感はトップグレードと遜色ないほどの完成度です。チューブレスレディのカーボンホイールを組み合わせれば、JBCFのJプロツアーでも戦えるポテンシャルを持っているバイクだと思います。オールラウンダーなバイクなのでリムハイトはミドルぐらいが似合いそうですね。
レースバイクとして完成度が高い一方で、路面追従が苦手です。荒れた路面だとバイクは跳ね返されるような感覚がありますし、衝撃がハンドルとシートの両方に伝わってきました。でも逆にその硬さがスピードに繋がっているので、これがロードレーサーとして割り切る場合は問題ないでしょう。快適性を高めたい場合は、まず28Cほどのチューブレスタイヤとリム幅の広いホイールを選びたいです。
フル内装ではない点も、ポジションが決まり切っていない人や、身体の調子で細かく変えたい人にはメリットだと思います。この赤も光の角度によって見た目が変わりますし、細かいですが頭の低いボトルケージのボトルも好きなポイントです。カッコよさも自転車には重要な要素ですからね。
「巡航性に優れるエンデュランスバイク」高木三千成(シクロワイアード編集部)
ひと踏み目から軽快感を感じられるバイクでした。コーナリング、登り、下り、どのシチュエーションを切り取ってもバイクの挙動はスムーズで自然に感じられ、苦手とするものが無いと感じるほどバランスが整えられています。癖がなく、誰が乗っても扱いやすいと思います。
フレームにフォーカスしてみると剛性は高いと言える部類です。上り坂で感じたのはスプリントのような走り方でもパワーを素早くスピードに変換してくれるような性能で、平地では踏み込んでから一瞬だけパワーを溜めてから加速していく感覚を受けました。
その中でも登りでの感触は抜群に良かったです。車体の軽さ、ハンドルの切れ方のスムーズさ、重心のバランスが整えられているおかげでリズミカルに車体を左右に振ることができました。リニアにスピードが乗っていく加速性能と相まってヒルクライムに向いていると思います。
対して平坦で受けたフィーリングに関しては、ホイールを完成車パッケージからカーボンホイールに替えると印象が変わると思っています。車体がニュートラルな走行感なので、ホイール次第でエアロや軽量性どちらにもキャラクターづけられるのも特徴でしょう。カスタム次第でユーザーを色を出せると思いますね。
衝撃吸収性もフレーム剛性が高いのでどうかなと思っていましたが、実際は乗り心地が良いと言えるほど性能に優れています。荒れたアスファルトの路面をわざと走っても、失速しすぎず、快適に乗り越えることができました。ハンドルの安定感もあり、平坦で巡航するときに不安定になる心配など気を使う必要がないバイクですね。
ハンドリングに関しては、S字コーナーで素早い切り返しが必要な状況でも意のままに操れました。レースのように攻めることもできますし、大きなアールを描くようなコーナリングもスムーズにできたので、いい印象を抱きました。
このバイクはロードバイクの2〜3台目を検討している中級者や、ロードレースに出場したい方にフィットするでしょう。セカンドグレードながら非常に優れたバイクなので、さまざまなサイクリストにオススメしたいと思います。
BMC Teammachine SLR TWO
フレーム:Teammachine SLR Carbon with Aerocore Design
フォーク:Teammachine SLR 01 Carbon
メインコンポーネント:SRAM FORCE eTap AXS
ハンドル:BMC RAB 02, Ergo Top Shape, Compact Bend
ステム:BMC RSM01
シートポスト:Teammachine SLR Carbon D-Shape Seatpost
サドル:Fizik Antares R7
ホイール:DT Swiss P1800 Disc, 32mm
タイヤ:Vittoria Rubino, 25 mm
サイズ:47、51、54
価格:770,000円(税込)
インプレッションライダーのプロフィール
安藤光平(Bicicletta SHIDO)
東京都狛江市に店舗を構えるBicicletta SHIDOの店長。強豪クラブチームを渡り歩き、Jプロツアーに10年間参戦した実力派ライダー。2012年には2days race in 木祖村でスプリント賞を獲得。店主としてのコンセプトは「店長と遊んでくれる仲間募集中」で、ロード、グラベル、シクロクロスを共に楽しみたいという。
Bicicletta SHIDO
高木三千成(シクロワイアード編集部)
JCLに参戦するさいたまディレーブに所属しながら、シクロワイアード編集部に勤める。学連で活躍したのち、那須ブラーゼンに加入しJプロツアーに参戦。東京ヴェントスを経て、さいたまディレーブへと移籍。シクロクロスではC1を走り、2021年の全日本選手権では10位を獲得した。
text:Gakuto Fujiwara, Michinari Takagi, Sotaro Arakawa
photo:Makoto AYANO
高級時計や光学機器といった精密機械産業を得意とするスイス・グレンヒェンを拠点とするバイクブランド、BMC。工業立国でもあるスイスブランドらしいモノづくりにかける情熱、そしてレースへの比類ない愛。それらが合わさり、ツール制覇や東京オリンピックXCOでの活躍など、世界トップレベルの実績を残してきたレーシングブランドでもある。
そんなBMCのラインアップの中で、コンペティションバイクの中核モデルに位置づけられるのが、"Teammachine SLR"シリーズだ。11年前にSLC01から旗艦の座を受け継いで後、3度にわたるモデルチェンジを経験した息の長いモデルでもある。
SLRシリーズは、その長い歴史の中で輝かしい成績を残してきた。カデル・エヴァンス(オーストラリア)によるマイヨジョーヌ獲得やグレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー)によるリオオリンピックでの金メダル。世界選手権やモニュメントなど、SLRが勝ち取ってきた栄冠は数えきれないほどだ。
最新世代となる第4世代のSLRを開発するにあたり、BMCが用意した設計アプローチが"ACE+"テクノロジーだ。第3世代のSLRシリーズの開発時に用いられた設計手法であるACE(Accelerated Composites Evolution)テクノロジーをベースに、さらなる進化を遂げた技術をもとにモデルチェンジが施された。
剛性と重量、柔軟性という3つの要素をパラメーターとし、膨大な数のコンピューター解析およびモデリングを実行。その中から最適な設計を選び出すというのがACEテクノロジーの手法である。しかし、高速化するレースシーンに対応するためには、オールラウンダーであっても空気抵抗を極限まで抑える必要がある。今回用いられたACE+テクノロジーでは、先述した3つの変数に加え、エアロダイナミクスという指標をプラスすることで、真に最速のフレームデザインを導き出すことを可能とした。
とはいえ、オールラウンダーであることには変わりはなく、基本的なエッセンスは前作から受け継いでいる。ACE+テクノロジーによって大きな変化がもたらされたのはフレームのディテールだ。特にヘッドチューブ周辺やフロントフォークといったフレーム前方部は目立ちづらいが効果的な変更が加えられている。
ヘッドチューブは前作に比べ前後方向へボリュームアップしつつ、カムテールデザインを導入することで、空力性能と安定性、剛性の向上を実現。フロントフォークのブレード形状も、より空力を意識したカムテールデザインに。さらに、ディスクブレーキのストッピングパワーに対応するため、左右のブレ―ドは一目見てわかるほどボリュームの異なる非対称設計とされ、剛性バランスとエアロダイナミクスを高度にバランスさせている。
空気が真っ先にあたるフレームの前部の改良はエアロダイナミクスの向上に非常に大きく寄与するが、ACE+の示した提案はそれだけではない。フロントホイールにかき乱された空気の流れを受けるダウンチューブも重要な役割を果たす部分だ。
今作では同社のエアロロードであるTimemachine ROADで開発したAEROCORE(エアロコア)ボトルケージシステムを採用。ダウンチューブとの隙間を埋めるようなデザインの専用ケージによって、さらなる空気抵抗の低減を実現している。このようにフレームデザインだけでなく、各パーツとのインテグレートデザインによるエアロダイナミクスの向上もSLRの新たなアプローチだ。
また、細やかなディテールにもこだわりが詰まっている。その最も象徴的な部分がステルス・ドロップアウトデザインと名付けられたエンド部分の処理だろう。スルーアクスルのメス側を非貫通式とすることで、より滑らかなルックスと高い固定力を実現。それはつまり、エアロであり高剛性にもつながるということだ。
今回のインプレッションバイクとなるSLR TWOは、プロユースモデルでもあるSLR01とほぼ共通の設計を用いつつ、カーボングレードを落とすことでより多くのライダーにマッチする乗り味とされたセカンドグレード。
ケーブルフル内装システムもあえて採用せず、ダウンチューブから内蔵することで、ハンドル周りのセッティングやメンテナンス性も確保した、高いユーザビリティも魅力のモデルだ。それでは、さっそくインプレッションに移ろう。
−インプレッション
「レースバイクとして完成度の高いセカンドグレード」安藤光平(Bicicletta SHIDO)
一言で表すならば、ザ・レースバイク。高い速度域、具体的にはレースで常用するような30km/h以上でのコーナリングが正確に決まります。ジオメトリーや剛性の設計など様々な要素に起因していますが、ハイエンドのSLR01から性能を受け継いでいると感じました。
パワーを加えた時の俊敏性にも優れていて、加速感がとても気持ち良いです。力を受け止めるボトムブラケットはガチガチに硬すぎるということもなければ、柔軟すぎるということもなく、ちょうど良い塩梅に作られていると思います。
ペダリングに対する反応に関しても、大きなトルクをかけるようなペダリングでも、クルクルと回す高ケイデンスのペダリングでもどちらも気持ち良く反応してくれます。レースバイクとしての素性がよく、平坦も登りも、どんなシチュエーションにも対応できるでしょう。
軽い走行感はトップグレードと遜色ないほどの完成度です。チューブレスレディのカーボンホイールを組み合わせれば、JBCFのJプロツアーでも戦えるポテンシャルを持っているバイクだと思います。オールラウンダーなバイクなのでリムハイトはミドルぐらいが似合いそうですね。
レースバイクとして完成度が高い一方で、路面追従が苦手です。荒れた路面だとバイクは跳ね返されるような感覚がありますし、衝撃がハンドルとシートの両方に伝わってきました。でも逆にその硬さがスピードに繋がっているので、これがロードレーサーとして割り切る場合は問題ないでしょう。快適性を高めたい場合は、まず28Cほどのチューブレスタイヤとリム幅の広いホイールを選びたいです。
フル内装ではない点も、ポジションが決まり切っていない人や、身体の調子で細かく変えたい人にはメリットだと思います。この赤も光の角度によって見た目が変わりますし、細かいですが頭の低いボトルケージのボトルも好きなポイントです。カッコよさも自転車には重要な要素ですからね。
「巡航性に優れるエンデュランスバイク」高木三千成(シクロワイアード編集部)
ひと踏み目から軽快感を感じられるバイクでした。コーナリング、登り、下り、どのシチュエーションを切り取ってもバイクの挙動はスムーズで自然に感じられ、苦手とするものが無いと感じるほどバランスが整えられています。癖がなく、誰が乗っても扱いやすいと思います。
フレームにフォーカスしてみると剛性は高いと言える部類です。上り坂で感じたのはスプリントのような走り方でもパワーを素早くスピードに変換してくれるような性能で、平地では踏み込んでから一瞬だけパワーを溜めてから加速していく感覚を受けました。
その中でも登りでの感触は抜群に良かったです。車体の軽さ、ハンドルの切れ方のスムーズさ、重心のバランスが整えられているおかげでリズミカルに車体を左右に振ることができました。リニアにスピードが乗っていく加速性能と相まってヒルクライムに向いていると思います。
対して平坦で受けたフィーリングに関しては、ホイールを完成車パッケージからカーボンホイールに替えると印象が変わると思っています。車体がニュートラルな走行感なので、ホイール次第でエアロや軽量性どちらにもキャラクターづけられるのも特徴でしょう。カスタム次第でユーザーを色を出せると思いますね。
衝撃吸収性もフレーム剛性が高いのでどうかなと思っていましたが、実際は乗り心地が良いと言えるほど性能に優れています。荒れたアスファルトの路面をわざと走っても、失速しすぎず、快適に乗り越えることができました。ハンドルの安定感もあり、平坦で巡航するときに不安定になる心配など気を使う必要がないバイクですね。
ハンドリングに関しては、S字コーナーで素早い切り返しが必要な状況でも意のままに操れました。レースのように攻めることもできますし、大きなアールを描くようなコーナリングもスムーズにできたので、いい印象を抱きました。
このバイクはロードバイクの2〜3台目を検討している中級者や、ロードレースに出場したい方にフィットするでしょう。セカンドグレードながら非常に優れたバイクなので、さまざまなサイクリストにオススメしたいと思います。
BMC Teammachine SLR TWO
フレーム:Teammachine SLR Carbon with Aerocore Design
フォーク:Teammachine SLR 01 Carbon
メインコンポーネント:SRAM FORCE eTap AXS
ハンドル:BMC RAB 02, Ergo Top Shape, Compact Bend
ステム:BMC RSM01
シートポスト:Teammachine SLR Carbon D-Shape Seatpost
サドル:Fizik Antares R7
ホイール:DT Swiss P1800 Disc, 32mm
タイヤ:Vittoria Rubino, 25 mm
サイズ:47、51、54
価格:770,000円(税込)
インプレッションライダーのプロフィール
安藤光平(Bicicletta SHIDO)
東京都狛江市に店舗を構えるBicicletta SHIDOの店長。強豪クラブチームを渡り歩き、Jプロツアーに10年間参戦した実力派ライダー。2012年には2days race in 木祖村でスプリント賞を獲得。店主としてのコンセプトは「店長と遊んでくれる仲間募集中」で、ロード、グラベル、シクロクロスを共に楽しみたいという。
Bicicletta SHIDO
高木三千成(シクロワイアード編集部)
JCLに参戦するさいたまディレーブに所属しながら、シクロワイアード編集部に勤める。学連で活躍したのち、那須ブラーゼンに加入しJプロツアーに参戦。東京ヴェントスを経て、さいたまディレーブへと移籍。シクロクロスではC1を走り、2021年の全日本選手権では10位を獲得した。
text:Gakuto Fujiwara, Michinari Takagi, Sotaro Arakawa
photo:Makoto AYANO
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