マヨルカ島を舞台にした「チャレンジマヨルカ」が閉幕。ヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)やウィネル・アナコナ(コロンビア、アルケア・サムシック) が勝利したほか、最終日にはアンドレ・グライペル(ドイツ、イスラエル・スタートアップネイション)が841日ぶりの勝利を挙げている。
1月から5月に開催時期を移したチャレンジマヨルカ photo:Challenge Ciclista Mallorca
5月13日(木)から16日(日)までの4日間、スペインのマヨルカ島を舞台にしたチャレンジマヨルカが開催された。UCI(国際自転車競技連合)クラス1のワンデーレースが4つ連なったレースシリーズであり、コースに合わせて出場選手が毎日入れ替わることが特徴だ。
例年1月末〜2月初にかけて開催されるシーズンインレースだが、今年はコロナ禍によって延期された末、ジロ・デ・イタリアの裏番組として無事開催にこぎつけている。
初日の「トロフェオ・カルビア」は島最大都市パルマの西側に横たわる山岳地帯を駆け抜ける獲得標高3,400mのアップダウンレース。フィニッシュまで70kmを残して飛び出したグループが人数を減らしながら逃げ切り、最後はアントニー・ドゥラプラス(フランス、アルケア・サムシック)との一騎打ちでアフリカ大陸王者のライアン・ギボンズ(南アフリカ、UAEチームエミレーツ)が先着している。
5月13日(木)トロフェオ・カルビア:ライアン・ギボンズ(南アフリカ、UAEチームエミレーツ)が勝利 photo:Challenge Ciclista Mallorca
5月14日(金)トロフェオ・セッラ・デ・トラムンタナ:ヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)が一騎打ちを制す photo:Challenge Ciclista Mallorca
5月15日(土)トロフェオ・アンドラッチ~ミラドール・デ・コロメール:ウィネル・アナコナ(コロンビア、アルケア・サムシック)が独走勝利 photo:Challenge Ciclista Mallorca
大会お馴染みの2級山岳プイグマヨールを越え、続けざまにフィニッシュ手前5km地点で3級山岳が用意された翌日の「トロフェオ・セッラ・デ・トラムンタナ」でも2名の逃げ切りが決まる。最後のプイグマヨールで5名が飛び出し、その中から生き残ったヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)がヨナタン・ラストラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA) を下し2019年ブエルタ以来の勝利。3級山岳「ミラドール・デズ・コロメール」にフィニッシュする3日目にはウィネル・アナコナ(コロンビア、アルケア・サムシック)がキャリア4勝目となる独走勝利を挙げている。
5月16日(日)トロフェオ・アルカディア~ポルト・ダルカディア:アンドレ・グライペル(ドイツ、イスラエル・スタートアップネイション)が2019年1月以来の勝利 photo:Challenge Ciclista Mallorca
841日ぶりとなる勝利を挙げたアンドレ・グライペル(ドイツ、イスラエル・スタートアップネイション) photo:Challenge Ciclista Mallorca
チャレンジマヨルカ最終日「トロフェオ・アルカディア~ポルト・ダルカディア」は、ここまで出番のなかったスプリンター勢による戦いに。リック・ツァベル(ドイツ)のリードアウトから解き放たれたアンドレ・グライペル(ドイツ、イスラエル・スタートアップネイション)がアレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、UAEチームエミレーツ)たちを下した。
これまでツール・ド・フランスでステージ11勝、ジロ・デ・イタリアでステージ7勝、ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ4勝を挙げているグライペルにとっては2019年1月のアミッサボンゴ以来841日ぶりとなる勝利。今年限りでの現役引退を予定している"ゴリラ"がキャリア通算157勝目を挙げている。

5月13日(木)から16日(日)までの4日間、スペインのマヨルカ島を舞台にしたチャレンジマヨルカが開催された。UCI(国際自転車競技連合)クラス1のワンデーレースが4つ連なったレースシリーズであり、コースに合わせて出場選手が毎日入れ替わることが特徴だ。
例年1月末〜2月初にかけて開催されるシーズンインレースだが、今年はコロナ禍によって延期された末、ジロ・デ・イタリアの裏番組として無事開催にこぎつけている。
初日の「トロフェオ・カルビア」は島最大都市パルマの西側に横たわる山岳地帯を駆け抜ける獲得標高3,400mのアップダウンレース。フィニッシュまで70kmを残して飛び出したグループが人数を減らしながら逃げ切り、最後はアントニー・ドゥラプラス(フランス、アルケア・サムシック)との一騎打ちでアフリカ大陸王者のライアン・ギボンズ(南アフリカ、UAEチームエミレーツ)が先着している。



大会お馴染みの2級山岳プイグマヨールを越え、続けざまにフィニッシュ手前5km地点で3級山岳が用意された翌日の「トロフェオ・セッラ・デ・トラムンタナ」でも2名の逃げ切りが決まる。最後のプイグマヨールで5名が飛び出し、その中から生き残ったヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)がヨナタン・ラストラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA) を下し2019年ブエルタ以来の勝利。3級山岳「ミラドール・デズ・コロメール」にフィニッシュする3日目にはウィネル・アナコナ(コロンビア、アルケア・サムシック)がキャリア4勝目となる独走勝利を挙げている。


チャレンジマヨルカ最終日「トロフェオ・アルカディア~ポルト・ダルカディア」は、ここまで出番のなかったスプリンター勢による戦いに。リック・ツァベル(ドイツ)のリードアウトから解き放たれたアンドレ・グライペル(ドイツ、イスラエル・スタートアップネイション)がアレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、UAEチームエミレーツ)たちを下した。
これまでツール・ド・フランスでステージ11勝、ジロ・デ・イタリアでステージ7勝、ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ4勝を挙げているグライペルにとっては2019年1月のアミッサボンゴ以来841日ぶりとなる勝利。今年限りでの現役引退を予定している"ゴリラ"がキャリア通算157勝目を挙げている。
5月13日(木)トロフェオ・カルビア(UCI1.1)168.7km
1位 | ライアン・ギボンズ(南アフリカ、UAEチームエミレーツ) | 4:21:04 |
2位 | アントニー・ドゥラプラス(フランス、アルケア・サムシック) | ,, |
3位 | ルネ・ヘールホーズ(ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ) | 0:41 |
4位 | エリオット・リエター(ベルギー、B&Bホテルズ KTM) | 0:44 |
5位 | ジョルディ・ロペス(スペイン、エキポ・ケルンファルマ) | ,, |
5月14日(金)トロフェオ・セッラ・デ・トラムンタナ(UCI1.1)158.6km
1位 | ヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス) | 3:52:21 |
2位 | ヨナタン・ラストラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA) | ,, |
3位 | エクトル・カレテロ(スペイン、モビスター) | 0:11 |
4位 | マッズ・ウルスシュミット(デンマーク、イスラエル・スタートアップネイション) | 0:20 |
5位 | アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、UAEチームエミレーツ) | ,, |
5月15日(土)トロフェオ・アンドラッチ~ミラドール・デ・コロメール(UCI1.1)161.3km
1位 | ウィネル・アナコナ(コロンビア、アルケア・サムシック) | 4:04:30 |
2位 | ヴェガールステイク・ラエンゲン(ノルウェー、UAEチームエミレーツ) | 0:10 |
3位 | ミケル・イトゥリア(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) | 0:13 |
4位 | ヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス) | 1:34 |
5位 | ルネ・ヘールホーズ(ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ) | 1:39 |
5月16日(日)トロフェオ・アルカディア~ポルト・ダルカディア(UCI1.1)169.8km
1位 | アンドレ・グライペル(ドイツ、イスラエル・スタートアップネイション) | 3:50:24 |
2位 | アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、UAEチームエミレーツ) | ,, |
3位 | クリストフ・ノッペ(ベルギー、アルケア・サムシック) | ,, |
4位 | レイナルト・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ、クベカ・アソス) | ,, |
5位 | ガブリエル・クレイ(イギリス、モビスター) | ,, |
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