2022/02/10(木) - 12:06
バロワーズ・トレック・ライオンズの走りを支えるのがトレックのCXレーサー、Booneだ。昨年秋にフルモデルチェンジしたばかりのブランニューモデルにフォーカスを当てる。
ヨーロッパシクロクロス界の一大勢力がバロワーズ・トレック・ライオンズだ。代表を務めるスヴェン・ネイス(ベルギー)は初代Booneの開発に携わるなどトレックと深い関係を築いており、その繋がりもあって現在トレックはチームの共同スポンサーを務めている。
トレックは今年初めに新型Booneをリリースしており、男子チームのエースを担うトーン・アールツ(ベルギー)は当然それを駆る一人。フロントIsoSpeedを取りやめ、Emonda譲りのエアロチュービングやブレーキホース類のインターナル化を果たしたフレームには、チームカラーの黒、赤、青のペイントが施されている。
コンポーネントは2020年からの継続でスラム。アールツはRED eTap AXSをフロントシングルギアで運用している。選手供給用オンリーのロゴが目立つクランクに組み合わせるチェーンリングは44Tで、カセットは10-33T。スラムはペダルを製造していないため(それを補うべくタイムのペダル部門を買収済み)、ペダルはシマノ。XTグレードのD-M8100がセットされていた。
チームは車体と合わせて長らくボントレガーのホイールやハンドル周り、サドルを使用しており、ホイールはEmondaと同時にローンチされたAeolus RSL37を幅広いコンディション下のレースで使用中だ。アールツは長年デュガスのタイヤを愛用中で、世界選手権ではハッチンソンの11ストームコンパウンドを使用していることを示すロゴ付きタイフーン(33mm)を使用していた。
text:So Isobe
photo:Nobuhiko Tanabe
ヨーロッパシクロクロス界の一大勢力がバロワーズ・トレック・ライオンズだ。代表を務めるスヴェン・ネイス(ベルギー)は初代Booneの開発に携わるなどトレックと深い関係を築いており、その繋がりもあって現在トレックはチームの共同スポンサーを務めている。
トレックは今年初めに新型Booneをリリースしており、男子チームのエースを担うトーン・アールツ(ベルギー)は当然それを駆る一人。フロントIsoSpeedを取りやめ、Emonda譲りのエアロチュービングやブレーキホース類のインターナル化を果たしたフレームには、チームカラーの黒、赤、青のペイントが施されている。
コンポーネントは2020年からの継続でスラム。アールツはRED eTap AXSをフロントシングルギアで運用している。選手供給用オンリーのロゴが目立つクランクに組み合わせるチェーンリングは44Tで、カセットは10-33T。スラムはペダルを製造していないため(それを補うべくタイムのペダル部門を買収済み)、ペダルはシマノ。XTグレードのD-M8100がセットされていた。
チームは車体と合わせて長らくボントレガーのホイールやハンドル周り、サドルを使用しており、ホイールはEmondaと同時にローンチされたAeolus RSL37を幅広いコンディション下のレースで使用中だ。アールツは長年デュガスのタイヤを愛用中で、世界選手権ではハッチンソンの11ストームコンパウンドを使用していることを示すロゴ付きタイフーン(33mm)を使用していた。
text:So Isobe
photo:Nobuhiko Tanabe
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