2019/04/02(火) - 09:23
イタリアのサイクリングアクセサリーブランド、エリートより、パワー計測精度が±0.5％というダイレクトドライブ式スマートトレーナー「DRIVO II」がリリースされている。同じくパワー計測精度を高めるアップデートを施されたミドルグレードのDIRETOと合わせて紹介しよう。
エリート DRIVO II
エリート DRIVO II (c)カワシマサイクルサプライ
エリートのフラッグシップホームトレーナーDRIVO（ドライヴォ）は、自転車のドライブトレインをローラー台に装着するダイレクトトランスミッション方式を採用した1台。後輪を外した状態の自転車をローラー台に直接組み込むメリットは、タイヤドライブ式では気になるタイヤ摩耗やホイールの振動による騒音の心配が少ないこと。日本の集合住宅でも使いやすい形式のホームトレーナーに仕上がる。
DRIVO IIでアップデートされた点は内蔵されるパワーメーターの精度。DRIVOのパワー計測は計算上の理論値や歪みゲージによる計測ではなく、光学式のトルクセンサーを用いているため外的要因によって計測誤差が生まれにくくなっている。このセンサーによって、これまでは±1％という計測精度を実現していたが、DRIVO IIでは±0.5％という値まで性能を向上させている。
さらにエリートでは出荷されるローラー台のパワーメーターを1つずつ手作業でキャリブレーションを行っている。生産ロットごとの管理ではなく、個体ごとに調整をおこなっているため、初期の計測不良なども少ないはずだ。信頼性のあるパワーデータをもとにしたバーチャルサイクリングはさらに没入度が高くなるだろう。
本格的なトレーニングに最適なフラッグシップDRIVO II (c)カワシマサイクルサプライ
高い計測精度を実現する光学式センサー (c)カワシマサイクルサプライ
DRIVO IIでは電子制御のマグネティック負荷ユニットも新型を搭載。従来モデルよりもレスポンス速度が向上しており、画面に表示される負荷表示と実際に脚で感じる負荷の乖離が小さくなっている。ズイフトなどでのサイクリングもよりリアルなものとなるはずだ。
レッグデザインも改良が行われており、レッグ部分の3点と本体で支える方式を採用。ハイパワーでもがいた時の安定性を向上させている。同時に折りたたみ方式もアップデートが図られており、従来モデルよりも収納が手軽となった。対応エンド幅は130-135mm QR、142mm TAと現在主流となっている規格に対応している形だ。価格は187,810円（税抜）。エリート独自のトレーニングアプリ「My E-Training」の36ヶ月利用ライセンスも付属している。
エリート DRIVO II
カラー：ブラック
展開サイズ：幅約60x縦68x高さ52cm
最大再現勾配：24％
最大負荷：2,300W
対応エンド幅：130-135mm QR、142mm TA
価格：187,810円（税抜）
エリート DIRETO
エリート DIRETO (c)カワシマサイクルサプライ
ミドルグレードのDIRETOも2019年モデルでアップデートが図られ、パワーメーターの精度が±2％へと向上している。DIRETOは12点で計測する光学式センサーを搭載しており、DRIVO II同様に1つずつ手作業でキャリブレーションが行われていることが特徴。信頼のあるパワーデータでトレーニングに打ち込むことができる。
双方向通信機能付き負荷調整ユニットを内蔵しており、ズイフトを始めとする様々なトレーニングアプリを楽しむこともできる。最大再現勾配は14％。負荷は40km/h走行時に1400w、60km/h走行時に2200wにまで対応。My E-Training 12ヶ月利用ライセンスが付属しているため、手軽にスマートトレーナーを楽しむことができる。
レッグは折りたたみ式で、展開時は84x65cm、収納時は30x65x55cmというサイズ。2019年モデルになりフロントタイヤ用のライザーブロックが標準で付属するようになり、コストパフォーマンスが高くなっている。価格は116,680円（税抜）。
UAEチームエミレーツやグルパマFDJも使用するミドルグレードDIRETO (c)カワシマサイクルサプライ
ライザーブロックが標準で付属するようになる (c)カワシマサイクルサプライ
エリート DIRETO
カラー：ブラック
展開サイズ：幅約60x縦68x高さ52cm
収納サイズ：30x65x55cm
最大再現勾配：14％
最大負荷：1,400W/40km（2,200W/60km）
対応エンド幅：130-135mm QR、142mm TA
価格：116,680円（税抜）
エリート DRIVO II
エリート DRIVO II (c)カワシマサイクルサプライエリートのフラッグシップホームトレーナーDRIVO（ドライヴォ）は、自転車のドライブトレインをローラー台に装着するダイレクトトランスミッション方式を採用した1台。後輪を外した状態の自転車をローラー台に直接組み込むメリットは、タイヤドライブ式では気になるタイヤ摩耗やホイールの振動による騒音の心配が少ないこと。日本の集合住宅でも使いやすい形式のホームトレーナーに仕上がる。
DRIVO IIでアップデートされた点は内蔵されるパワーメーターの精度。DRIVOのパワー計測は計算上の理論値や歪みゲージによる計測ではなく、光学式のトルクセンサーを用いているため外的要因によって計測誤差が生まれにくくなっている。このセンサーによって、これまでは±1％という計測精度を実現していたが、DRIVO IIでは±0.5％という値まで性能を向上させている。
さらにエリートでは出荷されるローラー台のパワーメーターを1つずつ手作業でキャリブレーションを行っている。生産ロットごとの管理ではなく、個体ごとに調整をおこなっているため、初期の計測不良なども少ないはずだ。信頼性のあるパワーデータをもとにしたバーチャルサイクリングはさらに没入度が高くなるだろう。
本格的なトレーニングに最適なフラッグシップDRIVO II (c)カワシマサイクルサプライ高い計測精度を実現する光学式センサー (c)カワシマサイクルサプライDRIVO IIでは電子制御のマグネティック負荷ユニットも新型を搭載。従来モデルよりもレスポンス速度が向上しており、画面に表示される負荷表示と実際に脚で感じる負荷の乖離が小さくなっている。ズイフトなどでのサイクリングもよりリアルなものとなるはずだ。
レッグデザインも改良が行われており、レッグ部分の3点と本体で支える方式を採用。ハイパワーでもがいた時の安定性を向上させている。同時に折りたたみ方式もアップデートが図られており、従来モデルよりも収納が手軽となった。対応エンド幅は130-135mm QR、142mm TAと現在主流となっている規格に対応している形だ。価格は187,810円（税抜）。エリート独自のトレーニングアプリ「My E-Training」の36ヶ月利用ライセンスも付属している。
エリート DRIVO II
カラー：ブラック
展開サイズ：幅約60x縦68x高さ52cm
最大再現勾配：24％
最大負荷：2,300W
対応エンド幅：130-135mm QR、142mm TA
価格：187,810円（税抜）
エリート DIRETO
エリート DIRETO (c)カワシマサイクルサプライミドルグレードのDIRETOも2019年モデルでアップデートが図られ、パワーメーターの精度が±2％へと向上している。DIRETOは12点で計測する光学式センサーを搭載しており、DRIVO II同様に1つずつ手作業でキャリブレーションが行われていることが特徴。信頼のあるパワーデータでトレーニングに打ち込むことができる。
双方向通信機能付き負荷調整ユニットを内蔵しており、ズイフトを始めとする様々なトレーニングアプリを楽しむこともできる。最大再現勾配は14％。負荷は40km/h走行時に1400w、60km/h走行時に2200wにまで対応。My E-Training 12ヶ月利用ライセンスが付属しているため、手軽にスマートトレーナーを楽しむことができる。
レッグは折りたたみ式で、展開時は84x65cm、収納時は30x65x55cmというサイズ。2019年モデルになりフロントタイヤ用のライザーブロックが標準で付属するようになり、コストパフォーマンスが高くなっている。価格は116,680円（税抜）。
UAEチームエミレーツやグルパマFDJも使用するミドルグレードDIRETO (c)カワシマサイクルサプライライザーブロックが標準で付属するようになる (c)カワシマサイクルサプライエリート DIRETO
カラー：ブラック
展開サイズ：幅約60x縦68x高さ52cm
収納サイズ：30x65x55cm
最大再現勾配：14％
最大負荷：1,400W/40km（2,200W/60km）
対応エンド幅：130-135mm QR、142mm TA
価格：116,680円（税抜）
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