2018/10/06(土) - 09:10
フォルトゥネオ・サムシックらも採用するアメリカンヘルメットブランドのベルより、ロード用フラッグシップモデル Z20のエアロモデル「Z20 AERO MIPS」が登場する。通常モデルよりも優れた空力性能を実現しており、高速ロードレースなどに最適なヘルメットだ。
ベルが2017年モデルとして世に送り出した渾身のロード用フラッグシップモデル「ZEPHYR MIPS」。2019年モデルでは名前がZ20 MIPSに変わると共に、エアロモデルのZ20 AERO MIPSがリリースされる。ヒルクライムや夏場のライドなどでは通常モデル、高速ロードレースではエアロモデルと使い分けることが可能になった。
Z20 AEROに使用されるテクノロジーはZ20と同じ。インナーシェルは密度が異なる2種類のフォームを使用する2層構造のプログレッシブレイヤリングを採用。変形量が大きく、衝撃を分散させる低密度フォームを内側に、衝撃に強い高密度フォームを外側に配置することで、重量増を抑えつつも頭部にかかるダメージ低減を狙っている。
安全面への配慮は、Z20のみに使用されているアジャスター一体型のインテグレーテッドMIPSを採用していることでも見て取れる。汎用品の半球状のMIPSシートはヘルメットのフィット感を損なうケースもあったが、このインテグレーテッドMIPSではベンチレーション用の溝やパッド配置などと合わせて開発が行われており、軽量かつ自然な着用感を実現した。
このヘルメットの基本となるプロテクション性能とZ20のデザインをそのままに、ベンチレーションホールをアウターシェルで塞いだのがZ20 AEROだ。必要最低限の通気口のみを残し、空気抵抗の発生を抑えた滑らかなアウターシェルは通常モデルよりも空力テストで良い結果を残している。
ベルは開発施設 DOMEの風洞でテストを実施。試験内容は、自転車との合計重量が81.5kgのライダーが400wで40km走った場合のタイム差。Z20 AEROは通常モデルと比較し、30.2秒も早くゴールしたという結果を残している。そして、これまでベルのロード用エアロヘルメット「STAR PRO」に対してもコンマ3秒も早くゴールするというアドバンテージを持っている。タイヤ1本分で勝負が決することもあるロードレースにおいては大きな武器となるだろう。
通常モデルに比して通気口の数は減らされているものの、インナーシェルの溝などは同じ設計となっているため、数少ない通気口から入り込んだ風はヘルメット内部を通り抜けてくれるはずだ。加えて、スウェットガイドというテクノロジーが用いられており、汗が顔に垂れてくるというストレスを少なくしていることもポイントだ。
サイズはS、M、Lという3種類が用意されている。シェル形状はZ20譲りのワイドめとなっているため、いわゆる日本人型(丸型)のサイクリストでも満足できるフィット感を得られる。カブトのS/Mサイズを常用する筆者でもMサイズがジャストフィットだった。
カラーはブラック/ガンメタル、ブラック/ミント/ホワイト、ブラック/ホワイト/クリムゾン、グレー/クリムゾン、スレート/オレンジ、ホワイト/シルバーという6カラー展開。価格は29,000円(税抜)だ。
ベル Z20 AERO
安全規格:CE EN1078、2019年JCF公認取得予定
テクノロジー:インテグレーテッドMIPS、プログレッシブレイヤリング、スウェットガイド
サイズ:S(52~56cm)、M(55~59cm)、L(58~62cm)
カラー:ブラック/ガンメタル、ブラック/ミント/ホワイト、ブラック/ホワイト/クリムゾン、グレー/クリムゾン、スレート/オレンジ、ホワイト/シルバー
価 格:29,000円(税抜)
ベルが2017年モデルとして世に送り出した渾身のロード用フラッグシップモデル「ZEPHYR MIPS」。2019年モデルでは名前がZ20 MIPSに変わると共に、エアロモデルのZ20 AERO MIPSがリリースされる。ヒルクライムや夏場のライドなどでは通常モデル、高速ロードレースではエアロモデルと使い分けることが可能になった。
Z20 AEROに使用されるテクノロジーはZ20と同じ。インナーシェルは密度が異なる2種類のフォームを使用する2層構造のプログレッシブレイヤリングを採用。変形量が大きく、衝撃を分散させる低密度フォームを内側に、衝撃に強い高密度フォームを外側に配置することで、重量増を抑えつつも頭部にかかるダメージ低減を狙っている。
安全面への配慮は、Z20のみに使用されているアジャスター一体型のインテグレーテッドMIPSを採用していることでも見て取れる。汎用品の半球状のMIPSシートはヘルメットのフィット感を損なうケースもあったが、このインテグレーテッドMIPSではベンチレーション用の溝やパッド配置などと合わせて開発が行われており、軽量かつ自然な着用感を実現した。
このヘルメットの基本となるプロテクション性能とZ20のデザインをそのままに、ベンチレーションホールをアウターシェルで塞いだのがZ20 AEROだ。必要最低限の通気口のみを残し、空気抵抗の発生を抑えた滑らかなアウターシェルは通常モデルよりも空力テストで良い結果を残している。
ベルは開発施設 DOMEの風洞でテストを実施。試験内容は、自転車との合計重量が81.5kgのライダーが400wで40km走った場合のタイム差。Z20 AEROは通常モデルと比較し、30.2秒も早くゴールしたという結果を残している。そして、これまでベルのロード用エアロヘルメット「STAR PRO」に対してもコンマ3秒も早くゴールするというアドバンテージを持っている。タイヤ1本分で勝負が決することもあるロードレースにおいては大きな武器となるだろう。
通常モデルに比して通気口の数は減らされているものの、インナーシェルの溝などは同じ設計となっているため、数少ない通気口から入り込んだ風はヘルメット内部を通り抜けてくれるはずだ。加えて、スウェットガイドというテクノロジーが用いられており、汗が顔に垂れてくるというストレスを少なくしていることもポイントだ。
サイズはS、M、Lという3種類が用意されている。シェル形状はZ20譲りのワイドめとなっているため、いわゆる日本人型(丸型)のサイクリストでも満足できるフィット感を得られる。カブトのS/Mサイズを常用する筆者でもMサイズがジャストフィットだった。
カラーはブラック/ガンメタル、ブラック/ミント/ホワイト、ブラック/ホワイト/クリムゾン、グレー/クリムゾン、スレート/オレンジ、ホワイト/シルバーという6カラー展開。価格は29,000円(税抜)だ。
ベル Z20 AERO
安全規格:CE EN1078、2019年JCF公認取得予定
テクノロジー:インテグレーテッドMIPS、プログレッシブレイヤリング、スウェットガイド
サイズ:S(52~56cm)、M(55~59cm)、L(58~62cm)
カラー:ブラック/ガンメタル、ブラック/ミント/ホワイト、ブラック/ホワイト/クリムゾン、グレー/クリムゾン、スレート/オレンジ、ホワイト/シルバー
価 格:29,000円(税抜)
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