2021/11/03(水) - 16:00
昨シーズンの最終戦で東北シクロクロス10周年の50回メモリアル大会が開催された、宮城県亘理町の鳥の海公園で2021シーズン開幕戦が開催された。C1の加藤健吾(臼杵レーシング)、CL1の須藤むつみ(Ready Go JAPAN)と共に2020シーズンの東北シクロクロスシリーズチャンプが勝利した。
今回で3回目の開催となった亘理町は、宮城県南の太平洋に面する場所で宮城を代表する秋の味覚「はらこ飯」発祥の地。もちろん飲食ブースでははらこ飯が用意される他、メイン会場のわたり温泉鳥の海は宿泊施設や日帰り温泉もあり、遠征を満喫できる環境だ。
コースは海に面する堤防の土手をふんだんに使い、キャンバーのアップダウンを何度も繰り返すテクニカルセクションや堤防上のストレートのハイスピードセクション、草地や砂地、泥地、長い階段セクションを組み合わせた1周2.8Kmのコース。
このコースは役場公認で、普段からレースコースを走ることができるため、シーズンが始まると週末には地元や隣県のライダーも多数練習に訪れるスポットにもなっている。
C1は2020シーズンの東北シクロクロスシリーズチャンプの加藤健悟を始めとする臼杵レーシングの面々や、先の茨城シクロクロスでC1に返り咲いた後藤啓(スゴイカッコイイシクロクロスチーム東北)など東北・関東のライダー12名でのスタートとなった。
スタートから加藤健悟が抜け出し、後藤啓や久保田冬吾(K’s OFFROAD TEAM with BOMA)らが追う展開。加藤は何度かチェーントラブルに見舞われるも、周回を重ねるごとに後続との差を開き独走状態に持ち込み、ただ一人シケインもバニーホップでクリアし、昨シーズンに続きわたりラウンドを連覇した。
4周回目に加藤、久保田を捉えたベテランライダーの千田尚孝(自転車村R)がそのままリードを保ち2位でフィニッシュ。最終周回で久保田とのデットヒートを制した後藤が3位となった。
CL1は東北シリーズ5連覇中の須藤むつみと竹村舞葉(SHIDO-WORKS)の2名にCL2との混走でスタート。前日の公式練習から入念に下見を行っていた須藤が1周目からトップの座を譲らず貫禄の勝利。
他のカテゴリーでは、CM1は昨年の全日本マスターズチャンプの生田目修(イナーメ信濃山形&大幸ハーネス)が混走レースで30秒前にスタートしたC2の2位以下の選手を全て抜きさり堂々の勝利。
C2は怪我の影響もあり昨シーズンを棒に振ってC2に降格した色川岳宏(PAXPROJECT)が勝利し、C1へ返り咲きを果たした。
C3は2019年のシクロクロス世界選手権に出場し、シクロクロスレースは世界選手権振りという柳澤創(Team CHAINRING)が2位に50秒もの差を付けて勝利となった。
また、レースと同時に亘理町在住の小学生を対象とした亘理町長杯シクロクロス小学生大会も開催。これは普段乗っている自転車でレースコースとは別のコースでシクロクロスの入門レースの位置付けで、この先AJOCCのCKのレースへ繋がる取り組みだ。家族総出で応援に駆けつけ運動会の様な雰囲気で初めての自転車レースを楽しんでいた。
東北シクロクロスは今シーズン全5戦を予定しており、第2戦は福島県猪苗代町の磐梯高原南ヶ丘牧場で全日本選手権前週の12月5日に開催される。
今回で3回目の開催となった亘理町は、宮城県南の太平洋に面する場所で宮城を代表する秋の味覚「はらこ飯」発祥の地。もちろん飲食ブースでははらこ飯が用意される他、メイン会場のわたり温泉鳥の海は宿泊施設や日帰り温泉もあり、遠征を満喫できる環境だ。
コースは海に面する堤防の土手をふんだんに使い、キャンバーのアップダウンを何度も繰り返すテクニカルセクションや堤防上のストレートのハイスピードセクション、草地や砂地、泥地、長い階段セクションを組み合わせた1周2.8Kmのコース。
このコースは役場公認で、普段からレースコースを走ることができるため、シーズンが始まると週末には地元や隣県のライダーも多数練習に訪れるスポットにもなっている。
C1は2020シーズンの東北シクロクロスシリーズチャンプの加藤健悟を始めとする臼杵レーシングの面々や、先の茨城シクロクロスでC1に返り咲いた後藤啓(スゴイカッコイイシクロクロスチーム東北)など東北・関東のライダー12名でのスタートとなった。
スタートから加藤健悟が抜け出し、後藤啓や久保田冬吾(K’s OFFROAD TEAM with BOMA)らが追う展開。加藤は何度かチェーントラブルに見舞われるも、周回を重ねるごとに後続との差を開き独走状態に持ち込み、ただ一人シケインもバニーホップでクリアし、昨シーズンに続きわたりラウンドを連覇した。
4周回目に加藤、久保田を捉えたベテランライダーの千田尚孝(自転車村R)がそのままリードを保ち2位でフィニッシュ。最終周回で久保田とのデットヒートを制した後藤が3位となった。
CL1は東北シリーズ5連覇中の須藤むつみと竹村舞葉(SHIDO-WORKS)の2名にCL2との混走でスタート。前日の公式練習から入念に下見を行っていた須藤が1周目からトップの座を譲らず貫禄の勝利。
他のカテゴリーでは、CM1は昨年の全日本マスターズチャンプの生田目修(イナーメ信濃山形&大幸ハーネス)が混走レースで30秒前にスタートしたC2の2位以下の選手を全て抜きさり堂々の勝利。
C2は怪我の影響もあり昨シーズンを棒に振ってC2に降格した色川岳宏(PAXPROJECT)が勝利し、C1へ返り咲きを果たした。
C3は2019年のシクロクロス世界選手権に出場し、シクロクロスレースは世界選手権振りという柳澤創(Team CHAINRING)が2位に50秒もの差を付けて勝利となった。
また、レースと同時に亘理町在住の小学生を対象とした亘理町長杯シクロクロス小学生大会も開催。これは普段乗っている自転車でレースコースとは別のコースでシクロクロスの入門レースの位置付けで、この先AJOCCのCKのレースへ繋がる取り組みだ。家族総出で応援に駆けつけ運動会の様な雰囲気で初めての自転車レースを楽しんでいた。
東北シクロクロスは今シーズン全5戦を予定しており、第2戦は福島県猪苗代町の磐梯高原南ヶ丘牧場で全日本選手権前週の12月5日に開催される。
東北シクロクロスシリーズ2021-2022 第1戦 わたりラウンド リザルト
C1 | ||
1位 | 加藤健悟(臼杵レーシング) | 59:38 |
2位 | 千田尚孝(自転車村R) | +1:41 |
3位 | 後藤啓(スゴイカッコイイシクロクロスチーム東北) | +2:48 |
4位 | 久保田冬吾(K's OFFROAD TEAM with BOMA) | +3:12 |
5位 | 佐藤利英(Team CHAINRING) | +5:07 |
6位 | 鈴木健太(Araren8214) | +5:20 |
CL1 | ||
1位 | 須藤むつみ(Ready Go JAPAN) | 48:14 |
2位 | 竹村舞葉(SHIDO-WORKS) | +1:27 |
CM1 | ||
1位 | 生田目 修(イナーメ信濃山形&大幸ハーネス) | 38:05 |
2位 | 林 健太郎(エルドラード東北) | +2:33 |
3位 | 伊藤 敦弘(チバポンズ) | +3:01 |
C2 | ||
1位 | 色川岳宏(PAXPROJECT) | 38:25 |
2位 | 遠藤裕太(FROG喜多方サイクリングチーム) | +1:13 |
3位 | 石黒大樹(PAXPROJECT) | +2:22 |
C3 | ||
1位 | 柳澤創(Team CHAINRING) | 23:04 |
2位 | 加藤快介(F(t)麒麟山Racing) | +0:51 |
3位 | 久下温人(チーム白猿) | +1:41 |
C4 | ||
1位 | 山田駿太郎(Team GRM) | 24:07 |
2位 | 品川雅之(TEAM ZWC) | +0:32 |
3位 | 渡辺徹(あぶくまサイクリングクラブ) | +0:34 |
CL2+3 | ||
1位 | 菅原奈緒(HRCXチーム) | 30:23 |
2位 | 原睦 | +5:56 |
CM2+3 | ||
1位 | 江川嘉宏(PEDAL NATION) | 26:40 |
2位 | 角屋晃孝(チーム白猿) | +0:05 |
3位 | 阪野邦和(チーム白猿) | +0:09 |
CK3 | ||
1位 | 横田壮一郎(イオンバイクJr.レーシング) | 07:49 |
2位 | 半澤宗幸(登米小学校&MAW) | +3:09 |
CK2 | ||
1位 | 飯島大也 | 07:47.7 |
2位 | 鈴木智大(亘理小学校) | +1:06 |
3位 | 鈴木悠仁(FAKP-ULTRiders) | +4:40 |
CK1 | ||
1位 | 飯島花怜 | 09:42.1 |
2位 | 松川颯(イマイシクロケッツジュニア) | -1Lap |
3位 | 渡辺陽葵(SEKIみちのく) | -1Lap |
Text:Junya Sugata
Photo:Masakazu Abe
Photo:Masakazu Abe
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