UCI BMXワールドチャレンジで澤田茉奈が3年連続入賞　西村優々花も7位

ベルギーで開催されているUCI BMX ワールドチャレンジおよびUCI BMX 世界選手権大会で、日本代表の澤田茉奈が女子11歳クラスで3年連続の入賞。女子9歳クラスでは西村優々花も7位入賞を果たした。

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UCI BMX ワールドチャレンジ大会および UCI BMX世界選手権が開催されているのは、シクロクロスでもお馴染みのベルギーのフランダース東部、リンブルフ州ヒュースデンゾルダー近郊にあるゾルダー・サーキット内のBMXコース。

大会2日目には男子の11歳までと、女子の13歳までのカテゴリーのレースが行われ、女子9歳クラスに前年のアゼルバイジャン大会で優勝した澤田茉奈（埼玉県）が出場した。澤田は予選から準々決勝、準決勝を経て安定した走りで決勝まで勝ち上がると、決勝のスタートで出遅れるものの、第1コーナーの混戦を抜け出し4位でフィニッシュした。澤田のワールドチャレンジでの入賞は、2107年のアメリカ・ロックヒル大会で5位、2018年のアゼルバイジャン・バクー大会で優勝、今回の4位と3年連続となる。

コーナーを果敢に攻める澤田茉奈 (c)一般社団法人全日本BMX連盟
女子9歳クラス 4位の澤田茉奈 (c)一般社団法人全日本BMX連盟女子9歳クラス表彰式 (c)一般社団法人全日本BMX連盟


澤田はレース後に「決勝はスタートで挟まれて前に出ることができなかったが、抜き返して4位になることができて、いいレースだった」と話した。

また女子11歳クラスに出場した西村優々花（大阪府）も強さを見せて予選を通過。1/8決勝、準々決勝、準決勝と失敗の許されないレースを勝ち上がり決勝に進出。7位に入賞した。

決勝に進出し、7位でゴールした西村優々花 (c)一般社団法人全日本BMX連盟
女子11歳クラス 7位の西村優々花 (c)一般社団法人全日本BMX連盟女子11歳クラス表彰式 (c)一般社団法人全日本BMX連盟


西村は「速い選手がいっぱいいるなかで負けずに決勝に残って、Wゼッケン（※BMXワールドチャレンジの決勝進出者は、翌年の大会まで順位と同じゼッケンで走ることができる）を取れたことが良かった。実力を出し切れたと思う」と話している。

大会は26日まで年齢別カテゴリーの UCI BMX ワールドチャレンジが行われ、最終日の27日にはチャンピオンシップカテゴリーによる UCI BMX 世界選手権が開催される。