2020/12/13(日) - 15:00
和歌山県新宮市を本拠地とするキナンサイクリングチームは、プレスリリースで2021年体制を発表。畑中勇介と花田聖誠の2名が新たに加入して12名体制とすることを明らかにした。
キナンサイクリングチームは毎年12月に開催されるエンデューロイベント「ヴェロフェスタinモリコロパーク」で新体制発表を行ってきたが、今年はプレスリリースでの発表となった。既に引退を発表している椿大志が退団し、新たに2名が加入して12名体制となる。
先にチーム右京からの退団が発表されていた畑中勇介は、キナンサイクリングチームに新天地を求めた。2017年の全日本選手権ロードレース優勝、2010年ジャパンカップ3位表彰台、2010年、2011年、2015年のJプロツアー個人総合優勝と、実績豊富な畑中の経験が活かされることが期待される。
畑中勇介コメント
「KINAN Cycling Teamの一員としてジャパンサイクルリーグやUCI国際レースで新たな挑戦ができることを今とても楽しみにしています。今までの経験を生かしつつ、勢いのあるこのチームのメンバーとともに一丸となって勝利を目指したいと思います。応援よろしくお願いいたします」
さらに、22歳の花田聖誠が加入する。ジュニア時代から頭角を現し、チームユーラシア-iRCタイヤに所属してベルギーを拠点に活動。2016年、伊豆大島で開催されたアジア選手権ロードではジュニア3位。U23に上がった2019年には、ジャパンカップのオープンレースで優勝。今年はJCF強化指定選抜チームからJプロツアーに出場し、積極的なレースを見せた。
花田聖誠コメント
「このたび、KINAN Cycling Teamへの加入が決まり、大変うれしく思います。ここからが新たなスタートになるので、現状に満足せず日々強くなることを意識し、チームの勝利に貢献できるよう最善を尽くします。応援よろしくお願いします」
本来アジアツアーを主戦場としているキナンサイクリングチームだが、2020年はコロナ禍により国内での活動を強いられることになった。それでもJプロツアーでは山本元喜・大喜兄弟とトマ・ルバで3勝を挙げ、レース展開の要となって存在感を示した。
2021年は、ホームレースとなる「ツール・ド・熊野」での個人総合優勝を最大の目標に、国内外の情勢を見ながら可能な範囲で海外レースにも出場する予定としている。また、新たにスタートする国内ロードレースシリーズ「ジャパンサイクルリーグ」と、トラックレース対抗戦の「バンクリーグ」に参戦。トラック競技を専門とする選手(荒井佑太、田中克尚、福田真平)へのサポートも継続して行う。
一方で、ホストレース「KINAN AACA CUP」の開催や自転車安全教室の実施など、イベント開催・参加を通じ、チームの地元である熊野地域や自転車界への貢献も続けていく。
キナンサイクリングチームは毎年12月に開催されるエンデューロイベント「ヴェロフェスタinモリコロパーク」で新体制発表を行ってきたが、今年はプレスリリースでの発表となった。既に引退を発表している椿大志が退団し、新たに2名が加入して12名体制となる。
先にチーム右京からの退団が発表されていた畑中勇介は、キナンサイクリングチームに新天地を求めた。2017年の全日本選手権ロードレース優勝、2010年ジャパンカップ3位表彰台、2010年、2011年、2015年のJプロツアー個人総合優勝と、実績豊富な畑中の経験が活かされることが期待される。
畑中勇介コメント
「KINAN Cycling Teamの一員としてジャパンサイクルリーグやUCI国際レースで新たな挑戦ができることを今とても楽しみにしています。今までの経験を生かしつつ、勢いのあるこのチームのメンバーとともに一丸となって勝利を目指したいと思います。応援よろしくお願いいたします」
さらに、22歳の花田聖誠が加入する。ジュニア時代から頭角を現し、チームユーラシア-iRCタイヤに所属してベルギーを拠点に活動。2016年、伊豆大島で開催されたアジア選手権ロードではジュニア3位。U23に上がった2019年には、ジャパンカップのオープンレースで優勝。今年はJCF強化指定選抜チームからJプロツアーに出場し、積極的なレースを見せた。
花田聖誠コメント
「このたび、KINAN Cycling Teamへの加入が決まり、大変うれしく思います。ここからが新たなスタートになるので、現状に満足せず日々強くなることを意識し、チームの勝利に貢献できるよう最善を尽くします。応援よろしくお願いします」
本来アジアツアーを主戦場としているキナンサイクリングチームだが、2020年はコロナ禍により国内での活動を強いられることになった。それでもJプロツアーでは山本元喜・大喜兄弟とトマ・ルバで3勝を挙げ、レース展開の要となって存在感を示した。
2021年は、ホームレースとなる「ツール・ド・熊野」での個人総合優勝を最大の目標に、国内外の情勢を見ながら可能な範囲で海外レースにも出場する予定としている。また、新たにスタートする国内ロードレースシリーズ「ジャパンサイクルリーグ」と、トラックレース対抗戦の「バンクリーグ」に参戦。トラック競技を専門とする選手(荒井佑太、田中克尚、福田真平)へのサポートも継続して行う。
一方で、ホストレース「KINAN AACA CUP」の開催や自転車安全教室の実施など、イベント開催・参加を通じ、チームの地元である熊野地域や自転車界への貢献も続けていく。
キナンサイクリングチーム 2021年体制
選手名(国籍) | スタッフ |
---|---|
山本元喜(日本) | ゼネラルマネージャー:加藤康則 |
田中克尚(日本) | 監督:石田哲也 |
花田聖誠(日本・新加入) | ソワニエ:森川健一郎 |
マルコス・ガルシア(スペイン) | ケアラー:安見正行 |
山本大喜(日本) | メカニック:星野貴大 |
サルバドール・グアルディオラ(スペイン) | メカニック:横井利明 |
福田真平(日本) | メディアオフィサー:福光俊介 |
トマ・ルバ(フランス) | アドバイザー:鈴木新史 |
中島康晴(日本) | イベントディレクター:田中国大 |
新城雄大(日本) | |
畑中勇介(日本・新加入) | |
荒井佑太(日本) |
text:Satoru Kato
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