2019/09/30(月) - 18:25
9月29日、東北シクロクロスシリーズ開幕戦となる第1戦「わたりラウンド」が宮城県亘理町・鳥の海にて開催された。C1では序盤から独走に持ち込んだSNEL CYCLOCROSS TEAMの積田連が制した。主催者からのレポートで紹介する。
本格的なシーズンインに先駆けた9月29日(日)に、宮城県亘理町で東北シクロクロスシリーズが開幕。シリーズ初開催となるわたりラウンドだ。亘理町は宮城県南の海沿いに面した場所で、この時期は「はらこ飯」が有名な町で、この日も飲食ブースでははらこ飯が用意された。会場となった鳥の海はコースのすぐ脇が海。東北シクロクロスが始まった2011年の東日本大震災では津波被害があった場所ではあるが、やっとこの地域も整備が進み、亘理町の協力のもと開催に至った。
コースは堤防の土手をふんだんに使った約2.3kmのコースで、地元のホストチームのADVANCE仙台が監修したADVANCE CAMBERなど土手のアップダウンを繰り返すテクニカルセクションとスピードを要する堤防の長い直線、砂混じりの芝地などバランスの良いコースレイアウトが参加者から非常に好評であった。
C1は中国で開催された千森杯からシーズンインしたSNEL CYCLOCROSS TEAMの積田連を始め、東北や新潟のライダーを中心に11名でのスタートとなった。
予報では雨が心配されたが、C1が始まる頃には晴れ間が見え気温も上がりバイクにはボトルをセットしてレースに挑む選手が多々見られた。
レース序盤から積田や久保田冬吾(K's OFFROAD TEAM)、後藤啓(LipattiJewelry)、平原大雅(F(t)麒麟山racing)、鈴木将(酩酊輪行部)ら東北、新潟の若手ライダーが飛び出し、ドライコンディションも相まってペースが上がり合計10周回でのレースとなった。
積田はコンスタントに6分台でラップを重ねて独走状態に入り、レース中盤でメカトラブルで久保田や後藤がドロップしていく中で、平原大雅と昨シーズンの最終戦でC1に昇格して先週の茨城シクロクロスでも5位に入った鈴木将が2位争いを繰り広げる。
積田が安定した走りで半数近くをラップアウトし、そのまま2位を2分以上離して今シーズン初優勝。2位には7周回目に平原をかわしたシングルスピードで参戦している鈴木がC1初入賞、3位には平原が入り2位の鈴木と同じくC1初入賞となり、若手の活躍が目立ったレースとなった。
女子はCL1とCL2+3が混走となり、レース序盤CL1の林口幸恵(Live GARDEN BiciStelle)や須藤むつみ(Ready Go JAPAN)に混じり、CL2でシクロクロス初レースの地元亘理町在住の櫻本恵津子( チーム奥州 わたり接骨院)がパックとなり、序盤は昨シーズンまで3年連続東北シリーズチャンプの須藤のリズムが噛み合わず林口が先行したが、周回を重ねるごとにリズムを取り戻して須藤が貫禄を見せ逆転勝利。
東北シクロクロスシリーズは、このわたりラウンドを皮切りに来月10月27日に今年もUCI Class2のさがえラウンドが開催され、1月のJCXシリーズ第9戦/UCI Class2のざおうさまCUPなど今シーズンは全6戦で繰り広げられる。
今シーズンの最終戦は、東北シクロクロスが2011年から開催されてきて50回目のメモリアル大会にもなる。
本格的なシーズンインに先駆けた9月29日(日)に、宮城県亘理町で東北シクロクロスシリーズが開幕。シリーズ初開催となるわたりラウンドだ。亘理町は宮城県南の海沿いに面した場所で、この時期は「はらこ飯」が有名な町で、この日も飲食ブースでははらこ飯が用意された。会場となった鳥の海はコースのすぐ脇が海。東北シクロクロスが始まった2011年の東日本大震災では津波被害があった場所ではあるが、やっとこの地域も整備が進み、亘理町の協力のもと開催に至った。
コースは堤防の土手をふんだんに使った約2.3kmのコースで、地元のホストチームのADVANCE仙台が監修したADVANCE CAMBERなど土手のアップダウンを繰り返すテクニカルセクションとスピードを要する堤防の長い直線、砂混じりの芝地などバランスの良いコースレイアウトが参加者から非常に好評であった。
C1は中国で開催された千森杯からシーズンインしたSNEL CYCLOCROSS TEAMの積田連を始め、東北や新潟のライダーを中心に11名でのスタートとなった。
予報では雨が心配されたが、C1が始まる頃には晴れ間が見え気温も上がりバイクにはボトルをセットしてレースに挑む選手が多々見られた。
レース序盤から積田や久保田冬吾(K's OFFROAD TEAM)、後藤啓(LipattiJewelry)、平原大雅(F(t)麒麟山racing)、鈴木将(酩酊輪行部)ら東北、新潟の若手ライダーが飛び出し、ドライコンディションも相まってペースが上がり合計10周回でのレースとなった。
積田はコンスタントに6分台でラップを重ねて独走状態に入り、レース中盤でメカトラブルで久保田や後藤がドロップしていく中で、平原大雅と昨シーズンの最終戦でC1に昇格して先週の茨城シクロクロスでも5位に入った鈴木将が2位争いを繰り広げる。
積田が安定した走りで半数近くをラップアウトし、そのまま2位を2分以上離して今シーズン初優勝。2位には7周回目に平原をかわしたシングルスピードで参戦している鈴木がC1初入賞、3位には平原が入り2位の鈴木と同じくC1初入賞となり、若手の活躍が目立ったレースとなった。
女子はCL1とCL2+3が混走となり、レース序盤CL1の林口幸恵(Live GARDEN BiciStelle)や須藤むつみ(Ready Go JAPAN)に混じり、CL2でシクロクロス初レースの地元亘理町在住の櫻本恵津子( チーム奥州 わたり接骨院)がパックとなり、序盤は昨シーズンまで3年連続東北シリーズチャンプの須藤のリズムが噛み合わず林口が先行したが、周回を重ねるごとにリズムを取り戻して須藤が貫禄を見せ逆転勝利。
東北シクロクロスシリーズは、このわたりラウンドを皮切りに来月10月27日に今年もUCI Class2のさがえラウンドが開催され、1月のJCXシリーズ第9戦/UCI Class2のざおうさまCUPなど今シーズンは全6戦で繰り広げられる。
今シーズンの最終戦は、東北シクロクロスが2011年から開催されてきて50回目のメモリアル大会にもなる。
C1
1位 | 積田連(SNEL CYCLOCROSS TEAM) | 1:04:34.2 |
2位 | 鈴木将(酩酊輪行部) | +2:23 |
3位 | 平原大雅(F(t)麒麟山racing) | +3:01 |
4位 | 山田幸広(ベルエキップSHIBIRETAI) | +3:53 |
5位 | 久保田冬吾(K's OFFROAD TEAM) | +4:49 |
6位 | 秋元昌夫(Cyclo nation) | +6:26 |
CL1
1位 | 須藤むつみ(Ready Go JAPAN) | 45:37.6 |
2位 | 林口幸恵(Live GARDEN BiciStelle) | +0:23 |
CM1
1位 | 田崎友康(F(t)麒麟山Racing) | 38:39.4 |
2位 | 加来成能(茨城CXレーシングチーム) | +2:02 |
3位 | 須藤大輔(VOLCAオードビーBOMA) | +2:43 |
C2
1位 | 鈴木孝(あぶくまサイクリングクラブ) | 40:15.7 |
2位 | 千葉克彦(北上SOULRIDER) | +1:22 |
3位 | 岡田紀彦(アルゼンチンペソしかないよ) | +1:25 |
C3
1位 | 色川岳宏(チーム白猿) | 27:44.6 |
2位 | 工藤薫(Team nacree) | +0:37 |
3位 | 横田正美(リベルタス TBC) | +0:43 |
C4
1位 | 高橋壮(サガミレーシング) | 21:05.1 |
2位 | 佐々木啄人(ボンシャンス) | +0:04 |
3位 | 加藤立隆(WeZRC) | +0:13 |
CL2+3
1位 | 櫻本恵津子(チーム奥州 わたり接骨院) | 24:18.6 |
2位 | 菅原奈緒(HRCXチーム) | +3:56 |
CM2+3
1位 | 林健太郎(エルドラード東北) | 28:37.9 |
2位 | 三本木昭仁(鮎信友の会) | +0:50 |
3位 | 佐藤望(ADVANCE仙台) | +1:01 |
CK3
1位 | 成田光志 05:53.8 | |
2位 | 山田駿太郎(Team GRM) | +0:03 |
3位 | 櫻本悠一郎(チーム奥州) | +1:04 |
CL2
1位 | 佐々木琉名(ベルエキップしびれ隊) | 08:42.4 |
2位 | 我妻美音(イオンバイクJr.アカデミー) | +0:01 |
CK1
1位 | 飯島大也 | 07:07.6 |
2位 | 鈴木智大(チーム奥州) | +0:50 |
3位 | 田崎嘉人(F(t)麒麟山Racing) | +-1LAP |
text:Junya Sugata
photo:Isao Konno
photo:Isao Konno
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