グアンシー2日目の集団スプリントでEFのマクレー勝利　アッカーマンが総合首位浮上

中国で開催中のツアー・オブ・グアンシー。2日連続となった集団スプリントでダニエル・マクレー（イギリス、EFエデュケーションファースト）が勝利し、ステージ2位パスカル・アッカーマン（ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ）が総合首位に浮上している。

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リーダージャージを着用したフェルナンド・ガビリア（コロンビア、UAEチームエミレーツ） photo:CorVos前日2位のリベンジを狙うパスカル・アッカーマン（ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ） photo:CorVos

青空の下ツアー・オブ・グアンシー第2ステージがスタート photo:CorVos
UCIワールドツアー最終戦ツアー・オブ・グアンシー2日目の舞台は、前日に開幕ステージが開催された北海市から北西に向かい、欽州市へとフィニッシュする152.3km。欽州市内の市街地サーキットを3周回するが、この日は前日にもまして完璧なオールフラットコース。フィニッシュ地点では再びスプリンターたちが火花を散らした。

この日のレースはローレンス・デフリーズ（ベルギー、アスタナ）とジェローム・クザン（フランス、トタル・ディレクトエネルジー）、そしてセップ・ファンマルク（ベルギー、EFエデュケーションファースト）の逃げで動き出す。リーダージャージのフェルナンド・ガビリア（コロンビア）率いるUAEチームエミレーツなどスプリンターチームのコントロールで逃げを潰し、最後は定石通り集団スプリント持ち込まれた。

中国らしい建物を横目に欽州市のフィニッシュラインを目指す photo:CorVos
初のワールドツアーレース勝利を挙げたダニエル・マクレー（イギリス、EFエデュケーションファースト） photo:CorVos
広い道幅をいっぱいに使った混戦を制したのはダニエル・マクレー（イギリス、EFエデュケーションファースト）。ツアー・オブ・グアンシーを最後に2年間在籍したEFエデュケーションファーストを離れ、来季は古巣のアルケア・サムシックに戻る27歳にとっては嬉しいワールドツアー初勝利となった。

2位はパスカル・アッカーマン（ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ）、3位はマッテーオ・トレンティン（イタリア、ミッチェルトン・スコット）で前日と同じ顔ぶれが並んだ。ガビリアがステージ8位に沈んだため、ポイント賞ランキングでも首位となったアッカーマンがリーダージャージに袖を通している。

2日連続2位でリーダージャージを獲得したパスカル・アッカーマン（ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ） photo:CorVos