2021/08/13(金) - 22:42
第76回全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称インカレ)が、長野県松本市の美鈴湖自転車競技場で開幕した。チームパーシュートでは日本大学が学連新記録で優勝。個人パーシュートは、男子は山本哲央(中央大学)、女子は太郎田水桜(法政大学)が優勝した。
朝から激しい雨が走路に打ちつけた photo:Satoru Kato
2年ぶりのインカレは無観客開催。会場に来る人は事前の届出とPCR検査が必須とされた photo:Satoru Kato
優勝旗返還は手渡しせずに旗立てに置く photo:Satoru Kato
2019年以来2年ぶりの開催となるインカレは、2年前と同じ美鈴湖自転車競技場を舞台に開幕した。2年前と違うのは、新型コロナウィルス感染拡大防止策を取っての開催とされたこと。無観客開催とした上で、会場に来る選手・関係者、大会役員、報道関係など全ての人に事前の届出とPCR検査を義務付け、ワクチン接種を終えている人にもPCR検査を求めた。また、会場入場時の検温だけでなく、出場大学の駐車場を地域別に分けるなどの対策も取られた。
雨で鏡面のようになった走路 photo:Satoru Kato
会場の美鈴湖自転車競技場は、333mの屋外自転車競技場。標高1000mという高地に立地することから「記録製造バンク」とも呼ばれ、2年前のインカレでも多数の学連新記録や日本新記録が誕生している。
初日は朝から猛烈な雨が降る悪天候。気温は20℃に届かず、全国的に30℃を超える日々が続いていたことがうそのような、寒さを感じるほどの1日。それでも好記録が連発した。
男女共に僅差の勝負となった個人パーシュート
男子4km個人パーシュート 同時出走の相手を抜いていく山本哲央(中央大学) photo:Satoru Kato
男子4km個人パーシュート 2位 河野翔輝(早稲田大学)4分28秒859 photo:Satoru Kato
男子4km個人パーシュート 3位 安達光伸(朝日大学)4分30秒526 photo:Satoru Kato
初日最初に行われたのは個人パーシュート。本来であればタイムトライアルの予選を経て上位2名の決勝が行われるが、今回はタイムトライアルのみの一発決勝で行われた。
男子の4km個人パーシュートは、山本哲央(中央大学)が、2019年に続き連覇を達成。2位の河野翔輝(早稲田大学)と0.6秒差という僅差での勝利となった。
女子 3km個人パーシュート優勝 太郎田水桜(法政大学)3分51秒382 photo:Satoru Kato
女子 3km個人パーシュート2位 石田唯(早稲田大学)3分51秒621 photo:Satoru Kato
女子 3km個人パーシュート3位 川口うらら(日本体育大学)3分52秒186 photo:Satoru Kato
女子は太郎田水桜(法政大学)が、石田唯(早稲田大学)を0.3秒差で退けて優勝。インカレでの初勝利となった。
男子4km個人パーシュート 表彰式 photo:Satoru Kato男子優勝 山本哲央コメント
「4分20秒代前半を狙っていたけれど、天候が悪く、練習で使っていたギアよりも1枚落として優勝を狙いに行ったレースでした。雨で走路が重めだったので、いつものペースで行ったら後半スタミナが無くなると感じたので、前半押さえて後半のペースが落ちないよう配分しました。
明日以降はマディソンにも出ますが、しっかり集中して勝てるようにしたいです」
女子3km個人パーシュート 表彰式 photo:Satoru Kato女子優勝 太郎田水桜コメント
「かなり土砂降りの中走ることになったので、アップを入念にして臨みました。練習では3分50秒を切れていたので、晴れていればベストタイムが出たと思いますが、この雨の中にしては良いタイムが出せたと思います。最初の種目で優勝出来れば、明日以降も良い結果が出ると思って走ったので、勝てて良かったです。明日はオムニアムに出ますが、前回3位で技術的に足りないところがあったと感じていたので、そこを修正してきたので今年は勝ちたいと思っています」



2019年以来2年ぶりの開催となるインカレは、2年前と同じ美鈴湖自転車競技場を舞台に開幕した。2年前と違うのは、新型コロナウィルス感染拡大防止策を取っての開催とされたこと。無観客開催とした上で、会場に来る選手・関係者、大会役員、報道関係など全ての人に事前の届出とPCR検査を義務付け、ワクチン接種を終えている人にもPCR検査を求めた。また、会場入場時の検温だけでなく、出場大学の駐車場を地域別に分けるなどの対策も取られた。

会場の美鈴湖自転車競技場は、333mの屋外自転車競技場。標高1000mという高地に立地することから「記録製造バンク」とも呼ばれ、2年前のインカレでも多数の学連新記録や日本新記録が誕生している。
初日は朝から猛烈な雨が降る悪天候。気温は20℃に届かず、全国的に30℃を超える日々が続いていたことがうそのような、寒さを感じるほどの1日。それでも好記録が連発した。
男女共に僅差の勝負となった個人パーシュート



初日最初に行われたのは個人パーシュート。本来であればタイムトライアルの予選を経て上位2名の決勝が行われるが、今回はタイムトライアルのみの一発決勝で行われた。
男子の4km個人パーシュートは、山本哲央(中央大学)が、2019年に続き連覇を達成。2位の河野翔輝(早稲田大学)と0.6秒差という僅差での勝利となった。



女子は太郎田水桜(法政大学)が、石田唯(早稲田大学)を0.3秒差で退けて優勝。インカレでの初勝利となった。

「4分20秒代前半を狙っていたけれど、天候が悪く、練習で使っていたギアよりも1枚落として優勝を狙いに行ったレースでした。雨で走路が重めだったので、いつものペースで行ったら後半スタミナが無くなると感じたので、前半押さえて後半のペースが落ちないよう配分しました。
明日以降はマディソンにも出ますが、しっかり集中して勝てるようにしたいです」

「かなり土砂降りの中走ることになったので、アップを入念にして臨みました。練習では3分50秒を切れていたので、晴れていればベストタイムが出たと思いますが、この雨の中にしては良いタイムが出せたと思います。最初の種目で優勝出来れば、明日以降も良い結果が出ると思って走ったので、勝てて良かったです。明日はオムニアムに出ますが、前回3位で技術的に足りないところがあったと感じていたので、そこを修正してきたので今年は勝ちたいと思っています」
男子4km個人パーシュート 結果
1位 | 山本哲央(中央大学) | 4分28秒286 |
2位 | 河野翔輝(早稲田大学) | 4分28秒859 |
3位 | 安達光伸(朝日大学) | 4分30秒526 |
4位 | 兒島直樹(日本大学) | 4分31秒003 |
5位 | 松﨑広太(法政大学) | 4分33秒848 |
6位 | 谷内健太(京都産業大学) | 4分35秒479 |
女子3km個人パーシュート 結果
1位 | 太郎田水桜(法政大学) | 3分51秒382 |
2位 | 石田 唯(早稲田大学) | 3分51秒621 |
3位 | 川口うらら(日本体育大学) | 3分52秒186 |
チームパーシュート 日本大学が学連記録を更新


チームパーシュートも、個人パーシュート同様にタイムトライアルのみの一発決勝で行われた。
日本大学は独走力のある兒島直樹が長めに引くなどして終始ハイペースを維持。雨が弱まったタイミングにも恵まれ、前回インカレ時に中央大学が出した4分8秒822を上回る4分6秒655の学連新記録を叩き出した。
一方前回インカレ優勝の中央大学は、自ら作った記録を上回るも、日本大学には及ばず2位。3位の朝日大学までが学連記録を上回るタイムを出す結果となった。

学連記録を上回る4分7秒台を目標にしていましたが、それよりも良いタイムが出たのですごく嬉しい結果です。雨で寒さもあって、長めにアップするなどしてしっかりと対策をしたことが良かったと思います。序盤が予定より早いペースで入って、それが思ったより長く続き、みんなでうまく回せて行けたことも結果に繋がったと思います。
初日でチームに良い流れを持ってこれたので、総合優勝に向けて良いスタートが切れたと思います」
男子4kmチームパーシュート 結果
1位 | 日本大学(佐藤、兒島、生野、岡本) | 4分6秒655(学連新・大会新) |
2位 | 中央大学(青木、馬越、中村、山本) | 4分8秒454(学連新・大会新) |
3位 | 朝日大学(棚瀬、山本、日比野、安達) | 4分8秒734(学連新・大会新) |
4位 | 鹿屋体育大学(西原、古谷田、伊澤、津留) | 4分13秒904 |
5位 | 日本体育大学(川田、北村、松岡、西澤) | 4分13秒982 |
6位 | 京都産業大学(谷内、吉田、矢萩、中村) | 4分14秒983 |



初日は他に男女のスプリント予選、タンデムスプリント予選、オムニアム予選のポイントレースが行われた。
200mフライングタイムトライアルで行われたスプリント予選では、男子は黒瀬浩太郎(鹿屋体育大学)、女子は小原乃亜(八戸学院大学)が1位となった。タンデムスプリント予選は中央大学の青木・保田のペアが唯一16秒台でトップタイムとなった。
インカレ2日目は、男女チームスプリント、男女オムニアム、男子ケイリン、女子500mタイムトライアルで決勝が行われるほか、男子スプリントとタンデムスプリントで1/4決勝が行われる。
text&photo:Satoru Kato
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