DMTがフラッグシップモデル"KR1"のジロ・デ・イタリアカラーをリリースする。マリアローザと同じピンクを纏い、大会ロゴが施されたスペシャルシューズは初回入荷20足限定だ。



DMT KR1 GiroDMT KR1 Giro (c)ミズタニ自転車
1978年にイタリアのヴェローナで創業したDMTは、老舗ならではの職人技術が息づきながら伝統にとらわれるだけではなく、最新素材を使用した製品開発に積極的なシューズブランドだ。その象徴とも言えるのが、現在のロード・フラッグシップ"KR1"である。

KR1と言えば、コフィディスのエーススプリンターであるエリア・ヴィヴィアーニとDMTが共同開発したことで知られているモデルだ。3Dニットを靴下のように仕立て上げたアッパーが最大の特長であるこのシューズを、ヴィヴィアーニはロードレースだけでなく、トラック競技でも愛用。伸びやすいイメージのあるニット素材でありながら、高いスプリント力を受け止める性能を備えているとヴィヴィアーニによって証明されたモデルだ。

優れたフィット感の3Dニットアッパーを採用している優れたフィット感の3Dニットアッパーを採用している (c)ミズタニ自転車
編み込みの段階で既に三次元構造とされる3Dニットは、タンも含め1枚の生地でアッパーを構成することで、柔軟なフィット感を実現。また、強化コーティングの補強を施し、アッパー内側にはインサートライナーを配すことで、生地の伸びや型崩れを起こしにくくしている。

アッパー全体がニット生地のため、通常のビンディングシューズよりも通気性に優れていることも特徴の一つ。アッパーとアウトソールのつま先部分には通気口も設けられており、足先が蒸れにくくなっているはずだ。

剛性指数15の高剛性なカーボンアウトソール剛性指数15の高剛性なカーボンアウトソール (c)ミズタニ自転車
カーボン製のアウターソールはDMTの剛性インデックスで "15"と、最も高剛性なモデルとなる。トラック競技で金メダルを獲得しているトップスプリンターのヴィヴィアーニが愛用しているだけあって高いパワー伝達効率を期待できるだろう。

今回登場するのは、ジロ・デ・イタリアの名を冠し、大会の象徴であるマリアローザカラーのピンクを纏ったスペシャルシューズ。ピンク一色のようだが、細かくみると薄いピンクと濃いピンクがストライプ状に切り替わる手の込んだカラーデザインが目を惹く一足だ。

踵にはジロ・デ・イタリアの大会ロゴが入る踵にはジロ・デ・イタリアの大会ロゴが入る (c)ミズタニ自転車
薄いピンクと濃いピンクがストライプ状に切り替わるデザイン薄いピンクと濃いピンクがストライプ状に切り替わるデザイン (c)ミズタニ自転車
サイドには大きくブランドロゴが入り、アッパーの踵の部分にジロ・デ・イタリアの大会ロゴが入る特別な仕様だ。サイズ展開は39〜43まで。重量は42サイズで240gで、価格は47,000円(税抜)。初回入荷数は20足となっており、入荷予定は6月となる。取り扱いはミズタニ自転車。



DMT KR1 Giro
カラー:ピンク
クロージャー:1ダイヤル BOA IP1
アッパー素材:フルエンジニアード3Dニット
アウトソール:アナトミックカーボンソール(剛性指数15)
サイズ:39、40、41、42、43
重量:240g(42サイズ)
初回入荷数:20
入荷予定:6月
価格:47,000円(税抜)
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