2021/02/17(水) - 16:16
ヨーロッパチャンピオンのエリ・イゼルビッドと、前ベルギーチャンピオンのローレンス・スウェーク(共にベルギー、パウェルズサウゼン・ビンゴール)が今季使用したリドレーのX-Night SL Discにフォーカス。セラミックスピードのプーリーや、ワンオフチェーンリングなど特徴あるチャンピオンバイクだ。
エリ・イゼルビッド(ベルギー、パウェルズサウゼン・ビンゴール)が駆るX-Night SL Disc photo:Nobuhiko Tanabe
ヨーロッパチャンピオンカラーのX-Night SL Disc photo:Nobuhiko Tanabe
The Mechanic-parts製のフロントシングルチェーンリング(42T) photo:Nobuhiko Tanabe
ヨーロッパチャンピオンのエリ・イゼルビッド(ベルギー)や前ベルギーチャンピオンのローレンス・スウェーク(ベルギー)ら、パウェルズサウゼン・ビンゴール勢が駆るのはリドレーのカーボンシクロクロスバイク「X-Night SL Disc」。身長165cmのイゼルビッドは48サイズを駆り、白地にブルーのチャンピオンカラーをメインに黒地に赤のチームカラーのバイクも併用している。
シーズン終盤戦に2勝を挙げたスウェークのX-Night SL Discは、ベルギーチャンピオンを記念して渡された赤黒ペイント。ジュニア時代から数えて5度ナショナルチャンピオンに輝いたスウェークの業績がナショナルカラーと共にトップチューブに記されている。
ローレンス・スウェーク(ベルギー、パウェルズサウゼン・ビンゴール)が駆るナショナルカラーのX-Night SL Disc photo:Nobuhiko Tanabe
通算5回獲得したナショナルチャンピオンの軌跡が記される photo:Nobuhiko Tanabe
スウェークのバイクにもイゼルビッドの名前入りチェーンリング(42T)が photo:Nobuhiko Tanabe
コンポーネントはシマノのR9170系デュラエースDi2だが、チームはローターのクランクとセラミックスピードのオーバーサイズプーリーケージ、そしてDTスイスのブレーキローターとパッドを組み合わせて運用中。イゼルビッドは長年フロントシングルギアを愛用してきたが、コースに合わせてフロントダブルギアも併用しているようだ。
駆動系で目を引くのはフロントシングルバイクに組み込まれたチェーンリングだ。イゼルビッドの名前が刻まれた4(8?)アームは、アルミCNC加工を専門とするカスタムオーダーブランド「The Mechanic-parts」の製品。歯数は42Tで、フロントディレイラーハンガーにセットするチェーンウォッチャーもおそらく同社の手によるもの。スウェークのバイクにもイゼルビッドの名が刻まれたチェーンリングがセットされていた。
スーパーゼロ DCRカーボンハンドルとZERO100アルミステムを組み合わせる photo:Nobuhiko Tanabe
リアディレイラーにはセラミックスピード製のオーバーサイズプーリーをセット photo:Nobuhiko Tanabe
ホイールはDTスイスのARC 1100 DICUT photo:Nobuhiko Tanabe
「フィニッシュまで戦え」のメッセージ photo:Nobuhiko Tanabe
ホイールはDTスイスのARC 1100 DICUTで、組み合わせるタイヤはハッチンソンの11ストームコンパウンドを使ったデュガス。ハンドル周りやシートポストはデダで、 二人ともスーパーゼロ DCRカーボンハンドルとZERO100アルミステムという組み合わせ。ブラケットをかなり上向きに取り付けるのはイゼルビッドならではのセッティングだ。
サドルはリドレーと同郷フォルツァ。ボトルケージ用のボルトは取り払われ軽量化が意識されていることが分かる。
text:So Isobe



ヨーロッパチャンピオンのエリ・イゼルビッド(ベルギー)や前ベルギーチャンピオンのローレンス・スウェーク(ベルギー)ら、パウェルズサウゼン・ビンゴール勢が駆るのはリドレーのカーボンシクロクロスバイク「X-Night SL Disc」。身長165cmのイゼルビッドは48サイズを駆り、白地にブルーのチャンピオンカラーをメインに黒地に赤のチームカラーのバイクも併用している。
シーズン終盤戦に2勝を挙げたスウェークのX-Night SL Discは、ベルギーチャンピオンを記念して渡された赤黒ペイント。ジュニア時代から数えて5度ナショナルチャンピオンに輝いたスウェークの業績がナショナルカラーと共にトップチューブに記されている。



コンポーネントはシマノのR9170系デュラエースDi2だが、チームはローターのクランクとセラミックスピードのオーバーサイズプーリーケージ、そしてDTスイスのブレーキローターとパッドを組み合わせて運用中。イゼルビッドは長年フロントシングルギアを愛用してきたが、コースに合わせてフロントダブルギアも併用しているようだ。
駆動系で目を引くのはフロントシングルバイクに組み込まれたチェーンリングだ。イゼルビッドの名前が刻まれた4(8?)アームは、アルミCNC加工を専門とするカスタムオーダーブランド「The Mechanic-parts」の製品。歯数は42Tで、フロントディレイラーハンガーにセットするチェーンウォッチャーもおそらく同社の手によるもの。スウェークのバイクにもイゼルビッドの名が刻まれたチェーンリングがセットされていた。




ホイールはDTスイスのARC 1100 DICUTで、組み合わせるタイヤはハッチンソンの11ストームコンパウンドを使ったデュガス。ハンドル周りやシートポストはデダで、 二人ともスーパーゼロ DCRカーボンハンドルとZERO100アルミステムという組み合わせ。ブラケットをかなり上向きに取り付けるのはイゼルビッドならではのセッティングだ。
サドルはリドレーと同郷フォルツァ。ボトルケージ用のボルトは取り払われ軽量化が意識されていることが分かる。
text:So Isobe
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