2018/10/07(日) - 00:41
Jプロツアーの「南魚沼ロードレース」が開催され、JプロツアーとJエリートツアーのチームによるプレーオフは松田祥位(EQADS)が優勝。3位までをEQADSが独占した。
Jプロツアーで初めて開催される「プレーオフ」。今年のJプロツアー全22戦中、第21戦までのチームランキングで16位以下の6チームと、 Jエリートツアー(E1)のチームランキング上位5チームが出場し、上位5チームが来年のJプロツアー追加選考チームとなる。
今回のプレーオフに出場したチームは以下の通り。
Jプロツアーで初めて開催される「プレーオフ」。今年のJプロツアー全22戦中、第21戦までのチームランキングで16位以下の6チームと、 Jエリートツアー(E1)のチームランキング上位5チームが出場し、上位5チームが来年のJプロツアー追加選考チームとなる。
今回のプレーオフに出場したチームは以下の通り。
プレーオフ出場チーム
Jプロツアーチーム | Jエリートツアーチーム(E1) |
---|---|
eNShareエルドラード | アーティファクトレーシングチーム |
シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム | 湾岸サイクリングユナイテッッド |
ACQUA TAMA EURO-WORKS | ブラウ・ブリッツェン |
群馬グリフィン | FORCE |
EQADS | イナーメ信濃山形-EFT |
ウォークライド・バイク |
会場は新潟県南魚沼市の三国川ダム周回コース。フィニッシュ前2kmは一気に100m以上の高低差を登る1周12kmを8周する98kmのレースで行われた。
台風が接近しているとは思えないような青空が朝から広がり、新潟県内ほぼ全域で30度以上の真夏日を記録。会場周辺も10月とは思えないほどの暑さの中でのレースとなった。
レースは1周目から動いた。リアルスタート直後、ネクストイエロージャージを着る石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)が飛び出すも、数kmで吸収。入れ替わるように5人の先頭集団が形成される。メンバーは、群馬グリフィンの狩野智也と宇田川陽平、シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチームの徳田鍛造と森崎英登、EQADSの蠣崎優仁。
後続との差は最大で1分以上に開くが、2周目から3周目に13人の追走集団が形成されると、差は一気に縮まる。4周目に追走集団が先行する5人を吸収すると、登り区間で徳田がペースアップ。これに宇田川、小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)、松田祥位、宇賀隆貴、渡邉歩(以上EQADS)が追従して6人の先頭集団が形成される。後続集団はほぼバラバラになり、追走の動きもまとまらないことから、1分以上の差が開く。
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先行した6人での勝負が濃厚になった6周目終盤、登り区間でするすると松田が前に出るとそのまま単独で先行。この動きには誰も反応せず、一気に30秒以上の差が開く。松田はそのまま残り2周を独走。最終的には2位以下に1分35秒もの大差をつけて逃げ切った。2位に宇賀、3位に渡邉が入り、EQADSが3位までを独占。4位に宇田川、5位にJエリートツアーチームで唯一先頭集団に残った小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)が入った。
「このコースを見て足勝負だと思ったので、前に残っていくのを基本に終盤を独走する作戦でいきました。残り2周で仕掛けましたが、もう少し集団の中にいても良かったと思うのですが、じれったくなって行ってしまいました」とレースを振り返る松田。世界選手権から帰ってきたばかりだが「話にならないくらいボロボロな結果でした。刺激にはなったけれど、こんなんじゃダメだと思いました。どんなレースでも最大限の力を出して、日々成長出来ればと思います」と、語った。
このレースの結果により、EQADS、群馬グリフィン、eNShare-エルドラード、シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム、ウォークライド・バイクの5チームが、来季Jプロツアー追加選考チームとなった。終わってみれば、Jプロツアーチームが上位を閉める結果となった。
Jエリートツアーの選手で完走したのは、6位の小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)と、13位の雑賀大輔(湾岸サイクリングユナイテッド)の2人のみ。出走54人、完走16人というサバイバルレースだったとは言え、初のプレーオフはJプロツアーとJエリートツアーに大きな差があることを示した。
台風が接近しているとは思えないような青空が朝から広がり、新潟県内ほぼ全域で30度以上の真夏日を記録。会場周辺も10月とは思えないほどの暑さの中でのレースとなった。
レースは1周目から動いた。リアルスタート直後、ネクストイエロージャージを着る石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)が飛び出すも、数kmで吸収。入れ替わるように5人の先頭集団が形成される。メンバーは、群馬グリフィンの狩野智也と宇田川陽平、シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチームの徳田鍛造と森崎英登、EQADSの蠣崎優仁。
後続との差は最大で1分以上に開くが、2周目から3周目に13人の追走集団が形成されると、差は一気に縮まる。4周目に追走集団が先行する5人を吸収すると、登り区間で徳田がペースアップ。これに宇田川、小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)、松田祥位、宇賀隆貴、渡邉歩(以上EQADS)が追従して6人の先頭集団が形成される。後続集団はほぼバラバラになり、追走の動きもまとまらないことから、1分以上の差が開く。
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先行した6人での勝負が濃厚になった6周目終盤、登り区間でするすると松田が前に出るとそのまま単独で先行。この動きには誰も反応せず、一気に30秒以上の差が開く。松田はそのまま残り2周を独走。最終的には2位以下に1分35秒もの大差をつけて逃げ切った。2位に宇賀、3位に渡邉が入り、EQADSが3位までを独占。4位に宇田川、5位にJエリートツアーチームで唯一先頭集団に残った小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)が入った。
「このコースを見て足勝負だと思ったので、前に残っていくのを基本に終盤を独走する作戦でいきました。残り2周で仕掛けましたが、もう少し集団の中にいても良かったと思うのですが、じれったくなって行ってしまいました」とレースを振り返る松田。世界選手権から帰ってきたばかりだが「話にならないくらいボロボロな結果でした。刺激にはなったけれど、こんなんじゃダメだと思いました。どんなレースでも最大限の力を出して、日々成長出来ればと思います」と、語った。
このレースの結果により、EQADS、群馬グリフィン、eNShare-エルドラード、シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム、ウォークライド・バイクの5チームが、来季Jプロツアー追加選考チームとなった。終わってみれば、Jプロツアーチームが上位を閉める結果となった。
Jエリートツアーの選手で完走したのは、6位の小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)と、13位の雑賀大輔(湾岸サイクリングユナイテッド)の2人のみ。出走54人、完走16人というサバイバルレースだったとは言え、初のプレーオフはJプロツアーとJエリートツアーに大きな差があることを示した。
南魚沼ロードレース プレーオフ 結果(98km)
1位 | 松田祥位(EQADS) | 2時間40分1秒 |
2位 | 宇賀隆貴(EQADS) | +1分35秒 |
3位 | 渡邉 歩(EQADS) | +1分59秒 |
4位 | 宇田川陽平(群馬グリフィン) | +2分16秒 |
5位 | 小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン) | +2分28秒 |
6位 | 徳田鍛造(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム) | +3分36秒 |
プレーオフ 団体成績
1位 | EQADS | 340p |
---|---|---|
2位 | 群馬グリフィン | 111p |
3位 | eNShare-エルドラード | 110p |
4位 | シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシング | 66p |
5位 | ウォークライド・バイク | 61p |
6位 | ブラウ・ブリッツェン | 57p |
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