2020/09/04(金) - 18:11
第2ステージで逃げ集団でのスプリントを制し、マイヨジョーヌを獲得したジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)。ロヴァールの新型クリンチャーホイールを装備したS-WORKS TARMAC SL7にフォーカスを当てる。
大会2日目にして登場した本格山岳コース。その最終盤の峠でアタックを成功させ、そのままライバルたちを蹴散らしたジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)。
昨年、総合優勝を目前に掴みかけたフランスのスターが開幕間もない今ツールで再び黄色いジャージを纏った。獲得標高3,500mというコースの最終盤、最も勾配の厳しい区間でアタックを成功させたアラフィリップの走りを支えたのは、今年デビューしたばかりのスペシャライズドのオールラウンドマシン"S-WORKS TARMAC SL7"だ。
前作からエアロダイナミクスを向上させ、オールラウンドバイクでありながら同社のエアロロードであるVENGEを廃盤に追い込むほど高い総合力を持った万能マシンとして、デビュー当初から高い注目を浴びてきた。ツールという晴れ舞台でも、早速その実力を証明することに成功した。
コンポーネントはシマノの電動DURA-ACE。ユニークなのが、ブレーキローターにMTBモデルとなるXTRグレードの"RT-MT900"を使用しているところだろう。放熱フィンの大きなロード用モデルに比べて横風の影響を受けづらいこと、同サイズであれば10g程度軽量であることなどが理由として挙げられそうだ。
ホイールはロヴァールの新型ホイール、ALPINSTとRAPIDEをコースによって使い分ける。第2ステージのような山岳コースでは軽量なALPINSTを、それ以外は万能なRAPIDEを使用しているようだ。これら2つの新型ホイールは、クリンチャータイヤのみ対応であり、アラフィリップもスペシャライズドのTURBO COTTONを使用している。チューブラーが主流のプロレースの世界、その最高峰であるツール・ド・フランスにおけるクリンチャータイヤの勝利は実に28年ぶりということで、大きく話題を呼んだ。
大会2日目にして登場した本格山岳コース。その最終盤の峠でアタックを成功させ、そのままライバルたちを蹴散らしたジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)。
昨年、総合優勝を目前に掴みかけたフランスのスターが開幕間もない今ツールで再び黄色いジャージを纏った。獲得標高3,500mというコースの最終盤、最も勾配の厳しい区間でアタックを成功させたアラフィリップの走りを支えたのは、今年デビューしたばかりのスペシャライズドのオールラウンドマシン"S-WORKS TARMAC SL7"だ。
前作からエアロダイナミクスを向上させ、オールラウンドバイクでありながら同社のエアロロードであるVENGEを廃盤に追い込むほど高い総合力を持った万能マシンとして、デビュー当初から高い注目を浴びてきた。ツールという晴れ舞台でも、早速その実力を証明することに成功した。
コンポーネントはシマノの電動DURA-ACE。ユニークなのが、ブレーキローターにMTBモデルとなるXTRグレードの"RT-MT900"を使用しているところだろう。放熱フィンの大きなロード用モデルに比べて横風の影響を受けづらいこと、同サイズであれば10g程度軽量であることなどが理由として挙げられそうだ。
ホイールはロヴァールの新型ホイール、ALPINSTとRAPIDEをコースによって使い分ける。第2ステージのような山岳コースでは軽量なALPINSTを、それ以外は万能なRAPIDEを使用しているようだ。これら2つの新型ホイールは、クリンチャータイヤのみ対応であり、アラフィリップもスペシャライズドのTURBO COTTONを使用している。チューブラーが主流のプロレースの世界、その最高峰であるツール・ド・フランスにおけるクリンチャータイヤの勝利は実に28年ぶりということで、大きく話題を呼んだ。
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