2021/10/28(木) - 18:17
ロード全日本選手権のウィニングバイクを紹介する第3弾は、エリート新女王に輝いた植竹海貴(Y's Road)のピナレロ DOGMA F8。「上司が仕立ててくれた完璧なバイク」を紹介する。
オリンピアンである金子広美(イナーメ信濃山形)の度重なるアタックに食らいつき、パワフルなスプリントで初の全日本女子チャンピオンに輝いた植竹海貴(Y’s Road)。ワイズロード新宿本館に勤める25歳を優勝に導いたのは、2015年にデビューしたピナレロのDOGMA F8だった。
フルタイムのショップスタッフとして働き、自転車通勤と週休2日の休みでのトレーニング、さらに平日夜のズイフトトレーニングで力をつけ、チャンピオンになった植竹。DOGMA F8は「上司(東大和店の田中伸也さん)が仕立ててくれた完璧なバイク」であり、レース前に調子の悪かったフロントディレイラーをワイズロード広島店の新品在庫に交換するなど、その環境を最大限活用できているという。
コンポーネントは9070系デュラエースDi2だが、KMCのDLC11チェーンや、カーボンドライジャパンのビッグプーリーキット、そしてマックオフのLUDICROUS AFチェーンルブなどによるフリクション低減が図られている。ホイールはゴキソのGD2 Super Climber Wheelで、ピンクのハブはJBCFのフェミニンリーダージャージに合わせたもの。チェーンとパイオニアのメーターカバーも同様に色合わせされている。タイヤはコンチネンタルのGP5000だ。
サドルはピナレロ傘下のMOST LYNX NS CARBONだが、シートポストはピナレロが受注生産するXLight Tiシートポスト。チタン粉末から作成した軽量クランプパーツを採用することでノーマル比-50gという軽さを達成した製品だ。
植竹は日々のトレーニングやレースレポートを所属店舗内のブログページで「女子実業団レーサーのトレーニング日記」として公開中。メニューの内容も細やかに綴られている。
text:So Isobe
photo:Makoto AYANO
オリンピアンである金子広美(イナーメ信濃山形)の度重なるアタックに食らいつき、パワフルなスプリントで初の全日本女子チャンピオンに輝いた植竹海貴(Y’s Road)。ワイズロード新宿本館に勤める25歳を優勝に導いたのは、2015年にデビューしたピナレロのDOGMA F8だった。
フルタイムのショップスタッフとして働き、自転車通勤と週休2日の休みでのトレーニング、さらに平日夜のズイフトトレーニングで力をつけ、チャンピオンになった植竹。DOGMA F8は「上司(東大和店の田中伸也さん)が仕立ててくれた完璧なバイク」であり、レース前に調子の悪かったフロントディレイラーをワイズロード広島店の新品在庫に交換するなど、その環境を最大限活用できているという。
コンポーネントは9070系デュラエースDi2だが、KMCのDLC11チェーンや、カーボンドライジャパンのビッグプーリーキット、そしてマックオフのLUDICROUS AFチェーンルブなどによるフリクション低減が図られている。ホイールはゴキソのGD2 Super Climber Wheelで、ピンクのハブはJBCFのフェミニンリーダージャージに合わせたもの。チェーンとパイオニアのメーターカバーも同様に色合わせされている。タイヤはコンチネンタルのGP5000だ。
サドルはピナレロ傘下のMOST LYNX NS CARBONだが、シートポストはピナレロが受注生産するXLight Tiシートポスト。チタン粉末から作成した軽量クランプパーツを採用することでノーマル比-50gという軽さを達成した製品だ。
植竹は日々のトレーニングやレースレポートを所属店舗内のブログページで「女子実業団レーサーのトレーニング日記」として公開中。メニューの内容も細やかに綴られている。
text:So Isobe
photo:Makoto AYANO
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