BMC ステルスカラーやメタリック調を採用した新色とキッズ用MTB、タイムトライアルバイク

アージェードゥーゼール・シトロエンやクベカ・ネクストハッシュをサポートするスイスのBMCが、2022年モデルを続々と発表している。来期はメタリックカラーで彩られたロード系バイクやジュニア用MTBがラインアップされている。ディスクブレーキ仕様のTimemachine01と合わせて紹介しよう。

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BMC ロード系2022モデル
BMC Teammachine SLR 01 MOD　フレームセット　V3 (c)フタバ商店
スイスを拠点とするBMCが続々と2022年モデルを発表している。フラッグシップモデルであるTeammachine SLR01はフレームセットにステルスというブラックフレーム×ブラックロゴのカラーリングが登場。

トップエンドのTeammachine SLR01は、ACE+というソフトウェアから導き出されたカムテールデザインを各所に与えることで、エアロや剛性、軽量性などの面で前作以上の性能向上を目指していることが特徴だ。また、AEROCOREというボトルケージがダウンチューブから流れる空気を整える作用を果たし、空気抵抗削減に寄与している。

新型のTeammachine SLR01はケーブル類をフル内装させるとともに、ハンドルバー/ステムも一新。このフレームセットのみネイキッドカーボンのステム一体型ハンドルを採用しており、バイク全体が黒色でコーディネートされている。価格は737,000円（税込）。

BMC Teammachine SLR TWO (c)フタバ商店
また、来期のBMCではこれまでロードバイクに採用されてこなかったメタリックカラーをついにロードカテゴリーにも採用。トレンドとなりつつある輝きを放つカラーが、ミドルグレードのTeammachine SLRやRoadmachineに与えられることに。

Teammachine SLRはフラッグシップ"SLR01"のフレーム形状などを継承しながら、スペックを調整することで価格とパフォーマンスをバランスさせたモデル。SLR01がケーブル類をフル内装とした一方で、SLRではダウンチューブやフォーククラウンからケーブルを挿入する設計が採用されている。初中級者向けのグレードのため、ポジション変更などに対応しやすい仕様とされているのはありがたいところ。

BMC Teammachine SLR FOUR (c)フタバ商店
そんなSLRグレードに新色が登場したのは"SLR FOUR"、"SLR TWO"の2種類。FOURはスパーキングブルー＆ブラッシュアロイという青と銀を使用したカラーリングが採用されている1台。スラムのRIVAL eTapという新型電動無線/油圧ディスクブレーキコンポーネントが搭載された最新鋭のスペックとされている。価格は671,000円（税込）。

SLR TWOはプリズムレッド＆ブラッシュアロイという輝く赤色が特徴のバイクだ。スラムのFORCE eTapやDTスイスの P8100、ヴィットリアのRubino（25c）などそのままレースに出られるスペックのパーツがアセンブルされている。ギアは前48/35、後ろ10-33Tのためロングライドにもマッチするだろう。価格は770,000円（税込）。

BMC Roadmachine TWO (c)フタバ商店
BMC Roadmachine SEVEN (c)フタバ商店
メタリックカラーはグランフォンドバイクとして位置づけられるRoadmachineシリーズにも与えられた。BMCのロードバイクラインアップの中で唯一プロチームに供給されていないモデルであり、限界に近い領域でパフォーマンスを発揮しなければならないレースバイクではなく、純粋にサイクリングを楽しむための自転車として設計されるシリーズだ。

今シーズンでは、RoadmachineシリーズのセカンドグレードにあたるRoadmachine TWOと、Roadmachine SEVENに金属調のカラーが採用されることとなった。TWOはスラムのFORCE eTap完成車であり、長距離ライドを意識した46/33Tのチェーンリングと、10-36Tのカセットスプロケットが搭載されたモデル。タイヤにはヴィットリア Rubino（28C）が採用されるなど、快適に走るためのパーツアセンブルが特徴だ。そんなTWOはメタリックブラウン＆ブラックというシックでメタリックなカラーで彩られている。落ち着いた雰囲気を演出しており、ラグジュアリーさを感じさせる一台となっている。

SEVENはディープシー＆ホワイトというダークな青緑色で彩られた一台。深みのある色彩はRoadmachineの走行シチュエーションの幅、懐の深さを表しているよう。シマノ105で組み上げられたベーシックモデルで、カーボンバイクが初めての方にぴったりな仕様となっている。価格は407,000円（税込）。

BMC Timemachine 01 DISC TWO (c)フタバ商店
また、アージェードゥーゼール・シトロエンやクベカ・ネクストハッシュの選手たちが実戦で使用するグレードのタイムトライアルバイク"Timemachine 01"に手の届きやすいパーツアセンブルの完成車が登場している。もともとTTバイクの開発に長けるBMCの知見と、F1でお馴染みのザウバーエンジニアリングの知見を組み合わせて開発されたエアロマシンのため、高い空力性能を期待できる1台だ。

そんなTimemachine01の2022年モデルにはスラムの新型コンポーネント RIVAL eTapで組み上げた完成車が用意されることとなった。価格は968,000円（税込）。

BMC Teammachine SLR 01 MOD　フレームセット　V3
セット内容：フレーム、コックピットシステム、シートポスト、ヘッドパーツ、専用ボトルケージ
カラー：ステルス
サイズ：47/51/54/56
価格：737,000円（税込）

BMC Teammachine SLR TWO
コンポーネント：スラム Force eTap
カラー：プリズムレッド ＆ ブラッシュアロイ
サイズ：47/51/54
価格：770,000円（税込）

BMC Teammachine SLR FOUR
コンポーネント：スラム Rival eTap
カラー：スパーキングブルー ＆ ブラッシュアロイ
サイズ：47/51/54
価格：671,00円（税込）

BMC Roadmachine TWO
コンポーネント：スラム Force eTap
カラー：メタリックブラウン & ブラック
サイズ：47/51/54
価格：770,000円（税込）

BMC Roadmachine SEVEN
コンポーネント：シマノ105
カラー：ディープシー & ホワイト
サイズ：47/51/54/56
価格：407,000円（税込）

BMC Timemachine 01 DISC TWO
コンポーネント：スラム Rival eTap
カラー：ホワイト & ブラック
サイズ：S/M-S/M-L
価格：968,000円（税込）

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BMC キッズ用MTB
BMC Twostroke AL 24（ガンメタ & ブラック） (c)フタバ商店BMC Twostroke AL 24（ネオンレッド & グレー） (c)フタバ商店

BMC Twostroke AL 20（ターコイズ & ブラック） (c)フタバ商店BMC Twostroke AL 20（ポイズングリーン & ブラック） (c)フタバ商店


2021年モデルでモデルチェンジを果たし、現代的なジオメトリーにブラッシュアップしたBMCのハードテールXCマシン、Twostroke。その名前を受け継いだ24インチと20インチのアルミモデルが登場した。これらのモデルはキッズ用であり、最初のマウンテンバイクにぴったりな一台だ。

「親子でフィールドに出かける」というコンセプトを持った一台で、上下左右の3Dな動きが楽しいマウンテンバイク遊びを親子揃って楽しみたい方におすすめだ。コンポーネントはスラムのX4。2.4インチ幅のタイヤKENDA Boosterが装着されている。

24インチモデルであるTwostroke AL 24は、ガンメタ＆ブラック、ネオンレッド＆グレーという2色展開。価格は116,600円（税込）。20インチモデルはポイズングリーン＆ブラック、ターコイズ＆ブラックという2種類で、価格は114,400円（税込）。

BMC Twostroke AL 24
カラー：ガンメタ & ブラック、ネオンレッド & グレー
サイズ：ワンサイズ
ホイールサイズ：24インチ（適正身長125cm以上）
価格：116,600円（税込）

BMC Twostroke AL 20
カラー：ポイズングリーン & ブラック、ターコイズ & ブラック
サイズ：ワンサイズ
ホイールサイズ：20インチ（適正身長115cm以上）
価格：114,400円（税込）