マヴィック　カーボンホイール3モデルにツール・ド・フランスエディション登場

フレンチブランドのマヴィックより、ツール・ド・フランスにインスパイアされた特別デザインのカーボンホイールが登場。COMETE、COSMIC、KSYRIUMの3モデルに、それぞれ異なるフィールドをモチーフとしたグラフィックが描かれたスペシャルなコレクションだ。

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COMETE、COSMIC、KSYRIUMにツール・ド・フランスエディションが登場 (c)マヴィック
マイヨジョーヌの誕生100周年と、ツールで5回の総合優勝を飾っているエディ・メルクスの初優勝から50年を祝う記念大会となる今年のツール・ド・フランス。7月6日にメルクスの故郷ベルギーの首都ブリュッセルで開幕する第106回ツール・ド・フランスを記念して、マヴィックよりスペシャルデザインのホイールが登場した。

ツール・ド・フランスにインスパイアされた、ユニークなグラフィックをリム全面にあしらった今回のコレクション。それぞれリムハイトの異なるCOMETE、COSMIC、KSYRIUMのカーボンリムモデルで展開される。ディープリムのCOMETEはスプリンターが活躍する平坦ステージを、オールラウンドに使えるCOSMICは起伏の激しいステージを、軽量モデルのKSYRIUMは山岳ステージをイメージしたイラストが刻まれている。

上からCOMETE、COSMIC、KSYRIUMにあしらわれるイラスト。ツール・ド・フランスの3つのステージをイメージしたデザインだ (c)マヴィック
いずれもリム内幅19mmとし昨今標準の25Cタイヤに最適化。リムの断面形状もエアロダイナミクスに優れたデザインとし空力性能を高めている。また、マヴィックが提唱するチューブレスシステムであるロードUST対応で、高性能な11ストームコンパウンドを使用したYKSION PRO USTタイヤによって優れた転がりとグリップ性能を発揮してくれる。

マヴィックはリムブレーキモデルとディスクブレーキモデルでリムを完全に作り分けている点にも要注目。ディスクブレーキ用リムはブレーキ面の強度がいらず軽量化できるため、その分リムハイトを高く設定してエアロ効果を高めている（COMETEを除く）。COSMICはリムモデルが40mmハイトに対し、ディスクモデルが45mmハイト。KSYRIUMはリムモデルが25mmハイトに対し、ディスクモデルが32mmハイトだ。

COMETE PRO CARBON ツール・ド・フランスエディション (c)マヴィック
COSMIC PRO CARBON ツール・ド・フランスエディション (c)マヴィック
KSYRIUM PRO CARBON ツール・ド・フランスエディション (c)マヴィック
またレーシングスペックの「SL」タイプと、エンデュランススペックの「Non SL」タイプという2種類で展開。SLはエアロ形状のスポークを使用し、かつリアをマヴィック特有のイソパルス組みとすることでパワー伝達性を高めている。対してNon SLはフラット形状のスポークで、リアを一般的な2クロス組みとすることで長時間のライドに最適な足当たりの良い剛性感に調整している。

今回のツール・ド・フランスエディションはCOMETE、COSMIC、KSYRIUMでそれぞれSL UST、SL UST DISC、UST DISCという3タイプにて販売。SLモデルが340,000円（税抜）、Non SLモデルが260,000円（税抜）だ。どちらも通常ラインアップから2万円のアップチャージとなる。ホイールで個性を出したいサイクリストはぜひチェックしてみてほしい。

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ツール・ド・フランスSPECIAL EDITION WHEELSETS