2021/04/24(土) - 13:45
デローザやカンパニョーロなど、イタリアンブランドを中心に上質なサイクルパーツを取り扱う日直商会の2021展示会が開催。発表されたばかりのBORA ULTRA WTOなど、話題の製品が出そろった。
末広町からほど近く、閉校した千代田区練成中学校の跡地を利用した3331 Arts Chiyodaにて日直商会の展示会が開催された。新型感染症対策として、今回の展示会は同施設の屋上で行われるオープンエアのイベントとなった。
アルゴン18を筆頭に、同社が取り扱う様々なブランドのプロダクトが展示されることとなったが、今回最も注目を集めていたのは、この展示会の同日に発表されたカンパニョーロの新型フラッグシップホイールであるBORA ULTRA WTO。
詳細は既報のプロダクト記事に譲るが、これまでも高い評価を得てきたカンパニョーロのカーボンホイールを新たな段階へと引き上げる意欲作であることは、細かいテクニカルな能書きを読まずとも実物を目の前にすれば感じ取れる一品。まさに"The Beauty of speed"というキャッチコピーが似合うホイールだ。
それはH.U.L.C.(ハンドメイド・ウルトラ・ライト・カーボン)で作られ、C-LUX(カンパニョーロ・ラグジュアリー)と名付けられた特別なフィニッシュを施されたリムの美しさによるものでもあるし、新たに採用された枕頭式ニップルのAero Mo-Magによるクリーンなルックスのおかげでもある。もちろん、見る角度によって複雑に表情を変えるコッパーカラーの"ULTRA"レターと、ブランドロゴがその美しさをさらに引き立てている。
ノーマルのBORA WTOを始め、現行のBORAシリーズのどれとも異なるのはこれまで織カーボンだったリムベッドまでも滑らかな仕上げとなっていること。精密な仕上げによって、チューブレスタイヤ装着時に安全かつ安定した装着と運用を可能としているのだ。見た目の美しさだけでない、C-LUXフィニッシュのメリットでもある。
また、リムの構造も少し異なっているように見受けられた。外見からわかりやすいのは、リムベッドから確認できる継ぎ目と思わしき箇所が従来の3か所から5カ所へ増えているというところだろうか。どういった理由かは定かでないものの、Aero Mo-Magの製法の影響もあるかもしれない。先述したデカールの色味といい、こういった気付きがあることも、やはり実物を手に取って観察できる展示会ならではのメリットと言えるだろう。
BORA ULTRA WTOの他にも、13速のグラベルコンポーネントであるEKARやSHAMAL CARBONといった最新モデルの実物も展示され、高い注目を集めていたようだ。
カンパニョーロ以外にも、新たに取り扱いが始まったブルガリアのサイクリングキャップブランド、ベローサイクリストやペダル型パワーメーターのファヴェロ等、注目の集まるブランドが多数展示されていた。
イネオス・グレナディアーズも使用するイタリアンヘルメットブランドのカスクからは、新たなアーバン向けヘルメット、URBAN RとMOEBIUSがお披露目。カジュアルさとスポーティーさを両立させたカスクらしいデザインセンスが光るモデルだ。
特にURABAN Rは、バイク用ヘルメットのようなしっかりしたバイザーや開閉可能なベンチレーションホールなど、レーシングモデルも顔負けのギミックが満載されており、所有欲をくすぐってくれる一品だ。
セッレイタリアからは新作のNovus Boostやマチュー・ファンデルプールモデルのFlite Boost、シディからはSIXTYの限定カラーなども展示されており、来場者の目を引いていた。他にも、近隣に居を構える東京サンエスも出展。オリジナルのJFFシリーズの新モデルやリッチーのバイクを中心に魅力的な製品を展示していた。
オンラインでの展示会が増える中、オープンエアでの開催とすることで実際の製品を手に取って確かめることが出来る貴重な機会となった日直商会の展示会。ショップのスタッフにとっても、またとない機会だったはずだ。
text&photo:Naoki Yasuoka
末広町からほど近く、閉校した千代田区練成中学校の跡地を利用した3331 Arts Chiyodaにて日直商会の展示会が開催された。新型感染症対策として、今回の展示会は同施設の屋上で行われるオープンエアのイベントとなった。
アルゴン18を筆頭に、同社が取り扱う様々なブランドのプロダクトが展示されることとなったが、今回最も注目を集めていたのは、この展示会の同日に発表されたカンパニョーロの新型フラッグシップホイールであるBORA ULTRA WTO。
詳細は既報のプロダクト記事に譲るが、これまでも高い評価を得てきたカンパニョーロのカーボンホイールを新たな段階へと引き上げる意欲作であることは、細かいテクニカルな能書きを読まずとも実物を目の前にすれば感じ取れる一品。まさに"The Beauty of speed"というキャッチコピーが似合うホイールだ。
それはH.U.L.C.(ハンドメイド・ウルトラ・ライト・カーボン)で作られ、C-LUX(カンパニョーロ・ラグジュアリー)と名付けられた特別なフィニッシュを施されたリムの美しさによるものでもあるし、新たに採用された枕頭式ニップルのAero Mo-Magによるクリーンなルックスのおかげでもある。もちろん、見る角度によって複雑に表情を変えるコッパーカラーの"ULTRA"レターと、ブランドロゴがその美しさをさらに引き立てている。
ノーマルのBORA WTOを始め、現行のBORAシリーズのどれとも異なるのはこれまで織カーボンだったリムベッドまでも滑らかな仕上げとなっていること。精密な仕上げによって、チューブレスタイヤ装着時に安全かつ安定した装着と運用を可能としているのだ。見た目の美しさだけでない、C-LUXフィニッシュのメリットでもある。
また、リムの構造も少し異なっているように見受けられた。外見からわかりやすいのは、リムベッドから確認できる継ぎ目と思わしき箇所が従来の3か所から5カ所へ増えているというところだろうか。どういった理由かは定かでないものの、Aero Mo-Magの製法の影響もあるかもしれない。先述したデカールの色味といい、こういった気付きがあることも、やはり実物を手に取って観察できる展示会ならではのメリットと言えるだろう。
BORA ULTRA WTOの他にも、13速のグラベルコンポーネントであるEKARやSHAMAL CARBONといった最新モデルの実物も展示され、高い注目を集めていたようだ。
カンパニョーロ以外にも、新たに取り扱いが始まったブルガリアのサイクリングキャップブランド、ベローサイクリストやペダル型パワーメーターのファヴェロ等、注目の集まるブランドが多数展示されていた。
イネオス・グレナディアーズも使用するイタリアンヘルメットブランドのカスクからは、新たなアーバン向けヘルメット、URBAN RとMOEBIUSがお披露目。カジュアルさとスポーティーさを両立させたカスクらしいデザインセンスが光るモデルだ。
特にURABAN Rは、バイク用ヘルメットのようなしっかりしたバイザーや開閉可能なベンチレーションホールなど、レーシングモデルも顔負けのギミックが満載されており、所有欲をくすぐってくれる一品だ。
セッレイタリアからは新作のNovus Boostやマチュー・ファンデルプールモデルのFlite Boost、シディからはSIXTYの限定カラーなども展示されており、来場者の目を引いていた。他にも、近隣に居を構える東京サンエスも出展。オリジナルのJFFシリーズの新モデルやリッチーのバイクを中心に魅力的な製品を展示していた。
オンラインでの展示会が増える中、オープンエアでの開催とすることで実際の製品を手に取って確かめることが出来る貴重な機会となった日直商会の展示会。ショップのスタッフにとっても、またとない機会だったはずだ。
text&photo:Naoki Yasuoka
リンク
Amazon.co.jp
Choice NIGHT PROTEIN (ナイトプロテイン) ホエイプロテイン ココア 1kg [ 人工甘味料 GMOフリー ] グラスフェッド プロテイン 国内製造 (BC30 乳酸菌使用)
CHOICE NUTRITION ( チョイス ニュートリション )