2022/02/17(木) - 19:20
日本サイクルスポーツセンターにて、五輪のレガシーとなる「SHIZUOKA CYCLE フェスタ in CSC」が3月1日(火)から6日(日)にかけて開催される。コースを利用した練習プログラムやオリンピアンによる実技指導が行われる「トレーニングウィーク」や、コースウォーク、ウィーラースクールなど様々なプログラムが用意されている。
東京オリンピックのXCO競技が行われた伊豆・修善寺の日本サイクルスポーツセンター。3月18日の再オープンを前に、一足早く五輪コースを体験できるレガシーイベントが開催される運びとなった。
3月1日から6日の約1週間に及ぶ「SHIZUOKA CYCLE フェスタ in CSC」(静岡サイクルフェスタ)は、大きく分けると2つのプログラムから成り立っている。1つが、1~4日と6日にXCアスリートに向けて開催される「トレーニングウィーク」。もう一つが5日に開催される一般客向けの体験型イベントだ。
世界水準のコースでスキルアップを目指す「トレーニングウィーク」
過酷なワールドカップコースを戦い抜いてきたライダーをして難コースといわしめたのが東京五輪のXCコースだ。難化する世界のXCレースにおいてはフィジカルだけでなく、ライディングスキルの占める割合も非常に大きくなってきている中、国内のXCレーサーにとって五輪コースは世界水準のXCコースに求められるスキルレベルを体験し、磨くことができるまたとないロケーション。
このように、国内競技者のレベルアップのための「レガシー」として活用が期待されてきた伊豆MTBコースの最初の活用例となるのが今回の「トレーニングウィーク」だ。3月1日~4日にかけては「MTB競技者向け練習プログラム」として、競技経験のある中級者向けの中級プログラムと、上位カテゴリー登録者向けの上級プログラムが用意される。
インストラクターとして井出川直樹(Bicycle Academy/TEAM A&F)と清水一輝(Bicycle Academy/TEAM A&F)という日本を代表するトップダウンヒル選手が登場。以前であればダウンヒルコースといわれてもおかしくはないレベルの下りセクションを有するオリンピックコースを攻略するためにはまたとない人選だろう。
中級プログラムの対象者はMTBレースの経験があり、シングルトラックを安全に走行できる技術を有する人とされている。一方、上級プログラムの対象となるのは、アドバンスクラス以上に相当するカテゴリーでJCF公認MTBレース参加経験があり、XCレースでの技術向上を図る選手。
1~4日の各日程において、午前と午後、中級と上級プログラムに分かれて開催され、各回の定員は最大10名となり、先着順での申し込みとなるとのことだ。申し込みはこちらの申込受付ページより。
そして6日にはオリンピアンによる実技指導も行われる。こちらはJCFのライセンスを所持するXC競技者を対象としており、全日本選手権や国際レースを目指す選手に向けて開催されるため、ハイレベルなインストラクションが行われる予定だ。
講師として登場するのは男子XCOに出場した山本幸平、女子XCOに出場した今井美穂、そしてアトランタ五輪に出場した小林可奈子の3名だ。この3人のオリンピアンに加え、DHセクションでは井出川直樹と九島勇気がインストラクターを務める。XCとDHのトップライダーらが、ロックセクションを含む各セクションでの最速ラインやセカンドラインの攻略法を指導してくれるという貴重な機会となっている。こちらは午前と午後、各回最大10名までとなっており、申し込み多数の場合は選考が行われるという。申し込みはこちらの申込受付ページより。
詳細はこちらの静岡県オリパラ情報ページにて。より強くなりたいXCレーサーにとっては見逃せないチャンスだろう。
3月5日には一般向けイベントも開催 オリンピアンの解説付きコースウォークも!
競技者にフォーカスしたトレーニングウィークに対し、MTBになじみのない人でも楽しめるような一般向けイベントも用意されている。5日(土)では、3人のオリンピアンをゲストとしたコースウォークをはじめ、トップライダーらのデモ走行も実施。コースウォークは午前と午後の2回、各40名が定員となっており、現在事前予約をこちらのフォームから受付中だ。
また、初心者でも安全に走れるエリアを一般向けに開放するほか、「伊豆半島」エリアでは用意された試乗車でオフロード試走も可能に。さらに、子供向けのパンプトラックや日本イチ楽しい自転車教室とも言われる「ウィーラースクール」も登場。午後1時からの回にはJCLで活躍するレバンテフジ静岡の選手らも参加してくれるとのことだ。ウィーラースクールは要事前予約となっており、申し込みはこちらのフォームより行うことが出来る。
他にもパラサイクリングの体験や、東京2020大会で実際に使用した表彰台や聖火リレートーチの展示も。実際に表彰台に登り、ヨランダ・ネフやトム・ピドコックの見ただろう景色に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
SHIZUOKA CYCLE フェスタ in CSC (静岡サイクルフェスタ)
開催日:3月1日~6日
開催場所:静岡県伊豆市大野1826 日本サイクルスポーツセンター
内容:1(火)~4日(金) トレーニングウィーク(中級&上級)
5日(土)一般向けイベント(コースウォーク、ウィーラースクールなど)
6日(日)トレーニングウィーク(オリンピアンによる実技指導)
参加費:無料
東京オリンピックのXCO競技が行われた伊豆・修善寺の日本サイクルスポーツセンター。3月18日の再オープンを前に、一足早く五輪コースを体験できるレガシーイベントが開催される運びとなった。
3月1日から6日の約1週間に及ぶ「SHIZUOKA CYCLE フェスタ in CSC」(静岡サイクルフェスタ)は、大きく分けると2つのプログラムから成り立っている。1つが、1~4日と6日にXCアスリートに向けて開催される「トレーニングウィーク」。もう一つが5日に開催される一般客向けの体験型イベントだ。
世界水準のコースでスキルアップを目指す「トレーニングウィーク」
過酷なワールドカップコースを戦い抜いてきたライダーをして難コースといわしめたのが東京五輪のXCコースだ。難化する世界のXCレースにおいてはフィジカルだけでなく、ライディングスキルの占める割合も非常に大きくなってきている中、国内のXCレーサーにとって五輪コースは世界水準のXCコースに求められるスキルレベルを体験し、磨くことができるまたとないロケーション。
このように、国内競技者のレベルアップのための「レガシー」として活用が期待されてきた伊豆MTBコースの最初の活用例となるのが今回の「トレーニングウィーク」だ。3月1日~4日にかけては「MTB競技者向け練習プログラム」として、競技経験のある中級者向けの中級プログラムと、上位カテゴリー登録者向けの上級プログラムが用意される。
インストラクターとして井出川直樹(Bicycle Academy/TEAM A&F)と清水一輝(Bicycle Academy/TEAM A&F)という日本を代表するトップダウンヒル選手が登場。以前であればダウンヒルコースといわれてもおかしくはないレベルの下りセクションを有するオリンピックコースを攻略するためにはまたとない人選だろう。
中級プログラムの対象者はMTBレースの経験があり、シングルトラックを安全に走行できる技術を有する人とされている。一方、上級プログラムの対象となるのは、アドバンスクラス以上に相当するカテゴリーでJCF公認MTBレース参加経験があり、XCレースでの技術向上を図る選手。
1~4日の各日程において、午前と午後、中級と上級プログラムに分かれて開催され、各回の定員は最大10名となり、先着順での申し込みとなるとのことだ。申し込みはこちらの申込受付ページより。
そして6日にはオリンピアンによる実技指導も行われる。こちらはJCFのライセンスを所持するXC競技者を対象としており、全日本選手権や国際レースを目指す選手に向けて開催されるため、ハイレベルなインストラクションが行われる予定だ。
講師として登場するのは男子XCOに出場した山本幸平、女子XCOに出場した今井美穂、そしてアトランタ五輪に出場した小林可奈子の3名だ。この3人のオリンピアンに加え、DHセクションでは井出川直樹と九島勇気がインストラクターを務める。XCとDHのトップライダーらが、ロックセクションを含む各セクションでの最速ラインやセカンドラインの攻略法を指導してくれるという貴重な機会となっている。こちらは午前と午後、各回最大10名までとなっており、申し込み多数の場合は選考が行われるという。申し込みはこちらの申込受付ページより。
詳細はこちらの静岡県オリパラ情報ページにて。より強くなりたいXCレーサーにとっては見逃せないチャンスだろう。
3月5日には一般向けイベントも開催 オリンピアンの解説付きコースウォークも!
競技者にフォーカスしたトレーニングウィークに対し、MTBになじみのない人でも楽しめるような一般向けイベントも用意されている。5日(土)では、3人のオリンピアンをゲストとしたコースウォークをはじめ、トップライダーらのデモ走行も実施。コースウォークは午前と午後の2回、各40名が定員となっており、現在事前予約をこちらのフォームから受付中だ。
また、初心者でも安全に走れるエリアを一般向けに開放するほか、「伊豆半島」エリアでは用意された試乗車でオフロード試走も可能に。さらに、子供向けのパンプトラックや日本イチ楽しい自転車教室とも言われる「ウィーラースクール」も登場。午後1時からの回にはJCLで活躍するレバンテフジ静岡の選手らも参加してくれるとのことだ。ウィーラースクールは要事前予約となっており、申し込みはこちらのフォームより行うことが出来る。
他にもパラサイクリングの体験や、東京2020大会で実際に使用した表彰台や聖火リレートーチの展示も。実際に表彰台に登り、ヨランダ・ネフやトム・ピドコックの見ただろう景色に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
SHIZUOKA CYCLE フェスタ in CSC (静岡サイクルフェスタ)
開催日:3月1日~6日
開催場所:静岡県伊豆市大野1826 日本サイクルスポーツセンター
内容:1(火)~4日(金) トレーニングウィーク(中級&上級)
5日(土)一般向けイベント(コースウォーク、ウィーラースクールなど)
6日(日)トレーニングウィーク(オリンピアンによる実技指導)
参加費:無料
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