2010/04/01(木) - 11:56
3月31日、6日間の日程で北イタリアを舞台に開催されるセッティマーナ・ロンバルダ(UCI2.1)が開幕。初日のヒルクライムTTはミケーレ・スカルポーニ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ)が制した。大会には日本人選手4名が出場し、新城幸也(Bboxブイグテレコム)が113位、佐野淳哉(チームNIPPO)が137位スタート。
毎年3月下旬から4月上旬にかけて、北イタリアのロンバルディア州を舞台に行なわれるセッティマーナ・ロンバルダは、今年で開催40回を迎えるステージレース。イタリア語でセッティマーナは「1週間」を意味するが、実際の開催期間は6日間だ。
出場するのはプロコンチネンタル11チームとコンチネンタル14チーム。プロツアーチームは出場しないものの、アックア・エ・サポーネやアンドローニ・ジョカトーリを始め、多くの強豪プロコンチームが出揃った。
Bboxブイグテレコムからは新城幸也も出場。チームNIPPOからは佐野淳哉、井上和郎、宮澤崇史の3名が出場し、日本人選手4名が顔を揃えた。
初日はベルガモ近郊、山間のカザッツァからコッレ・ガッロまで、標高差419mを駆け上がる距離6.6kmの個人タイムトライアル。常に上りが続くヒルクライムで、平均勾配は単純計算で6.3%。登坂力がそのままタイムに反映されるコースだ。
このヒルクライムコースでただ一人15分の壁を破る14分55秒のトップタイムを記録したのは、2004年大会総合優勝者のミケーレ・スカルポーニ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ)。その平均スピードは26.5km/h。ティレーノ〜アドリアティコ総合2位のスカルポーニが、ステージ優勝を飾るとともにリーダージャージを手にした。
17秒差の2位は、地元ベルガモ出身のマッテーオ・カラーラ(イタリア、ヴァカンソレイユ)。直前のセッティマーナ・コッピ・エ・バルタリで山岳ステージで優勝を飾ったプリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ミケ)が3位に食い込んでいる。
「総合優勝を狙いにいく」と宣言しているリカルド・リッコ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)は21秒遅れの4位。昨年のツアー・オブ・ジャパン覇者セルヒオ・パルディージャ(スペイン、カルミオーロ・NGC)が38秒遅れの8位に入った。
日本勢は新城幸也の113位が最高位で、佐野淳哉が137位、井上和郎が174位、宮澤崇史が177位。日本人選手には、翌日からのロードレースでの活躍に期待したい。
翌第1ステージは、カルチナートをスタート&ゴールとする周回コースで行なわれる。156.8kmのコースには山岳が設定されず、ほぼフラットなコースレイアウト。大会最初の集団スプリントに注目だ。
セッティマーナ・ロンバルダ2010プロローグ結果
1位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ) 14'55"
2位 マッテーオ・カラーラ(イタリア、ヴァカンソレイユ) +17"
3位 プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ミケ) +20"
4位 リカルド・リッコ(イタリア、チェラミカ・フラミニア) +21"
5位 ルーカ・ザナスカ(イタリア、CDC・カヴァリエーレ) +31"
6位 ロブ・ルーグ(オランダ、ヴァカンソレイユ) +35"
7位 エマヌエーレ・セッラ(イタリア、カルミオオーロ・NGC) +37"
8位 セルヒオ・パルディージャ(スペイン、カルミオーロ・NGC) +38"
9位 カルロスホセ・オチョア(ベネズエラ、アンドローニ・ジョカトーリ) +41"
10位 リカルド・キアリーニ(イタリア、デローザ・スタックプラスチック)
113位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム) +2'26"
137位 佐野淳哉(日本、チームNIPPO) +2'57"
174位 井上和郎(日本、チームNIPPO) +4'13"
177位 宮澤崇史(日本、チームNIPPO) +4'31"
個人総合成績
1位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ) 14'55"
2位 マッテーオ・カラーラ(イタリア、ヴァカンソレイユ) +17"
3位 プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ミケ) +20"
4位 リカルド・リッコ(イタリア、チェラミカ・フラミニア) +21"
5位 ルーカ・ザナスカ(イタリア、CDC・カヴァリエーレ) +31"
6位 ロブ・ルーグ(オランダ、ヴァカンソレイユ) +35"
7位 エマヌエーレ・セッラ(イタリア、カルミオオーロ・NGC) +37"
8位 セルヒオ・パルディージャ(スペイン、カルミオーロ・NGC) +38"
9位 カルロスホセ・オチョア(ベネズエラ、アンドローニ・ジョカトーリ) +41"
10位 リカルド・キアリーニ(イタリア、デローザ・スタックプラスチック)
新人賞
ロブ・ルーグ(オランダ、ヴァカンソレイユ)
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, www.settimanaciclisticalombarda.it
毎年3月下旬から4月上旬にかけて、北イタリアのロンバルディア州を舞台に行なわれるセッティマーナ・ロンバルダは、今年で開催40回を迎えるステージレース。イタリア語でセッティマーナは「1週間」を意味するが、実際の開催期間は6日間だ。
出場するのはプロコンチネンタル11チームとコンチネンタル14チーム。プロツアーチームは出場しないものの、アックア・エ・サポーネやアンドローニ・ジョカトーリを始め、多くの強豪プロコンチームが出揃った。
Bboxブイグテレコムからは新城幸也も出場。チームNIPPOからは佐野淳哉、井上和郎、宮澤崇史の3名が出場し、日本人選手4名が顔を揃えた。
初日はベルガモ近郊、山間のカザッツァからコッレ・ガッロまで、標高差419mを駆け上がる距離6.6kmの個人タイムトライアル。常に上りが続くヒルクライムで、平均勾配は単純計算で6.3%。登坂力がそのままタイムに反映されるコースだ。
このヒルクライムコースでただ一人15分の壁を破る14分55秒のトップタイムを記録したのは、2004年大会総合優勝者のミケーレ・スカルポーニ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ)。その平均スピードは26.5km/h。ティレーノ〜アドリアティコ総合2位のスカルポーニが、ステージ優勝を飾るとともにリーダージャージを手にした。
17秒差の2位は、地元ベルガモ出身のマッテーオ・カラーラ(イタリア、ヴァカンソレイユ)。直前のセッティマーナ・コッピ・エ・バルタリで山岳ステージで優勝を飾ったプリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ミケ)が3位に食い込んでいる。
「総合優勝を狙いにいく」と宣言しているリカルド・リッコ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)は21秒遅れの4位。昨年のツアー・オブ・ジャパン覇者セルヒオ・パルディージャ(スペイン、カルミオーロ・NGC)が38秒遅れの8位に入った。
日本勢は新城幸也の113位が最高位で、佐野淳哉が137位、井上和郎が174位、宮澤崇史が177位。日本人選手には、翌日からのロードレースでの活躍に期待したい。
翌第1ステージは、カルチナートをスタート&ゴールとする周回コースで行なわれる。156.8kmのコースには山岳が設定されず、ほぼフラットなコースレイアウト。大会最初の集団スプリントに注目だ。
セッティマーナ・ロンバルダ2010プロローグ結果
1位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ) 14'55"
2位 マッテーオ・カラーラ(イタリア、ヴァカンソレイユ) +17"
3位 プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ミケ) +20"
4位 リカルド・リッコ(イタリア、チェラミカ・フラミニア) +21"
5位 ルーカ・ザナスカ(イタリア、CDC・カヴァリエーレ) +31"
6位 ロブ・ルーグ(オランダ、ヴァカンソレイユ) +35"
7位 エマヌエーレ・セッラ(イタリア、カルミオオーロ・NGC) +37"
8位 セルヒオ・パルディージャ(スペイン、カルミオーロ・NGC) +38"
9位 カルロスホセ・オチョア(ベネズエラ、アンドローニ・ジョカトーリ) +41"
10位 リカルド・キアリーニ(イタリア、デローザ・スタックプラスチック)
113位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム) +2'26"
137位 佐野淳哉(日本、チームNIPPO) +2'57"
174位 井上和郎(日本、チームNIPPO) +4'13"
177位 宮澤崇史(日本、チームNIPPO) +4'31"
個人総合成績
1位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ) 14'55"
2位 マッテーオ・カラーラ(イタリア、ヴァカンソレイユ) +17"
3位 プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ミケ) +20"
4位 リカルド・リッコ(イタリア、チェラミカ・フラミニア) +21"
5位 ルーカ・ザナスカ(イタリア、CDC・カヴァリエーレ) +31"
6位 ロブ・ルーグ(オランダ、ヴァカンソレイユ) +35"
7位 エマヌエーレ・セッラ(イタリア、カルミオオーロ・NGC) +37"
8位 セルヒオ・パルディージャ(スペイン、カルミオーロ・NGC) +38"
9位 カルロスホセ・オチョア(ベネズエラ、アンドローニ・ジョカトーリ) +41"
10位 リカルド・キアリーニ(イタリア、デローザ・スタックプラスチック)
新人賞
ロブ・ルーグ(オランダ、ヴァカンソレイユ)
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, www.settimanaciclisticalombarda.it