2018/11/09(金) - 09:14
今年30回目の開催にして、今シーズン最後の一大イベント「ツール・ド・おきなわ」が、今週末に開催される。まずは11日に行われる国際レース(男子チャンピオン、女子国際レース、ジュニア国際レース)に出場する選手・チームをプレビューする。
夜も明けきらぬ頃にスタートする男子チャンピオンレース photo:Makoto.AYANO
今年UCI1.2の男子チャンピオンに出場するのは、昨年より1チーム増の18チームだ。内訳は海外8チーム、国内10チーム。出場チームは以下の通り。
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今年UCI1.2の男子チャンピオンに出場するのは、昨年より1チーム増の18チームだ。内訳は海外8チーム、国内10チーム。出場チームは以下の通り。
海外チーム
WTCアムステル(オランダ) |
タイナショナルチーム(タイ) |
チームサワーランドNRW p/b SKSジャーマニー(ドイツ) |
NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ(イタリア) |
HKSIプロサイクリング(香港) |
オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト(オーストラリア) |
中華台北ナショナルチーム(台湾) |
セブンイレブンCLOQQロードバイク・フィリピンズ(フィリピン) |
国内チーム
マトリックスパワータグ | チーム右京 |
キナンサイクリングチーム | 那須ブラーゼン |
愛三工業レーシングチーム | シマノレーシングチーム |
チームブリヂストンサイクリング | 宇都宮ブリッツェン |
鹿屋体育大学 | 沖縄選抜 |
WTCアムステル、タイナショナルチーム、チームサワーランド、中華台北ナショナルチームは昨年に続き出場。オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コーストは、ツール・ド・とちぎで優勝したマイケル・ポッターを外したメンバー構成が発表されている。
NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニは、今年も沖縄出身の内間康平を筆頭にエントリー。アラン・マランゴーニは引退レースとなる。セブンイレブンCLOQQロードバイク・フィリピンズ(フィリピン)は、金子大介を含む4人での出場だ。
昨年のツール・ド・おきなわ男子チャンピオンレースを制した佐野淳哉(マトリックスパワータグ) photo:Satoru Kato
ツアー・オブ・タイランド第1ステージで優勝したレイモンド・クレダー(チーム右京) photo:Satoru Kato
キナンサイクリングチームは山本元喜・大喜が揃って出場。ナ photo:Satoru Kato
沖縄出身の内間康平(NIPPOヴィーニファンティーニ)の応援団 photo:Makoto.AYANO
ジャパンカップ にも出場した金子大介 photo:Makoto.AYANO
マトリックスパワータグは、昨年優勝の佐野淳哉と、ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデスらを揃え、チームとしての連覇を狙う。チーム右京は、畑中勇介を筆頭に、10月末に中国で行われた「ツアー・オブ・ハイナン」でポイント賞を獲得したレイモンド・クレダーらハイナン組中心のメンバー構成。アジアツアーランキング1位のキナンサイクリングチームは、山本元喜・大喜兄弟に、全日本3位の新城雄大らをラインナップ。
昨年大会、残り3kmでアタックした石橋学(ブリヂストンアンカー) photo:Satoru Kato
今年のインカレロードを制した野本空(明治大学)は愛三工業から出場する photo:Satoru Kato
ジャパンカップで見せた集団コントロールをおきなわでも見せるのか? photo:Satoru Kato
那須ブラーゼンはキャプテン下島将輝ら5人、愛三工業レーシングチームは岡本隼と、インカレチャンピオンの野本空ら若手を起用する。チームブリヂストンサイクリングは今年窪木一茂を強力にアシストした石橋学、シマノレーシングは湊諒を、エントリーリストの筆頭に挙げる。そして今季国内レースを席巻した宇都宮ブリッツェンは、増田成幸で3度目の優勝を狙う。ジャパンカップでも見せたチーム力はおきなわでも発揮されるか?
2回の山岳賞を独占した普久原奨(沖縄選抜) photo:Satoru Kato
昨年はレース序盤から逃げ続けた重光丈(鹿屋体育大学) photo:Satoru Kato
準・地元となる鹿屋体育大学は、4年の冨尾大地、昨年の序盤から逃げに乗った沖縄出身の重光丈ら5人。沖縄選抜は、昨年山岳賞を獲得した普久原奨、當原隼人ら5人で地元レースを戦う。
女子国際レースは與那嶺が有力か
今年の世界選手権を走る與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ) photo:Kei Tsuji
今年の全日本2位の金子広美(イナーメ信濃山形) photo:So.Isobe
100kmで行われる女子国際には、昨年2位の與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)、一昨年3位の金子広美(イナーメ信濃山形・バイクサンド・R×L)が出場する。レースはこの2人と、大堀博美(YOKOSUKA UNO RACING)が出場すれば3人を中心にレースが展開すると思われる。海外選手がどこまで絡んでくるかはわからないが、與那嶺が有力であろう。
市民レディース50km優勝 盛永 母映 F(t)麒麟山レーシング photo:Satoru Kato
女子ロードレース 優勝した渡部春雅(駒澤大学高校) photo:Satoru Kato
一方で、昨年市民レディース50kmで優勝した盛永母映(F(t)麒麟山Racing)、インターハイロード優勝の渡部春雅(駒澤大学高校)らがどこまで走れるのかにも注目したい。
ジュニア国際レースは混戦となるか
ジャパンカップ オープンレースを走る津田悠義(EQADS) photo:Makoto.AYANO
四日市ジュニア 大河内将泰(南大隅高校)に島野翔汰(北星学園大学付属高校)が続く photo:Satoru Kato
140kmで行われる男子ジュニアは、ジャパンカップ で負傷した津田悠義(三好高校)が出場する模様。しかしどこまで走れるのかは未知数だ。一方、2週間前の四日市ジュニアで優勝した大河内将泰(南大隅高校)や、大河内と一緒に逃げて5位の島野翔汰(北星学園大学付属高校)らは好調を維持して沖縄に乗り込むと思われ、その走りに期待してみたい。
text:Satoru Kato
NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニは、今年も沖縄出身の内間康平を筆頭にエントリー。アラン・マランゴーニは引退レースとなる。セブンイレブンCLOQQロードバイク・フィリピンズ(フィリピン)は、金子大介を含む4人での出場だ。
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マトリックスパワータグは、昨年優勝の佐野淳哉と、ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデスらを揃え、チームとしての連覇を狙う。チーム右京は、畑中勇介を筆頭に、10月末に中国で行われた「ツアー・オブ・ハイナン」でポイント賞を獲得したレイモンド・クレダーらハイナン組中心のメンバー構成。アジアツアーランキング1位のキナンサイクリングチームは、山本元喜・大喜兄弟に、全日本3位の新城雄大らをラインナップ。
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那須ブラーゼンはキャプテン下島将輝ら5人、愛三工業レーシングチームは岡本隼と、インカレチャンピオンの野本空ら若手を起用する。チームブリヂストンサイクリングは今年窪木一茂を強力にアシストした石橋学、シマノレーシングは湊諒を、エントリーリストの筆頭に挙げる。そして今季国内レースを席巻した宇都宮ブリッツェンは、増田成幸で3度目の優勝を狙う。ジャパンカップでも見せたチーム力はおきなわでも発揮されるか?
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準・地元となる鹿屋体育大学は、4年の冨尾大地、昨年の序盤から逃げに乗った沖縄出身の重光丈ら5人。沖縄選抜は、昨年山岳賞を獲得した普久原奨、當原隼人ら5人で地元レースを戦う。
女子国際レースは與那嶺が有力か
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100kmで行われる女子国際には、昨年2位の與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)、一昨年3位の金子広美(イナーメ信濃山形・バイクサンド・R×L)が出場する。レースはこの2人と、大堀博美(YOKOSUKA UNO RACING)が出場すれば3人を中心にレースが展開すると思われる。海外選手がどこまで絡んでくるかはわからないが、與那嶺が有力であろう。
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一方で、昨年市民レディース50kmで優勝した盛永母映(F(t)麒麟山Racing)、インターハイロード優勝の渡部春雅(駒澤大学高校)らがどこまで走れるのかにも注目したい。
ジュニア国際レースは混戦となるか
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140kmで行われる男子ジュニアは、ジャパンカップ で負傷した津田悠義(三好高校)が出場する模様。しかしどこまで走れるのかは未知数だ。一方、2週間前の四日市ジュニアで優勝した大河内将泰(南大隅高校)や、大河内と一緒に逃げて5位の島野翔汰(北星学園大学付属高校)らは好調を維持して沖縄に乗り込むと思われ、その走りに期待してみたい。
text:Satoru Kato
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