2021/09/30(木) - 18:33
今回はバイクエクスチェンジのチームバイクをピックアップ。今年から使用しはじめたビアンキの軽量オールラウンダー、Specialissima DiscやエアロロードのOLTRE XR4、TTバイクのAQUILA CVを紹介していく。
第1ステージで2位に入ったマイケル・マシューズ(オーストラリア)をエースに据え、ツールを戦ったバイクエクスチェンジ。昨年まではスコットをチームバイクとしていたが、今年からは一転、イタリアのビアンキへとバイクをスイッチした。
昨年までビアンキがサポートしてきたユンボでは全ての選手がOLTRE XR4を使用していたが、バイクエクスチェンジでは少し様相が異なっていたようだ。マシューズはOLTRE XR4を愛用しているが、一方で多くの選手がSpecialissimaを選択していた。
今年フルモデルチェンジを果たしたSpecialissimaだが、前作がピュアな軽量バイクとして設計されていたのに対し、ディスクブレーキ化した今作ではケーブルフル内装システムを採用しつつ、エアロなチュービングを手に入れることで、セミエアロなオールラウンドバイクへとその立ち位置を固めなおした。
最新スペックへ生まれ変わったSpecialissimaは選手らにとっても好感触だったようで、半数以上の選手がSpecialissimaを駆っていたことからも、モデルチェンジは成功だったと言えるのではないだろうか。
コンポーネントはシマノのDURA-ACE DI2でパワーメーターもFC-R9100-Pを採用。ホイールもDURA-ACEを採用しており、中にはR9200系のプロトタイプと思わしきホイールを使用する選手もちらほら見受けられた。ブレーキローターもR9200系で正式採用されたRT-MT900を使用している。
コックピット周りは純正ともいえるヴィジョンのMETRONシリーズを採用。タイヤはピレリのP ZERO VELO TUBを使用。サドルはフィジークと全体的にイタリアンな組み合わせのバイクとなっている。
TTバイクはビアンキのAQUILLAを使用。こちらはリムブレーキバイクとなっている。TTでは前後ともヴィジョンのMETRONホイールを使用しているが、転がりを重視してかチューブレスモデルを選ぶ選手も。チューブレスタイヤとしては、軽量モデルのP ZERO RACE TLR SLを履かせることで軽量化も図っていたようだ。
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto AYANO
第1ステージで2位に入ったマイケル・マシューズ(オーストラリア)をエースに据え、ツールを戦ったバイクエクスチェンジ。昨年まではスコットをチームバイクとしていたが、今年からは一転、イタリアのビアンキへとバイクをスイッチした。
昨年までビアンキがサポートしてきたユンボでは全ての選手がOLTRE XR4を使用していたが、バイクエクスチェンジでは少し様相が異なっていたようだ。マシューズはOLTRE XR4を愛用しているが、一方で多くの選手がSpecialissimaを選択していた。
今年フルモデルチェンジを果たしたSpecialissimaだが、前作がピュアな軽量バイクとして設計されていたのに対し、ディスクブレーキ化した今作ではケーブルフル内装システムを採用しつつ、エアロなチュービングを手に入れることで、セミエアロなオールラウンドバイクへとその立ち位置を固めなおした。
最新スペックへ生まれ変わったSpecialissimaは選手らにとっても好感触だったようで、半数以上の選手がSpecialissimaを駆っていたことからも、モデルチェンジは成功だったと言えるのではないだろうか。
コンポーネントはシマノのDURA-ACE DI2でパワーメーターもFC-R9100-Pを採用。ホイールもDURA-ACEを採用しており、中にはR9200系のプロトタイプと思わしきホイールを使用する選手もちらほら見受けられた。ブレーキローターもR9200系で正式採用されたRT-MT900を使用している。
コックピット周りは純正ともいえるヴィジョンのMETRONシリーズを採用。タイヤはピレリのP ZERO VELO TUBを使用。サドルはフィジークと全体的にイタリアンな組み合わせのバイクとなっている。
TTバイクはビアンキのAQUILLAを使用。こちらはリムブレーキバイクとなっている。TTでは前後ともヴィジョンのMETRONホイールを使用しているが、転がりを重視してかチューブレスモデルを選ぶ選手も。チューブレスタイヤとしては、軽量モデルのP ZERO RACE TLR SLを履かせることで軽量化も図っていたようだ。
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto AYANO
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