2018/12/26(水) - 11:54
12月16日(日)、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園、愛称・モリコロパークで、「ヴェロフェスタinモリコロパーク」が開催された。コスプレ走行OKの二つのエンデューロを中心としたイベントをレポートしよう。
ヴェロフェスタinモリコロパークは、2005年に開催された愛知万博「愛・地球博」の跡地に造られた公園「モリコロパーク」で開催されるエンデューロイベント。毎年12月中旬に開催され、中部地区を中心に参加者が集まる。
メインとなるエンデューロは120分と60分の2種類。いずれも2人組の「ペア」と、1人で走る「ソロ」が設定される。ペアは男女混合クラスもあり、リザルトや表彰は男・女・混合と別集計される。また、ペアと言っても交代で走るのではなく、一緒にスタートして2人の合計周回数で順位が決まる。各々のペースで走ってもよし、2人でチームタイムトライアルのように走ってもよし、あるいはお気楽につるんで走ってもよし、といった具合。
コースはモリコロパークに常設されている1周5.1kmのサイクリングコース。適度なアップダウンがあり、走りごたえのあるコースだ。
今年は、このイベントのホストチームでもあるキナンサイクリングチームのメンバーに加え、NHK「チャリダー」でおなじみ筧五郎選手や森本誠選手、金子広美選手らがゲストライダーとして参加。さらに女子ロードチームユニット「ちゃりん娘」のメンバーも走り、表彰式のプレンゼンターなどで花を添えた。
この日は今年一番の冷え込みとなったものの、事前の雨予報を覆す青空が朝から広がった。午前中に行われた120分エンデューロがスタートした時には冷たい風が吹いていたが、午後にかけて弱まり、エンデューロ日和となった。
エンデューロはコスプレ走行OK。公式サイトでは、クリスマスを前に「コスプレでクリスマスライド」を呼びかけており、キナンサイクリングチームのメンバーはヘルメットの上にサンタクロースの赤い帽子をつけて走る。サンタクロースなどのコスプレで走る参加者も見られたが、今年はガチで走りたい人達の割合が多かったのか、昨年に比べて少なめだったのはちょっと残念・・・。
コスプレで走られた二組の方にお話を聞いてみた。
120分エンデューロを走ったサンタなおふたり
チェック柄のサンタクロース衣装がお似合いの小鹿比咲子さんと渡辺裕子さんは、120分エンデューロに出場。モリコロパークを走るのは初めてだそうだが、「楽しかったです!」と笑顔。
「友達が出るというので参加してみました。私たち以外はみんな60分の方を走るみたいです。シーズンだからもっとコスプレの人達いるのかなと思ったら、120分は私たちだけでしたね(笑)。衣装は楽○で買いました」と、120分を満喫された様子だ。
60分エンデューロを走ったスノーマン
一方、60分エンデューロにソロで出場された相良晶一さんが着ているのはスノーマン。お話を聞くと、120分で走ったサンタクロースおふたりのお仲間だとか。「みんなでコスプレで出ようと言って誘ったんですが、来てみたらマジな人達が多くてちょっと場違いだったかなと」と苦笑い。いやいや、インパクトは十分でしたよ。
「今日はちょっと練習不足を感じる走りでしたね。冬場なので、これからシクロクロスにシフトしようと思ってます」とのこと。その調子で冬も楽しんでください!。
エンデューロ以外のイベントも色々
エンデューロ以外にも色々なイベントが併催されるヴェロフェスタinモリコロパーク。キナンサイクリングチームの選手が手ほどきするキッズスクールや、子供用自転車の試乗コース、愛知県に伝わる郷土芸能「棒の手」や、「おかっぴ」さんのマウンテンバイクショーなども開催された。また、キナンサイクリングチームをサポートするヨネックスは、最新モデル「エアロフライト」を含む試乗会を、エンデューロ終了後のコースを使って開催した。
エンデューロの表彰式が終わった後は、キナンサイクリングチームの2019年体制発表や、活動報告会が行われた。今年アジアツアーランキング1位となったキナンサイクリングチームの活躍を写真と共に振り返り、来年の活躍を誓った。
最後は豪華賞品が当たるジャンケン大会。新加入の3選手も加わって争奪戦(?)が繰り広げられ、今年のヴェロフェスタinモリコロパークはお開きとなった。また来年!。
text&photo:Satoru Kato
ヴェロフェスタinモリコロパークは、2005年に開催された愛知万博「愛・地球博」の跡地に造られた公園「モリコロパーク」で開催されるエンデューロイベント。毎年12月中旬に開催され、中部地区を中心に参加者が集まる。
メインとなるエンデューロは120分と60分の2種類。いずれも2人組の「ペア」と、1人で走る「ソロ」が設定される。ペアは男女混合クラスもあり、リザルトや表彰は男・女・混合と別集計される。また、ペアと言っても交代で走るのではなく、一緒にスタートして2人の合計周回数で順位が決まる。各々のペースで走ってもよし、2人でチームタイムトライアルのように走ってもよし、あるいはお気楽につるんで走ってもよし、といった具合。
コースはモリコロパークに常設されている1周5.1kmのサイクリングコース。適度なアップダウンがあり、走りごたえのあるコースだ。
今年は、このイベントのホストチームでもあるキナンサイクリングチームのメンバーに加え、NHK「チャリダー」でおなじみ筧五郎選手や森本誠選手、金子広美選手らがゲストライダーとして参加。さらに女子ロードチームユニット「ちゃりん娘」のメンバーも走り、表彰式のプレンゼンターなどで花を添えた。
この日は今年一番の冷え込みとなったものの、事前の雨予報を覆す青空が朝から広がった。午前中に行われた120分エンデューロがスタートした時には冷たい風が吹いていたが、午後にかけて弱まり、エンデューロ日和となった。
エンデューロはコスプレ走行OK。公式サイトでは、クリスマスを前に「コスプレでクリスマスライド」を呼びかけており、キナンサイクリングチームのメンバーはヘルメットの上にサンタクロースの赤い帽子をつけて走る。サンタクロースなどのコスプレで走る参加者も見られたが、今年はガチで走りたい人達の割合が多かったのか、昨年に比べて少なめだったのはちょっと残念・・・。
コスプレで走られた二組の方にお話を聞いてみた。
120分エンデューロを走ったサンタなおふたり
チェック柄のサンタクロース衣装がお似合いの小鹿比咲子さんと渡辺裕子さんは、120分エンデューロに出場。モリコロパークを走るのは初めてだそうだが、「楽しかったです!」と笑顔。
「友達が出るというので参加してみました。私たち以外はみんな60分の方を走るみたいです。シーズンだからもっとコスプレの人達いるのかなと思ったら、120分は私たちだけでしたね(笑)。衣装は楽○で買いました」と、120分を満喫された様子だ。
60分エンデューロを走ったスノーマン
一方、60分エンデューロにソロで出場された相良晶一さんが着ているのはスノーマン。お話を聞くと、120分で走ったサンタクロースおふたりのお仲間だとか。「みんなでコスプレで出ようと言って誘ったんですが、来てみたらマジな人達が多くてちょっと場違いだったかなと」と苦笑い。いやいや、インパクトは十分でしたよ。
「今日はちょっと練習不足を感じる走りでしたね。冬場なので、これからシクロクロスにシフトしようと思ってます」とのこと。その調子で冬も楽しんでください!。
エンデューロ以外のイベントも色々
エンデューロ以外にも色々なイベントが併催されるヴェロフェスタinモリコロパーク。キナンサイクリングチームの選手が手ほどきするキッズスクールや、子供用自転車の試乗コース、愛知県に伝わる郷土芸能「棒の手」や、「おかっぴ」さんのマウンテンバイクショーなども開催された。また、キナンサイクリングチームをサポートするヨネックスは、最新モデル「エアロフライト」を含む試乗会を、エンデューロ終了後のコースを使って開催した。
エンデューロの表彰式が終わった後は、キナンサイクリングチームの2019年体制発表や、活動報告会が行われた。今年アジアツアーランキング1位となったキナンサイクリングチームの活躍を写真と共に振り返り、来年の活躍を誓った。
最後は豪華賞品が当たるジャンケン大会。新加入の3選手も加わって争奪戦(?)が繰り広げられ、今年のヴェロフェスタinモリコロパークはお開きとなった。また来年!。
text&photo:Satoru Kato
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