ジュニア王者・津田悠義がアージェードゥーゼール傘下の育成チームに加入

全日本ジュニアチャンピオンの津田悠義（EQADS/三好高校）が、アージェードゥーゼール傘下の育成チームに加入する。2021年シーズン、フランスのトップアマチュアチームでステップアップを目指す。

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おなじみとなったウィニングポーズで独走フィニッシュする津田悠義（三好高校） photo:Makoto.AYANO
浅田顕氏率いる育成チーム、EQADSに所属する津田悠義が、フランスの名門アマチーム"シャンベリー・シクリズム・フォルマスィオン（以下、CCF）"と2021年の選手契約を締結した。津田はEQADSの準所属選手としてフランスでもレース活動を行い、2020年シーズンはコロナ禍でレース活動が一時停止する前までで4勝を挙げる躍進を見せていた。2019年の全日本ジュニア王者でもある。

津田悠義が加入するCCFは、フランス自転車競技連盟の監修のもと運営されるアマチュアチーム。フレンチアルプスの都市"シャンベリー"に拠点を構えるCCFは、アージェードゥーゼールの傘下にあり、ロマン・バルデやナンス・ピーターズ、ブノワ・コヌフロワなど、フランスのトップ選手を輩出してきた名門チームだ。

アージェードゥーゼールの育成チーム「シャンベリー・シクリズム・フォルマスィオン」 (c)EQADS
2019年の世界選手権ジュニアに出場した津田悠義（右：EQADS/愛知県立三好高校） photo:Luca Bettini
フランスのトップアマカテゴリーの"ディヴィジョン・ナショナル1（DN1）"にて常に上位成績を収めるCCFは、所属する選手には自転車キャリア後を見越した勉学を継続することを義務付けるという特徴ももつ。あらゆる方面で活躍できる人材を育て上げるチームに津田は所属することになる。

以下、津田悠義のコメントをプレスリリースから紹介する。

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この度はChambéry Cyclisme Formation（CCF）へ入団させて頂く事になりました。自転車を始めて7年。新たなスタートを切らせて頂ける事に心から感謝します。それに伴いまして、ここまでの活動にご協力、ご支援して頂きました皆様ありがとうございます。

また浅田監督にフランスの監督にコンタクトを取って頂き、ジュニア一年から欧州での活動チャンスを頂けた事も入団への大きなきっかけです。ありがとうございます。

しかしながら、ここがゴールではなく『スタート地点のスタート地点』です。

来年からは一年を通して欧州で活動させて頂く事になりますが、より早くステップアップしていける様に全力を尽くして参ります。

日本から遠い欧州でも皆様のご支援はとても力になります。引き続き宜しくお願い致します。

津田悠義と浅田監督 photo: Yuichiro Hosoda津田悠義プロフィール
EQADS準所属：愛知県立三好高校（高体連登録）
生年月日：2002年12月21日
出身地：愛知県
身長：175.0cm
体重：58.0kg

主な実績
2019：チャレンジロード　ジュニアクラス優勝
2019：全日本選手権ジュニアロード　優勝
2019：Marmande Val de Garonne classic（フランスジュニア全国大会）優勝