欧州各国でシクロクロスナショナル選手権が開催された。ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)やラース・ファンデルハール(バロワーズ・トレック・ライオンズ)らがそれぞれ母国の新チャンピオンに輝いた。
ベルギー:海沿いのコースで独走するワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ) photo:CorVos
CXシーズン最終レースで勝利したワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ) photo:CorVos
ベルギー女子:サンヌ・カント(IKOクレラン)が13連覇達成 photo:CorVos
1月第2週の日曜日は欧州シクロクロスナショナル選手権開催日。昨年は新型コロナウイルスによってオランダやイギリス、ドイツ、アイルランド、ルクセンブルクなどが開催中止に追い込まれたものの、今年は無観客開催にするなどして開催にこぎ付けた。
ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)のシクロクロス今季最終レースとして注目を集めたベルギー選手権男子エリートレースでは、そのファンアールトが格の違いを見せつけるように序盤からライバルを振り落とし、そのまま勝利。連覇でチャンピオンジャージを守り、今季CXシーズンに有終の美を飾った。また、前日土曜日に開催されたベルギー選手権女子エリートではサンヌ・カント(IKOクレラン)が圧巻の13連覇を決めた。
オランダ:ラース・ファンデルハール(バロワーズ・トレック・ライオンズ)が8年ぶりの勝利 photo:CorVos
オランダ女子:ルシンダ・ブラント(バロワーズ・トレック・ライオンズ)は序盤にレースを率いるも、今季初めて力負け photo:CorVos
オランダ女子:世界女王をマリアンヌ・フォス(ユンボ・ヴィズマ)が倒す photo:CorVos
オランダ女子:2位ブラント、1位フォス、3位アルバラード photo:CorVos
マチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)の不出場により”オープンな”戦いになったオランダ選手権男子エリートでは、コルネ・ファンケッセル(トルマンス・サーカスCXチーム)を退けたラース・ファンデルハール(バロワーズ・トレック・ライオンズ)が2014年以来8年ぶりとなる戴冠を果たした。
選手層の分厚さゆえ、ミニ世界選手権と形容できるオランダの女子エリートでは絶好調ルシンダ・ブラント(バロワーズ・トレック・ライオンズ)が今季初めて力負け。元世界女王マリアンヌ・フォス(ユンボ・ヴィズマ)が2017年以来となるCXのナショナルチャンピオンに輝いた。
スペイン:フェリペ・オルツ(ブルゴスBH)が連覇達成 photo:RFEC
イギリス:若手同士の一騎打ちでトーマス・メイン(トルマンス・サーカスCXチーム)が勝利 photo:British Cycling
スペインでは日本でもおなじみのフェリペ・オルツ(ブルゴスBH)が連覇を果たし、若手の台頭著しいイギリスではトーマス・メイン(トルマンス・サーカスCXチーム)がキャメロン・メイソン(トリニティレーシング)との激しい一騎打ちを制して勝利した。また、ハンガリーではカータ・ヴァス(SDワークス)、ルクセンブルクではクリスティーヌ・マジュラス(SDワークス)が、ドイツではマルセル・マイセン(アルペシン・フェニックス)らが再びナショナルチャンピオンに輝いている。



1月第2週の日曜日は欧州シクロクロスナショナル選手権開催日。昨年は新型コロナウイルスによってオランダやイギリス、ドイツ、アイルランド、ルクセンブルクなどが開催中止に追い込まれたものの、今年は無観客開催にするなどして開催にこぎ付けた。
ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)のシクロクロス今季最終レースとして注目を集めたベルギー選手権男子エリートレースでは、そのファンアールトが格の違いを見せつけるように序盤からライバルを振り落とし、そのまま勝利。連覇でチャンピオンジャージを守り、今季CXシーズンに有終の美を飾った。また、前日土曜日に開催されたベルギー選手権女子エリートではサンヌ・カント(IKOクレラン)が圧巻の13連覇を決めた。




マチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)の不出場により”オープンな”戦いになったオランダ選手権男子エリートでは、コルネ・ファンケッセル(トルマンス・サーカスCXチーム)を退けたラース・ファンデルハール(バロワーズ・トレック・ライオンズ)が2014年以来8年ぶりとなる戴冠を果たした。
選手層の分厚さゆえ、ミニ世界選手権と形容できるオランダの女子エリートでは絶好調ルシンダ・ブラント(バロワーズ・トレック・ライオンズ)が今季初めて力負け。元世界女王マリアンヌ・フォス(ユンボ・ヴィズマ)が2017年以来となるCXのナショナルチャンピオンに輝いた。


スペインでは日本でもおなじみのフェリペ・オルツ(ブルゴスBH)が連覇を果たし、若手の台頭著しいイギリスではトーマス・メイン(トルマンス・サーカスCXチーム)がキャメロン・メイソン(トリニティレーシング)との激しい一騎打ちを制して勝利した。また、ハンガリーではカータ・ヴァス(SDワークス)、ルクセンブルクではクリスティーヌ・マジュラス(SDワークス)が、ドイツではマルセル・マイセン(アルペシン・フェニックス)らが再びナショナルチャンピオンに輝いている。
ベルギー選手権 男子エリート
1位 | ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ) | 58:11 |
2位 | ローレンス・スウェーク(パウェルスサウゼン・ビンゴール) | +1:16 |
3位 | クィンティン・ヘルマンス(トルマンス・サーカスCXチーム) | +1:27 |
ベルギー選手権 女子エリート
1位 | サンヌ・カント(IKOクレラン) | 50:59 |
2位 | マリオン・ノーブルリブロール(スターカジノCXチーム) | +1:08 |
3位 | ラウラ・フェルドンショット | +1:40 |
オランダ選手権 男子エリート
1位 | ラース・ファンデルハール(バロワーズ・トレック・ライオンズ) | 1:02:05 |
2位 | コルネ・ファンケッセル(トルマンス・サーカスCXチーム) | +0;51 |
3位 | メース・ヘンドリクス(IKOクレラン) | +0:58 |
オランダ選手権女子エリート
1位 | マリアンヌ・フォス(ユンボ・ヴィズマ) | 51:15 |
2位 | ルシンダ・ブラント(バロワーズ・トレック・ライオンズ) | +0:19 |
3位 | セイリン・アルバラード(アルペシン・フェニックス) | +0:32 |
その他ナショナル選手権結果
フランス男子 | ジョシュア・ドゥバウ |
フランス女子 | リヌ・ブルキエ(A.S.バイククロスチーム) |
イギリス男子 | トーマス・メイン(トルマンス・サーカスCXチーム) |
イギリス女子 | ハリエット・ハーンデン(トレック・ファクトリーレーシング) |
スイス男子 | ケヴィン・クーン(トルマンス・サーカスCXチーム) |
スイス女子 | アレッサンドラ・ケラー |
ドイツ男子 | マルセル・マイセン(アルペシン・フェニックス) |
ドイツ女子 | エリザベス・ブランダウ |
スペイン男子 | フェリペ・オルツ(ブルゴスBH) |
スペイン女子 | ルシア・ゴンザレス |
ハンガリー女子 | カータ・ヴァス(SDワークス) |
チェコ男子 | ミハエル・ボロシュ |
デンマーク男子 | シモン・アンドレアッセン(キャノンデールファクトリーチーム) |
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