イタリアの誇る老舗レーシングバイクブランド、コルナゴがフラッグシップモデルC64のカラーオーダーシステムを開始。「My Sixty4」と名付けられたカラーオーダーシステムがサービスインした。



ファビオ・アル(UAEチームエミレーツ)もレースで使用しているC64ファビオ・アル(UAEチームエミレーツ)もレースで使用しているC64 photo:Makoto.AYANO
UAEチームエミレーツと共に、世界トップレベルのレースで戦うコルナゴ。スチール全盛期に創業した老舗のチクリというルーツを持つ一方で、カーボンバイクの時代を創り上げた革新的なブランドでもある。

1989年にフェラーリとのコラボレーションから生み出されたC35を源流として、常に時代の最高のレーシングパフォーマンスを追求してきたCシリーズの最新作がC64だ。シリーズの伝統である外ラグ式のカーボンフレームという構造をしっかりと受け継ぎつつ、細部をアップデートし、モノコックバイクが主流となったレーシングバイクの中にあって、引けを取らないレーシングパフォーマンスと、唯一無二の存在感を併せ持つ孤高の存在だ。

カラーオーダーサービス My Sixty4が開始するカラーオーダーサービス My Sixty4が開始する (c)NBS
そんなC64を更に自分だけのオリジナルの一台へと染め上げるカラーオーダーシステムがこの冬に始動する。「My Sixty4」と名付けられたカラーオーダーシステムは、コルナゴのサイト上でカラーシミュレートを行いながら、自分だけのオリジナルカラーを造り上げることのできるサービスだ。

カスタマイズできるのは、ラグ、チューブ、ブランドロゴ、2つのアクセントカラー、シートポストの6ヶ所(※)。これらのカラーをカスタムすることで、世界で一台のC64を手に入れることが出来る。シミュレーションサイトでお気に入りのカラーパターンを見つけたあとは、システムにメールアドレスを登録するとPDFファイルが送信される。そちらのファイルを最寄りのコルナゴ正規代理店で提示し、正式なオーダーとなる。
※システム上ではサドルとバーテープも選択できるが、完成車のイメージを掴むための表示となる。

塗装を担当するのはコルナゴのアーティストなグラフィックを手掛けてきたパマペイント社塗装を担当するのはコルナゴのアーティストなグラフィックを手掛けてきたパマペイント社 (c)NBS
ペイントを行うのは、コルナゴの芸術的な塗装を支えるパマペイント社。熟練の職人が、エアブラシを用いて一本一本を丹念に仕上げてくれる。価格はリムブレーキ仕様が730,000円、ディスクブレーキ仕様が760,000円(どちらも税抜)。通常のフレームセット価格に対して8万円のアップチャージが施される計算だ。納期はオーダーから4〜5ヶ月を見込むという。

既に「My Sixty4」サイトはオープンしており、シミュレーターも稼働中。リンクは下記スペック欄を参考にされたい。なお、My Sixty4でのオーダーは現在開催中のC64【Buon anno !】キャンペーンの対象外となる。

職人が一人一人手作業でペイントを施す職人が一人一人手作業でペイントを施す (c)NBS


コルナゴ My Sixty4
対象モデル:C64 フレームセット(ヘッドパーツ、シートポスト付属)
価格:リムブレーキ730,000円(税抜)、ディスクブレーキ760,000円(税抜)
サイトURL:https://www.colnago.com/en/configurator/c64/
納期:最寄りのコルナゴ正規代理店への正式オーダー後およそ4〜5ヶ月
オーダーの流れ:
【STEP-1】
 COLNAGO本国サイト内「My Sixty4」シミュレーションページにアクセス。

【STEP-2】
 フレームやパーツのカラーパターンをシミュレーションする。
 
【STEP-3】
 パターン完成後「FINISH」ボタンをクリックし、First name(名前)、Surname(苗字・姓)、Email(メールアドレス)を入力し、下部のthe privacy policyをご確認のうえ□にチェックを入れる。ニュースレター(英文)の購読を希望される場合は、下の□にもチェックを入れる。

【STEP-4】
 「SEND」ボタンをクリック。

【STEP-5】
 1、2分後に「My sixty4 - La tua bici」の件名でメールが届くので添付のPDFを開き、選択した内容と相違がないか確認。(この時点ではオーダーはされていません)

【STEP-6】
 最寄りのコルナゴ正規代理店でPDFを提示のうえ、正式オーダー。


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