オランダチームがツール・ド・フランスのロースターを発表。ステフェン・クライスヴァイク(オランダ)と好調プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)が総合エースを担う。



好調のプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ロットNLユンボ)好調のプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ロットNLユンボ) (c)Vid Ponikvar/Sportidaステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ロットNLユンボ)ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ロットNLユンボ) photo:CorVos


伝統あるオランダチームを率いるのは、14度目のグランツール出場となる31歳のステフェン・クライスヴァイク(オランダ)と、イツリア・バスクカントリーとツール・ド・ロマンディ、そしてツアー・オブ・スロベニアと今期既に3つの総合優勝を納めているプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)という二人。

昨年のブエルタ・ア・エスパーニャで総合9位に入ったクライスヴァイクにとっては、2015年以来となるツール出場。登坂力と突出したTT能力を兼ね備えるログリッチェの好調ぶりは誰の目にも明らかで、初の総合エースとして臨むグランツアーでどこまで成績を残せるかに注目が集まる。

先のジロ・デ・イタリアでジョージ・ベネット(ニュージーランド)を支えたロベルト・ヘーシンク(オランダ)が再びメンバー入りし、昨年のジャパンカップで4位となったアントワン・トルホーク(オランダ)も山岳のアシスト役を担うはず。

今シーズン9勝目を収めているディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ)今シーズン9勝目を収めているディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ) (c)Vid Ponikvar/Sportidaジロでベネットをアシストしたロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)ジロでベネットをアシストしたロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) photo:Kei Tsuji


スプリントを担うのは、昨年のシャンゼリゼフィニッシュで勝利したディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)。1歳年下でプロ2年目のアムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェー)は登坂で絞り込まれたゴール勝負で絡んでくるだろう。

全22チーム中、メンバー発表を行ったのはロットNLユンボが最初。宝くじ公社チームだけに発表はスクラッチを削るムービーにて行われた。
ロットNLユンボ ツール・ド・フランス出場メンバー
ロベルト・ヘーシンク(オランダ) 32歳
ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ) 24歳
アムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェー) 24歳
ステフェン・クライスヴァイク(オランダ) 31歳
パウル・マルテンス(ドイツ) 34歳
プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア) 28歳
ティモ・ローセン(オランダ) 25歳
アントワン・トルホーク(オランダ) 24歳
text:So.Isobe

最新ニュース(全ジャンル)