2019/09/07(土) - 06:57
水曜日から開催されていた世界最大の自転車ショー「ユーロバイク」は、3日目の金曜日を以てディーラーやショップ向けに行われたビジネスデーの幕を下ろした。今回は、近年急速に成長を見せるグラベル系のプロダクトを中心にフォトダイジェストでレポートしていこう。
BMCのE-グラベルバイクに組み込まれたシマノSTEPS
E-BIKE専業のムシュタシュもE-グラベルバイクを用意した
ウィリエールのグラベルE-ロード「JENA HYBRID」が登場
OPENのWI.DE.は2.4インチのタイヤを装着することができる
リドレーより登場したグラベルロード「Kanzo Speed」
フルサスのグラベルロードバイク「MCR 9 RDO」
今年のユーロバイクはE-BIKEが主流であり、ほぼすべてのブースで電動アシスト自転車に関連するプロダクトが並べられていたのは既報の通り。また、初日にお披露目されたワフーやステージズのスピニングバイクを筆頭とするインドアサイクリング関連のプロダクトの勢いが増している。
同時に今年のユーロバイクでは引き続きグラベル関連のプロダクトが多く登場しており、アメリカを中心にヨーロッパにまでその盛り上がりは波及している模様。グラベルにもE-BIKEの波は到達しており、BMCやルック、ウィリエールなどロードバイクでお馴染みのブランドから、E-BIKE専業ブランドたちまでがE-グラベルロードを投入。
FSAより登場したグラベル用カーボンハンドル「K-WING」。アルミモデルは「A-WING」という名前だ
油圧ディスクブレーキシステムに補助ブレーキを組み込むことが可能だ
グラベルロードと密接な関係にあるバイクパッキング。イギリスのリストラップからは新作のハンドルバーバッグが登場している
2019年の注目コンポーネントのひとつであるGRX
ローターの1x13もグラベルライドには最適だ
主要ユニットメーカーであるシマノは電動変速システムのファームウェアをアップデートし、DI2のSTIレバー・ボタンにSTEPSのモードチェンジを割り当てられるようになった。電動バイクはフロントシングルとなるため、一般的には左STIレバーのシフトボタンの役割が失われる。そこにSTEPSのモードチェンジの役割を与えることで、これまでのSTEPSに必要であったコントローラーを廃すことができ、スマートなシステムとすることが可能だ。
また、2019年の大きなニュースの一つとしてシマノがグラベルライド用コンポーネント「GRX」を発表したことは外せない。また変速システムだけではなく、DISCOVER(ディスカバー)シリーズのバイクパッキングバッグにニューアイテムを追加したり、ドロッパーシートポスト、フレア型ハンドルバーを用意していたりと、積極的にグラベル系のプロダクトをリリースしている。
ハッチンソンのグラベル用タイヤ「OVERIDE」
ピレリはCinturatoシリーズをグラベル用タイヤとして位置付けている
DTスイスのG1800 SPLINEはアドベンチャーとレースどちらもカバーできる万能モデルだ
ミケのグラベル用ホイール「GRAFF」にはカーボンとアルミモデルが用意されている
もちろんシマノだけではなく、ありとあらゆるブランドからグラベルロード用のパーツがリリースされている。FSA、ジップ、イーストンからはフレア型ハンドルバーが登場。タイヤに関してはグラベル用タイヤのパイオニアであるWTBはもちろん、ハッチンソンやブレデシュタイン、コンチネンタルからも発表されており、非常に選択肢の幅が広がっている。
グラベルカテゴリーの話題で忘れられないのが、ナイナーのフルサスモデル「MCR 9 RDO」だ。シーオッタークラシックで発表され既にニュースとなっていたものの、ユーロバイクでもアワードに輝くなど注目度は依然として非常に高い。このモデルの登場によってグラベルバイクは、ロードバイクの延長線上に単純に位置したものではなく、様々な自転車の遊び方をカバーできるマルチパーパスな自転車であり、懐の深いカテゴリーであることが明らかになったはずだ。様々なサイクリストのニーズに応えてくれるグラベルカテゴリーの成長はまだまだ続いていくものと見られる。
イーストンはグラベルロード向けのコンパクトなチェーンリングを追加ラインアップ
ボトルや補給食を入れるためのバッグや、トップチューブバッグ、シートパックの新作が用意されたPROのDISCOVERシリーズ
カステリからはアドベンチャーツーリング向けの「UNLIMITED」シリーズが発表された
text&photo: Gakuto Fujiwara
photo:Yuto Murata






今年のユーロバイクはE-BIKEが主流であり、ほぼすべてのブースで電動アシスト自転車に関連するプロダクトが並べられていたのは既報の通り。また、初日にお披露目されたワフーやステージズのスピニングバイクを筆頭とするインドアサイクリング関連のプロダクトの勢いが増している。
同時に今年のユーロバイクでは引き続きグラベル関連のプロダクトが多く登場しており、アメリカを中心にヨーロッパにまでその盛り上がりは波及している模様。グラベルにもE-BIKEの波は到達しており、BMCやルック、ウィリエールなどロードバイクでお馴染みのブランドから、E-BIKE専業ブランドたちまでがE-グラベルロードを投入。





主要ユニットメーカーであるシマノは電動変速システムのファームウェアをアップデートし、DI2のSTIレバー・ボタンにSTEPSのモードチェンジを割り当てられるようになった。電動バイクはフロントシングルとなるため、一般的には左STIレバーのシフトボタンの役割が失われる。そこにSTEPSのモードチェンジの役割を与えることで、これまでのSTEPSに必要であったコントローラーを廃すことができ、スマートなシステムとすることが可能だ。
また、2019年の大きなニュースの一つとしてシマノがグラベルライド用コンポーネント「GRX」を発表したことは外せない。また変速システムだけではなく、DISCOVER(ディスカバー)シリーズのバイクパッキングバッグにニューアイテムを追加したり、ドロッパーシートポスト、フレア型ハンドルバーを用意していたりと、積極的にグラベル系のプロダクトをリリースしている。




もちろんシマノだけではなく、ありとあらゆるブランドからグラベルロード用のパーツがリリースされている。FSA、ジップ、イーストンからはフレア型ハンドルバーが登場。タイヤに関してはグラベル用タイヤのパイオニアであるWTBはもちろん、ハッチンソンやブレデシュタイン、コンチネンタルからも発表されており、非常に選択肢の幅が広がっている。
グラベルカテゴリーの話題で忘れられないのが、ナイナーのフルサスモデル「MCR 9 RDO」だ。シーオッタークラシックで発表され既にニュースとなっていたものの、ユーロバイクでもアワードに輝くなど注目度は依然として非常に高い。このモデルの登場によってグラベルバイクは、ロードバイクの延長線上に単純に位置したものではなく、様々な自転車の遊び方をカバーできるマルチパーパスな自転車であり、懐の深いカテゴリーであることが明らかになったはずだ。様々なサイクリストのニーズに応えてくれるグラベルカテゴリーの成長はまだまだ続いていくものと見られる。



text&photo: Gakuto Fujiwara
photo:Yuto Murata
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