2019/05/28(火) - 09:48
トップXCレーサーであるヨランダ・ネフやアントン・クーパーを擁するワークスチームを持つトレック。フルサスペンションのXCバイク「TOP FUEL」がモデルチェンジ。ハードなワールドカップレースやトレイルライドに適応するためトラベル量が増加した。
機材の進化が著しいマウンテンバイクの世界。エンド幅が広いBOOST規格や、ホイールサイズが29erに回帰するなど次々と機材のトレンドが更新されていく。現在のMTBクロスカントリーではワールドカップコースが年々激しくなってきており、フルサスペンションが主流となっている。一方、トレイルを楽しむためのバイクのトレンドも日々更新されていき、より下りを楽しめるような設計のバイクが増えてきている。
今回モデルチェンジを果たしたトレックのTOP FUELは、XCレースで必要とされる速さとハンドリング、トレイルバイクに必要とされる操作性、走破性の全てを備えたバイクへと進化した。最も大きな変更ポイントはサスペンションのトラベル量がフロント120mm、リア115mmと従来の100mmから増加していること。
トラベル量増加に伴いヘッドアングルを寝かせ、リーチを伸ばしたジオメトリーを採用したことで、新型TOP FUELはダウンヒル時の安定感や操作性を獲得した。また、Straight Shot ダウンチューブというテクノロジーを採用することで、荒れたセクションでも信頼できる高い剛性を備えている。
リアリンクに搭載するMinolinkはナットを回すだけでヘッド角を0.5°、BBハイトを10mm調節可能であり、使用目的やシチュエーションに合わせてセッティングできる。リンクを反転させることで、ヘッドアングルをさらに大きく変えることができるのもポイントだ。
また、クロスカントリーとトレイルバイクをクロスオーバーさせたTOP FUELは、グリップシフトのようにひねるだけで前後のロックアウトを調整できるTwistLocデュアルリモートロックを搭載。サッと操作を行えるため、操作が億劫になることなく最適なサスの状態へと変更しやすいはずだ。また、搭載される13°ステムを通常の向きで使用するとトレイルに適し、上下反対に装着することでより登りやすいポジションを取れるようになっている。
新型TOP FUELはドロッパーシートポストが標準で装備されている。加えて、ダウンチューブのヘッド部分、BB付近にプロテクターも装着済みだ。ヘッド近くのプロテクターはフォーククラウンがフレームに接触することと、ハンドルの切れ込みを防止するもの。ハンドルがトップチューブにヒットしなくなるのは1つのポイントだろう。タイヤクリアランスは2.4インチまで。
ラインアップは新型よりカーボンの9.8とアルミの8という2種類の完成車が展開されることに。9.8は前サスがFox Performance 34、リアがFox Performance Floatという組み合わせ。ホイールはボントレガーのKovee Elite 30というカーボン製チューブレスレディが採用される。ドライブトレインはスラムGX EAGLE、ブレーキセットはシマノSLXだ。Mサイズで11.84kg。
新しく追加されたアルミフレーム完成車は、前サスにRockShox Recon RL、後サスにFox Performance Floatを組み合わせる。ホイールはボントレガーのアルミチューブレスレディKovee Comp 23だ。ドライブトレインはスラムNX EAGLE、ブレーキはシマノのMT501とMT500を採用する。Mサイズで13.81kg。
トレック Top Fuel 9.8フレーム:OCLV Mountain Carbon main frame & stays, tapered head tube, Knock Block, Control Freak internal routing, Carbon Armor, magnesium rocker link, Mino Link, ABP, Boost148, 115mm travel
フロントサスペンション:Fox Performance 34 Step-Cast
リアサスペンション:Fox Performance Float
ホイール:Bontrager Kovee Elite 30 carbon
タイヤ:Bontrager XR3 Team Issue
ドライブトレイン:SRAM GX Eagle(フロント32T、リア10-50/12spd)
ブレーキセット:Shimano SLX M7000
サイズ:S、M、M/L、L
価格:584,000円(税抜)
トレック Top Fuel 8フレーム:Alpha Platinum Aluminum, tapered head tube, Knock Block, Control Freak internal routing, downtube guard, magnesium rocker link, Mino Link, ABP, Boost148, 115mm travel
フロントサスペンション:RockShox Recon RL
リアサスペンション:Fox Performance Float
ホイール:Bontrager Kovee Comp 23
タイヤ:Bontrager XR3 Team Issue
ドライブトレイン:SRAM NX Eagle
ブレーキセット:Shimano hydraulic disc, MT501 lever, MT500 caliper
サイズ:S、M、M/L
価格:350,000円(税抜)
機材の進化が著しいマウンテンバイクの世界。エンド幅が広いBOOST規格や、ホイールサイズが29erに回帰するなど次々と機材のトレンドが更新されていく。現在のMTBクロスカントリーではワールドカップコースが年々激しくなってきており、フルサスペンションが主流となっている。一方、トレイルを楽しむためのバイクのトレンドも日々更新されていき、より下りを楽しめるような設計のバイクが増えてきている。
今回モデルチェンジを果たしたトレックのTOP FUELは、XCレースで必要とされる速さとハンドリング、トレイルバイクに必要とされる操作性、走破性の全てを備えたバイクへと進化した。最も大きな変更ポイントはサスペンションのトラベル量がフロント120mm、リア115mmと従来の100mmから増加していること。
トラベル量増加に伴いヘッドアングルを寝かせ、リーチを伸ばしたジオメトリーを採用したことで、新型TOP FUELはダウンヒル時の安定感や操作性を獲得した。また、Straight Shot ダウンチューブというテクノロジーを採用することで、荒れたセクションでも信頼できる高い剛性を備えている。
リアリンクに搭載するMinolinkはナットを回すだけでヘッド角を0.5°、BBハイトを10mm調節可能であり、使用目的やシチュエーションに合わせてセッティングできる。リンクを反転させることで、ヘッドアングルをさらに大きく変えることができるのもポイントだ。
また、クロスカントリーとトレイルバイクをクロスオーバーさせたTOP FUELは、グリップシフトのようにひねるだけで前後のロックアウトを調整できるTwistLocデュアルリモートロックを搭載。サッと操作を行えるため、操作が億劫になることなく最適なサスの状態へと変更しやすいはずだ。また、搭載される13°ステムを通常の向きで使用するとトレイルに適し、上下反対に装着することでより登りやすいポジションを取れるようになっている。
新型TOP FUELはドロッパーシートポストが標準で装備されている。加えて、ダウンチューブのヘッド部分、BB付近にプロテクターも装着済みだ。ヘッド近くのプロテクターはフォーククラウンがフレームに接触することと、ハンドルの切れ込みを防止するもの。ハンドルがトップチューブにヒットしなくなるのは1つのポイントだろう。タイヤクリアランスは2.4インチまで。
ラインアップは新型よりカーボンの9.8とアルミの8という2種類の完成車が展開されることに。9.8は前サスがFox Performance 34、リアがFox Performance Floatという組み合わせ。ホイールはボントレガーのKovee Elite 30というカーボン製チューブレスレディが採用される。ドライブトレインはスラムGX EAGLE、ブレーキセットはシマノSLXだ。Mサイズで11.84kg。
新しく追加されたアルミフレーム完成車は、前サスにRockShox Recon RL、後サスにFox Performance Floatを組み合わせる。ホイールはボントレガーのアルミチューブレスレディKovee Comp 23だ。ドライブトレインはスラムNX EAGLE、ブレーキはシマノのMT501とMT500を採用する。Mサイズで13.81kg。
トレック Top Fuel 9.8フレーム:OCLV Mountain Carbon main frame & stays, tapered head tube, Knock Block, Control Freak internal routing, Carbon Armor, magnesium rocker link, Mino Link, ABP, Boost148, 115mm travel
フロントサスペンション:Fox Performance 34 Step-Cast
リアサスペンション:Fox Performance Float
ホイール:Bontrager Kovee Elite 30 carbon
タイヤ:Bontrager XR3 Team Issue
ドライブトレイン:SRAM GX Eagle(フロント32T、リア10-50/12spd)
ブレーキセット:Shimano SLX M7000
サイズ:S、M、M/L、L
価格:584,000円(税抜)
トレック Top Fuel 8フレーム:Alpha Platinum Aluminum, tapered head tube, Knock Block, Control Freak internal routing, downtube guard, magnesium rocker link, Mino Link, ABP, Boost148, 115mm travel
フロントサスペンション:RockShox Recon RL
リアサスペンション:Fox Performance Float
ホイール:Bontrager Kovee Comp 23
タイヤ:Bontrager XR3 Team Issue
ドライブトレイン:SRAM NX Eagle
ブレーキセット:Shimano hydraulic disc, MT501 lever, MT500 caliper
サイズ:S、M、M/L
価格:350,000円(税抜)
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