リッチー SWISS CROSS DISCのニューカラー＆アドベンチャーバイク用ハンドル WCS VENTURE MAX XL

リッチーの銘品「SWISS CROSS DISC」のニューカラーがリリースされている。ショートリーチ、フレア、独特なドロップ部が特徴のアドベンチャー用ハンドル「WCS VENTURE MAX XL」と合わせて紹介しよう。

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リッチー SWISS CROSS DISC
リッチー SWISS CROSS DISC (c)東京サンエス
2019年シーズン登場より25周年ということでフルモデルチェンジが行われたSWISS CROSS DISC。リッチーの歴史に刻まれる名車は時代に合わせ進化を続けており、現在のモデルはディスクブレーキCXバイクとしてスタンダードであるフラットマウントやスルーアクスルといった設計が与えられている。

ただ単純に最新規格をなぞるだけではなく、SWISS CROSS DISCらしさを確保するためにリッチーはこのモデルの開発に3年の月日を要したという。パイプ剛性、リアエンドのデザイン、溶接方法、ジオメトリーを煮詰め、初代から愛され続ける絶妙な乗り味と軽快さを実現している。

フォーク内側にアクセントカラーの赤色が差し込まれている (c)東京サンエスシートクランプ周辺の処理はリッチーらしさが表れている (c)東京サンエススルーアクスルとフラットマウントを採用している (c)東京サンエス


SWISS CROSS DISCはシクロクロス用バイクだが、タイヤクリアランスは最大で700C×40mmまでとされているため、グラベルバイクとしても楽しむことができるだろう。

2020年モデルは新カラーWhite/Redとして展開される。白色をベースとしつつ、赤色のアクセントカラーを配置することで爽やかな雰囲気を演出する。サイズはXS、S、M、Lという4種類。重量は2,548g（Lサイズ）。価格は205,000円（税抜）。

リッチー SWISS CROSS DISC
フレーム：トリプルバテッド リッチー ロジックチューブ
フォーク：リッチーWCSカーボンディスククロスフォーク
サイズ：XS・S・M・L
カラー：White/Red
重量：2548g（Lサイズ フレーム＆フォーク）
最大タイヤサイズ：700C×40mm
価格：205,000円（税抜）

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リッチー WCS VENTURE MAX XL
リッチー WCS VENTURE MAX XL (c)東京サンエス
ドロップが外側に広がる設計を採用している (c)東京サンエスエンド部も外側に広がる (c)東京サンエス


自転車だけではなくハンドルやシートポストといったコンポーネント類にも定評があるリッチーが、WCS “VENTURE MAX XL”をリリース。アメリカとヨーロッパで定着しつつあるグラベル/アドベンチャーライド向けに設計されたモデルであり、バイクパッキングなどに最適なアルミハンドルバーだ。

WCS VENTURE MAX XLの特徴はドロップ部に波を打つような形状が採用されている点。Bio Bendと呼ばれる設計で、手のひらにフィットする握りやすさに定評があるという。他にもクランプ部から4.6°のバックスイープ、ドロップ部は外側に24°フレア、更にエンドは6°末広がりする設計が与えられており、リラックスしたポジションによる快適性とオフロードで暴れるバイクを押さえこみやすいコントロール性を実現している。

リッチー WCS VENTURE MAX XLの寸法表 (c)東京サンエスBio Bendという設計によって握りやすくなっている (c)東京サンエス


また、トップが520mm幅と非常に広く作られており、バイクパッキングで使用する大型のハンドルバーバッグも問題なく装着できるスペースを確保。またトップ部は扁平に作られているため、リラックスポジションで走る時もハンドルを握りやすくなっている。価格は14,500円（税抜）。

リッチー WCS VENTURE MAX XL
カラー：Blatte Black
素材：トリプルバテッド7050アルミ
重量：325g
ベンド：エルゴバイオベンド
幅：外−外 647mm
ドロップ/リーチ：102/75mm
ドロップフレア：24度
フレアアウト：6度
バックスイープ：4.6度
クランプ径：31.8mm
仕様：Di2ケーブルルーティング・クリップオン適合
価格：14,500円（税抜）