キャノンデールの定番クロスバイク「Quick」がフルモデルチェンジを果たした。得意とするアルミフレームにフルカーボンフォークを組み合わせ、軽快な走行感と扱いやすさを両立。さらにスマートフォンと連携するAppTagを標準装備し、走行データの管理までを含めた新しいフィットネスバイクだ。



キャノンデール Quick 2(Moon Rock) (c)キャノンデール

レーシングロードのCAADシリーズが象徴するように、アルミ素材への造詣が深いキャノンデール。アルミの設計ノウハウはカーボン全盛期の現在も磨かれ続け、最新世代のCAAD14をはじめ、フィットネスバイクのQuickシリーズにも採用されている。

そんなQuickシリーズがモデルチェンジ。「Your Fast-Track to Fitness.」をコンセプトに掲げ、これまで培ってきたロードバイクに通じるスピード感、リラックスした姿勢で乗れる扱いやすさに加え、スマートフォンとの連携が可能な「スマートバイク」となった。

カーボン製のフロントフォークがアセンブルされている (c)キャノンデール

フレームはもちろんキャノンデール独自のSmartForm C3アルミフレームだ。得意とするアルミ成形技術を投入し、軽さと反応性、そして快適性のバランスを整えている。フォークにはフルカーボン製を採用し路面からの振動吸収に貢献する。市街地のストップ&ゴーからサイクリングロードでの巡航まで気持ちよく走れるバイクとなっている。ケーブル類はフレーム内装とされ、すっきりとしたルックスにまとめられていることもポイントだ。

新型Quickの大きなトピックはスマートフォンとの連携機能だ。SPコネクトのユニバーサルスマートフォンクランプとCannondale AppTagを標準装備。AppTagはスマートフォンマウントに貼り付けられたNFCステッカーで、スマートフォンをマウントに装着した瞬間に反応し、キャノンデールのアプリを自動的に立ち上げる仕組みだ。

ステム部分にSPコネクトのスマホホルダーが備えられる (c)キャノンデール

スマートフォンを置くだけでアプリを起動できる (c)キャノンデール

アプリを立ち上げる手間なく、速度など走行ログの記録開始できるのは非常にストレスフリー。このように扱いやすいソフトとなることで、ライド履歴、メンテナンス情報といった日々のデータ集積のハードルが低くなっている。

新型Quickはラック、フェンダー、キックスタンド、ボトルケージなど各種アクセサリーに対応するマウントを豊富に備えている。キックスタンドはリアドロップアウト部のマウントとセンタープレートマウントの2通りの取り付け方法が用意される。

キックスタンドを備えることも可能だ (c)キャノンデール

耐久性に優れるシマノ CUESを搭載される (c)キャノンデール

今回紹介するQuick 2のドライブトレインには、シマノ CUES U4000の1×9速を採用する。フロントシングルゆえに変速操作は右手のみで完結し、スポーツバイクに初めて乗る人でも直感的に扱える。耐久性のあるドライブトレインということも毎日の通勤通学用として使うバイクにピッタリだ。ブレーキはシマノ MT200油圧ディスクで、雨天や下り坂でも安定した制動力を発揮する。

タイヤにはシュワルベ G-One Allroundの700×35cをチョイス。チューブレスレディ対応のセミブロックタイヤで、舗装路での転がりの軽さと、舗装が荒れた路面や、路面に砂利が浮いている状況での安心感を両立する。河川敷のサイクリングロードや公園内の未舗装区間にも気兼ねなく走れるセッティングとなっている。サドルにはセラロイヤル、グリップにはエルゴンが装備され、快適性への配慮が行き届いている。価格は115,000円(税込)。

キャノンデール Quick 2 (c)キャノンデール



キャノンデール Quick 2
フレーム:SmartForm C3 アルミ
フォーク:フルカーボン
コンポーネント:Shimano CUES U4000 1×9速
ブレーキ:Shimano MT200 油圧ディスク
タイヤ:Schwalbe G-One Allround 700×35c(チューブレスレディ)
サイズ:SM、MD、LG
カラー:Moon Rock、Smoke Black
価格:115,000円(税込)