2019/03/15(金) - 09:22
キャットアイよりリリースされた新型ライトシリーズのSYNC(シンク)。今回の記事ではSYNCシリーズのリアライト「SYNC KINETIC」をピックアップして紹介しよう。新形状を採用するとともに、新しいモードを備えていることが特徴だ。
スマホと連携している全ライトの電源操作をワンアクションで行うことができるキャットアイのSYNCシリーズ。COREと並び主要ラインアップとして用意されたテールライトがSYNC KINETIC(シンク・キネティック、以下KINETIC)だ。従来のキャットアイの定番テールライトであるUSB充電式/LED光源のRAPIDシリーズとは異なるデザインと機能が与えられた新モデルとなっている。
RAPIDシリーズはエアロ形状のシートポストやシートステーにマッチする細身形状のボディが特徴。しかし、その中でRAPID MINIだけはサイクロプスのような1つ目デザインを採用した異色のモデルであった。KINETICはその1つ目デザインを踏襲しながら、従来型にはない太めのボディ、計5つのLEDを搭載する従来型には無い新しいルックスを獲得していることが外見上の特徴。
もちろんこのデザインは機能としても役割がある。クリアレンズが配置されている部分は、後方に対して直線的な光を届ける配光とされており、遠距離から迫る車両などにサイクリストの存在を知らせるためのものだ。最もLEDの光が強く照射されていると感じるのもこの部分。
1つ目LEDの下には4つのLEDが配置されており、これまでにはない山なりのボディシェイプだ。上部のLEDよりは光の強さが穏やかに設定されているものの、この部分は後方へのアピールに加えて側方に光を届ける役割も担う部分。全体が赤色のクリアボディというキャットアイのリアライトらしいデザインということもあり、照射範囲は非常にワイドだ。
KINETICにはハイ、ロー、点滅、ラピッドというお馴染みの4種類の発光パターンに加えて、グループライドとデイタイムハイパーフラッシュという新しい発光パターンが追加されている。グループライドとは名前の通り集団走行時に適しているモードだ。後方を走るサイクリストに配慮したモードで、発光パターンと明るさなどが他の点滅パターンと比べて穏やかになっている。
デイタイムハイパーフラッシュは、暴れん坊モードと表現したいほど強烈な発光パターンと光量が特徴。思わず目を向けてしまうようなユニークかつアグレッシブなフラッシュパターンとなっているため、明るい日中でも周囲に存在感を主張することができるデイライトにぴったりのモードだろう。
SYNCシリーズのリアライトは、連携しているもののモードチェンジを同期させられる機能を備えている。例えば、KINETICをハイからローに切り替えた時に、連携中のWEARABLEも同じようにハイからローへと移行するということだ。SYNCアプリでは最大7台ペアリングできるため、リアライトを増設しても一つ一つモードチェンジを行わずに済むというユーザビリティに優れた仕様となっている。
加えて、このモデルには加速度センサーが内蔵されており、減速を検知するとハイモードへ自動的に移行するキネティックモードが搭載されている。モデル名のKINETICとはこの事を表している。モードが切り替わることで後続車に自分の存在をアピールすることができるため、追突される可能性が少なくなるはずだ。また、KINETICには電池残量が低下すると発光パターンが通常の点滅に切り替わるバッテリーオートセーブ機能も用意されている。ランタイムに関しては下記スペックを参照して欲しい。
KINETICはチューブへの固定方法も新方式を採用している。RAPIDシリーズの多くはボディに直付けするラバーパーツとチューブに括るOリングが別体となっていたが、KINETICはその2パーツが一体とされた。太いバンドを採用することで耐久性も期待できる作りとなっている。さらにこのパーツは充電用Micro USBポートを塞ぐパッキンも兼ねており、それが非常に深さのある作りで優れた防水性を実現している。重量は43g。
キャットアイ SYNC KINETIC(テールライト)
サイズ:74.5 x 26 x 28 mm
重 量:43g
光 源:Red LEDX5
電 源:リチウムイオンポリマー充電池(500mAh)
価 格:7,000円(税抜)
スマホと連携している全ライトの電源操作をワンアクションで行うことができるキャットアイのSYNCシリーズ。COREと並び主要ラインアップとして用意されたテールライトがSYNC KINETIC(シンク・キネティック、以下KINETIC)だ。従来のキャットアイの定番テールライトであるUSB充電式/LED光源のRAPIDシリーズとは異なるデザインと機能が与えられた新モデルとなっている。
RAPIDシリーズはエアロ形状のシートポストやシートステーにマッチする細身形状のボディが特徴。しかし、その中でRAPID MINIだけはサイクロプスのような1つ目デザインを採用した異色のモデルであった。KINETICはその1つ目デザインを踏襲しながら、従来型にはない太めのボディ、計5つのLEDを搭載する従来型には無い新しいルックスを獲得していることが外見上の特徴。
もちろんこのデザインは機能としても役割がある。クリアレンズが配置されている部分は、後方に対して直線的な光を届ける配光とされており、遠距離から迫る車両などにサイクリストの存在を知らせるためのものだ。最もLEDの光が強く照射されていると感じるのもこの部分。
1つ目LEDの下には4つのLEDが配置されており、これまでにはない山なりのボディシェイプだ。上部のLEDよりは光の強さが穏やかに設定されているものの、この部分は後方へのアピールに加えて側方に光を届ける役割も担う部分。全体が赤色のクリアボディというキャットアイのリアライトらしいデザインということもあり、照射範囲は非常にワイドだ。
KINETICにはハイ、ロー、点滅、ラピッドというお馴染みの4種類の発光パターンに加えて、グループライドとデイタイムハイパーフラッシュという新しい発光パターンが追加されている。グループライドとは名前の通り集団走行時に適しているモードだ。後方を走るサイクリストに配慮したモードで、発光パターンと明るさなどが他の点滅パターンと比べて穏やかになっている。
デイタイムハイパーフラッシュは、暴れん坊モードと表現したいほど強烈な発光パターンと光量が特徴。思わず目を向けてしまうようなユニークかつアグレッシブなフラッシュパターンとなっているため、明るい日中でも周囲に存在感を主張することができるデイライトにぴったりのモードだろう。
SYNCシリーズのリアライトは、連携しているもののモードチェンジを同期させられる機能を備えている。例えば、KINETICをハイからローに切り替えた時に、連携中のWEARABLEも同じようにハイからローへと移行するということだ。SYNCアプリでは最大7台ペアリングできるため、リアライトを増設しても一つ一つモードチェンジを行わずに済むというユーザビリティに優れた仕様となっている。
加えて、このモデルには加速度センサーが内蔵されており、減速を検知するとハイモードへ自動的に移行するキネティックモードが搭載されている。モデル名のKINETICとはこの事を表している。モードが切り替わることで後続車に自分の存在をアピールすることができるため、追突される可能性が少なくなるはずだ。また、KINETICには電池残量が低下すると発光パターンが通常の点滅に切り替わるバッテリーオートセーブ機能も用意されている。ランタイムに関しては下記スペックを参照して欲しい。
KINETICはチューブへの固定方法も新方式を採用している。RAPIDシリーズの多くはボディに直付けするラバーパーツとチューブに括るOリングが別体となっていたが、KINETICはその2パーツが一体とされた。太いバンドを採用することで耐久性も期待できる作りとなっている。さらにこのパーツは充電用Micro USBポートを塞ぐパッキンも兼ねており、それが非常に深さのある作りで優れた防水性を実現している。重量は43g。
キャットアイ SYNC KINETIC(テールライト)
サイズ:74.5 x 26 x 28 mm
重 量:43g
光 源:Red LEDX5
電 源:リチウムイオンポリマー充電池(500mAh)
価 格:7,000円(税抜)
通常使用 | |
---|---|
ハイ | 1.5時間 |
ロー | 15時間 |
点滅 | 50時間 |
ラピッド | 20時間 |
グループライド | 15時間 |
デイタイムハイパーフラッシュ | 30時間 |
キネティックが約60回/1時間で機能した場合の目安 | |
ハイ | 1.4時間 |
ロー | 6時間 |
点滅 | 7時間 |
ラピッド | 6時間 |
グループライド | 6時間 |
デイタイムハイパーフラッシュ | 7時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
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