2010/03/20(土) - 10:29
3月19日、カテゴリー山岳が2つ設定された131kmの山岳コースで行なわれたツール・ド・台湾第6ステージは、スモーレン・トマス(ポーランド、CCCポルサット・ポルコウィチェ)が優勝。綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)と宮澤崇史(日本ナショナルチーム)がそれぞれ僅差の3位と4位に入った。
台北市郊外の山岳地帯を進むメイン集団 photo:www.tourdetaiwan.org.tw台湾北部に位置する台北市をスタートする第6ステージは、前半に標高300m級のカテゴリー山岳が2つ設定された131kmの山岳コース。総合争いに影響を与える大きなタイム差がつく可能性有りだ。
この日は総合11位の鈴木譲(シマノレーシング)が逃げグループに入り、メイン集団から最大4分のリード。しかしメイン集団は慎重にタイム差をコントロールし、ゴールまで余裕を持って逃げを吸収した。
バイクを投げてゴールする綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)、ダウニング(ラファ・コンドル・シャープ)、トマス(CCCポルサット・ポルコウィチェ) photo:www.tourdetaiwan.org.tw最後はこの日も大集団によるゴールスプリント勝負に持ち込まれ、積極的に集団を率いたCCCポルサット・ポルコウィチェに発射されたスモーレン・トマス(ポーランド)が勝利。前日のステージ優勝者ディーン・ダウニング(イギリス、ラファ・コンドル・シャープ)と綾部勇成(日本、愛三工業レーシングチーム)、そしてポイント賞ジャージの宮澤崇史(日本ナショナルチーム)が横一線でゴールしたが、トマスには届かなかった。
「今日は最高の一日だ。チームメイトは本当に素晴らしい働きをしてくれた。ラスト300mまでずっとチームメイトの後ろについて、そこからスプリントしたんだ」。連日ステージ上位に絡んでいポーランド勢が念願のステージ優勝を掴んだ。
リーダージャージは、第1ステージの優勝者デーヴィッド・マッキャン(アイルランド、ジャイアント・アジアレーシング)がキープ。ポイント賞とアジアンライダー賞トップの宮澤崇史はボーナスタイムを獲得することが出来ず、マッキャンとの総合タイム差は14秒のまま変わらず。翌日の最終ステージには合計19秒のボーナスタイムが設定されており、理論上、宮澤の総合逆転は可能だ。
レース展開や選手コメントはレース公式サイトより。
ツール・ド・台湾2010第6ステージ
1位 スモーレン・トマス(ポーランド、CCCポルサット・ポルコウィチェ) 3h10'17"
2位 ディーン・ダウニング(イギリス、ラファ・コンドル・シャープ)
3位 綾部勇成(日本、愛三工業レーシングチーム)
4位 宮澤崇史(日本、日本ナショナルチーム)
5位 チャド・ブルドジラウスカス(アメリカ、ケンダ・ギアグリンダー)
6位 キム・ヨンウク(韓国、クムサン・ジンセン・アジア)
7位 ディーン・ウィンザー(オーストラリア、ラファ・コンドル・シャープ)
8位 鈴木真理(日本、シマノレーシング)
9位 ワン・カンポー(香港、香港チーム)
10位 マティシアク・バルトロミエイ(ポーランド、CCCポルサット・ポルコウィチェ)
text:Kei Tsuji
photo:www.tourdetaiwan.org.tw
![台北市郊外の山岳地帯を進むメイン集団](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2010/03/20/4444574561_23d7786308_o.jpg)
この日は総合11位の鈴木譲(シマノレーシング)が逃げグループに入り、メイン集団から最大4分のリード。しかしメイン集団は慎重にタイム差をコントロールし、ゴールまで余裕を持って逃げを吸収した。
![バイクを投げてゴールする綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)、ダウニング(ラファ・コンドル・シャープ)、トマス(CCCポルサット・ポルコウィチェ)](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2010/03/20/4444572331_bceab19ce3_o.jpg)
「今日は最高の一日だ。チームメイトは本当に素晴らしい働きをしてくれた。ラスト300mまでずっとチームメイトの後ろについて、そこからスプリントしたんだ」。連日ステージ上位に絡んでいポーランド勢が念願のステージ優勝を掴んだ。
リーダージャージは、第1ステージの優勝者デーヴィッド・マッキャン(アイルランド、ジャイアント・アジアレーシング)がキープ。ポイント賞とアジアンライダー賞トップの宮澤崇史はボーナスタイムを獲得することが出来ず、マッキャンとの総合タイム差は14秒のまま変わらず。翌日の最終ステージには合計19秒のボーナスタイムが設定されており、理論上、宮澤の総合逆転は可能だ。
レース展開や選手コメントはレース公式サイトより。
ツール・ド・台湾2010第6ステージ
1位 スモーレン・トマス(ポーランド、CCCポルサット・ポルコウィチェ) 3h10'17"
2位 ディーン・ダウニング(イギリス、ラファ・コンドル・シャープ)
3位 綾部勇成(日本、愛三工業レーシングチーム)
4位 宮澤崇史(日本、日本ナショナルチーム)
5位 チャド・ブルドジラウスカス(アメリカ、ケンダ・ギアグリンダー)
6位 キム・ヨンウク(韓国、クムサン・ジンセン・アジア)
7位 ディーン・ウィンザー(オーストラリア、ラファ・コンドル・シャープ)
8位 鈴木真理(日本、シマノレーシング)
9位 ワン・カンポー(香港、香港チーム)
10位 マティシアク・バルトロミエイ(ポーランド、CCCポルサット・ポルコウィチェ)
text:Kei Tsuji
photo:www.tourdetaiwan.org.tw
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