2021/10/25(月) - 15:33
トラック世界選手権初出場の佐藤水菜が、女子ケイリンで日本女子短距離界初となる銀メダルを獲得。最終日にエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)やミケル・モルコフ(デンマーク)たちが新世界王者に輝いている。
北フランスはルーベの屋内ベロドロームで開催されてきたトラック世界選手権もいよいよ最終日。男子スプリントやマディソン、女子ケイリンなどトリを飾るにふさわしい、エキサイティングな決勝レースが5種目行われた。
この日最初の決勝レースとなった女子ポイントレースでは、ロード競技でもスプリンターとして活躍するロッテ・コペッキー(ベルギー)が集団をラップするなどレース途中で逆転して勝利。ベルギーに初となるポイントレース女子世界チャンピオンが誕生した。前日の女子マディソンでアルカンシエルを獲得した39歳キルステン・ウィルト(オランダ)は3位銅メダルで現役最終レースを走り終えている。
1周250mバンクを実に200周、距離50kmで争われる男子マディソンでは序盤にベルギーが、中盤にイタリアがリードしていたものの、昨年の世界チャンピオンであり、東京オリンピックで金メダルを射止めたラッセノーマン・ハンセンとミケル・モルコフ組(デンマーク)が熾烈な追い上げの末に逆転。イタリアを4ポイント差で押さえ込み、ビッグレースの連勝記録をまた一つ伸ばすことに成功している。
1対1で勝ち上がる男子スプリントの決勝戦は、2019年と2020年の世界選手権、そして東京オリンピックとオリンピック決勝戦と同じハリー・ラブレイセンvsジェフリー・ホーフラント(共にオランダ)のカード。そのいずれも制しているラブレイセンがストレート勝ち(2レース先着した選手が勝利)し、改めて世界にその強さを誇示している。
1回戦で2着、2回戦で3着となり、女子ケイリン決勝戦に駒を進めたのはトラック国際大会経験わずか2回目(世界選手権は初)という佐藤水菜(日本)。世界のトップ選手が揃い踏みした決勝戦で、佐藤はリーソフィー・フリードリヒ(ドイツ)に敗れるも2位銀メダルを獲得。ガールズケイリンから競技界入りした佐藤が、トラック競技の女子短距離日本史上初となる世界選手権銀メダルを獲得した。
5日間、22種目最後のレースは男子エリミネーションレース。ヴィヴィアーニは後半戦にあわやエリミネート(2周回ごとに最後尾の選手が除外)される場面を凌ぎ、最後はイウリ・レイタウ(ポルトガル)との勝負を制して勝利。ヴィヴィアーニは2016年リオオリンピックのオムニアム金メダリスト、2021年東京オリンピックと今回の世界選手権オムニアム銅メダリストとなっていたものの、これまで世界チャンピオンに輝いたことはなかった。
北フランスはルーベの屋内ベロドロームで開催されてきたトラック世界選手権もいよいよ最終日。男子スプリントやマディソン、女子ケイリンなどトリを飾るにふさわしい、エキサイティングな決勝レースが5種目行われた。
この日最初の決勝レースとなった女子ポイントレースでは、ロード競技でもスプリンターとして活躍するロッテ・コペッキー(ベルギー)が集団をラップするなどレース途中で逆転して勝利。ベルギーに初となるポイントレース女子世界チャンピオンが誕生した。前日の女子マディソンでアルカンシエルを獲得した39歳キルステン・ウィルト(オランダ)は3位銅メダルで現役最終レースを走り終えている。
1周250mバンクを実に200周、距離50kmで争われる男子マディソンでは序盤にベルギーが、中盤にイタリアがリードしていたものの、昨年の世界チャンピオンであり、東京オリンピックで金メダルを射止めたラッセノーマン・ハンセンとミケル・モルコフ組(デンマーク)が熾烈な追い上げの末に逆転。イタリアを4ポイント差で押さえ込み、ビッグレースの連勝記録をまた一つ伸ばすことに成功している。
1対1で勝ち上がる男子スプリントの決勝戦は、2019年と2020年の世界選手権、そして東京オリンピックとオリンピック決勝戦と同じハリー・ラブレイセンvsジェフリー・ホーフラント(共にオランダ)のカード。そのいずれも制しているラブレイセンがストレート勝ち(2レース先着した選手が勝利)し、改めて世界にその強さを誇示している。
1回戦で2着、2回戦で3着となり、女子ケイリン決勝戦に駒を進めたのはトラック国際大会経験わずか2回目(世界選手権は初)という佐藤水菜(日本)。世界のトップ選手が揃い踏みした決勝戦で、佐藤はリーソフィー・フリードリヒ(ドイツ)に敗れるも2位銀メダルを獲得。ガールズケイリンから競技界入りした佐藤が、トラック競技の女子短距離日本史上初となる世界選手権銀メダルを獲得した。
5日間、22種目最後のレースは男子エリミネーションレース。ヴィヴィアーニは後半戦にあわやエリミネート(2周回ごとに最後尾の選手が除外)される場面を凌ぎ、最後はイウリ・レイタウ(ポルトガル)との勝負を制して勝利。ヴィヴィアーニは2016年リオオリンピックのオムニアム金メダリスト、2021年東京オリンピックと今回の世界選手権オムニアム銅メダリストとなっていたものの、これまで世界チャンピオンに輝いたことはなかった。
男子スプリント結果
1位 | ハリー・ラブレイセン(オランダ) |
2位 | ジェフリー・ホーフラント(オランダ) |
3位 | セバスティアン・ヴィジエ(フランス) |
女子ケイリン結果
1位 | リーソフィー・フリードリヒ(ドイツ) |
2位 | 佐藤水菜(日本) |
3位 | ヤナ・ティシュチェンコ(ロシア自転車競技連盟) |
女子ポイントレース結果
1位 | ロッテ・コペッキー(ベルギー) |
2位 | ケイティ・アーチボルド(イギリス) |
3位 | キルステン・ウィルト(オランダ) |
男子マディソン結果
1位 | デンマーク(ハンセン&モルコフ) |
2位 | イタリア(コンソンニ&スカルテッツィーニ) |
3位 | ベルギー(デケテル&ギス) |
男子エリミネーションレース結果
1位 | エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア) |
2位 | イウリ・レイタウ(ポルトガル) |
3位 | セルゲイ・ロストフツェフ(ロシア自転車競技連盟) |
18位 | 橋本英也(日本) |
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