2018/06/11(月) - 04:05
Jプロツアー第10戦の那須ロードレースは、橋本英也(チームブリヂストンサイクリング )とのスプリント勝負を制した木村圭佑(シマノレーシング)が優勝。Jプロツアー初優勝を挙げた。
那須町の商店街をパレード走行 photo:Satoru Kato
丘陵地の開けたところを行く集団 photo:Satoru Kato
2015年の全日本選手権コースであることを示すブルーライン photo:Satoru Kato
那須でのJプロツアー2連戦、2日目は2015年に全日本選手権ロードレースが開催された栃木県那須町でのロードレースだ。1周7.2kmの周回コースは、全日本選手権でも使用された下り基調の前半と、アップダウンの後半で構成される。
前日の暑さから一転し、朝から雨が降り続く1日。Jプロツアーがスタートする直前にはやみかけたものの、スタートにあわせて再び降り始め、20℃にも届かない肌寒さを感じる中でのレースとなった。
木村圭佑がJプロツアー初優勝
アタッックと吸収が繰り返されて蛇行する集団 photo:Satoru Kato
数名が先行する場面もあったが、長く続く逃げにはならない photo:Satoru Kato
Jプロツアーは15周108km。パレード走行ののちリアルスタートが切られると、アタック合戦が始まる。昨年大会で逃げとの差が広がりすぎてメイン集団が足切りされるという事態があったためか、逃げが容認されない展開が続く。10人ほどが先行する場面があるも、タイム差は大きく広がらないうちにメイン集団が吸収していく。
9周目に先行した石橋学(チームブリヂストンサイクリング )と入部正太朗、横山航太(シマノレーシング) photo:Satoru Kato
最終周回 逃げ続ける入部正太朗(シマノレーシング)と石橋学(チームブリヂストンサイクリング) photo:Satoru Kato
残り2周 宇都宮ブリッツェンが集団を牽引して逃げを追う photo:Satoru Kato
ようやく逃げが容認されたのはレース終盤を迎えようかという9周目。石橋学(チームブリヂストンサイクリング )、入部正太朗、横山航太(シマノレーシング)の3人が先行する。登りで石橋、下りと平坦では入部と横山が先頭を引き、集団との差は1分近くまで開く。
残り周回が少なくなると、宇都宮ブリッツェンが集団コントロールを開始し、逃げる3人との差を詰め始める。横山が遅れて石橋と入部の2人となった逃げ集団は最終周回に入っても粘って逃げ続けるが、残り2km付近で吸収される。そこからはフィニッシュに向けてのアタック合戦が始まる。
橋本英也(チームブリヂストンサイクリング )と木村圭佑(シマノレーシング)が競り合う photo:Satoru Kato
フィニッシュライン上でハンドルの投げ合い photo:Satoru Kato
僅差で木村圭佑(シマノレーシング)が先着 photo:Satoru Kato
残り1km、橋本英也(チームブリヂストンサイクリング )と木村圭佑(シマノレーシング)の2人が先行。後続が迫るが、2人が先行したままスプリント勝負へ。木村圭佑(シマノレーシング)が僅差で先着し、Jプロツアー初優勝を挙げた。
かけられたシャンパンがしみて目が開けられない木村圭佑(シマノレーシング) photo:Satoru Kato
ルビーレッドジャージは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )、ピュアホワイトジャージは小山貴大(シマノレーシング) photo:Satoru Kato
「今日は激しいレース展開でした。最後は入部さんと横山が乗った逃げをブリッツェンが追ったのですが、前半のアタック合戦でどのチームも消耗していたのと、入部さんの逃げが強力だったのでなかなか捕まりませんでした。逃げを吸収した後、残り1kmからアタックしたら橋本選手が追いついてきました。橋本選手は競輪選手でスプリント力があるので勝てるかなと思いましたが、冷静に残り距離を計算して150mから仕掛けました。勝てたのは自分でも驚きですが、コースレイアウト(フィニッシュが緩やかな登りの右カーブ)を知らなかったら勝てなかったと思います」と、初優勝のレースを振り返った木村。
間近に迫った全日本選手権については「全日本選手権は特別。僕もチームも調子が良いという感触を掴めたので、ここで油断せずに仕上げていきたいです」と語った。
一方2位の橋本は「木村さんが一枚上手でした。最後は木村さんが先頭交代してくれなかったのでキツいのかなと思っていたのですがやられてしまいました。確認不足でしたね。自分の好きなパターンで勝てなかったのは残念です。合宿で行ったスペインの1.1クラスのレースでも最後のスプリントに残れていたので自信はあったのですが。次は全日本選手権のタイムトライアルとロードに出ますので、そこで頑張ります」と、コメントした。



那須でのJプロツアー2連戦、2日目は2015年に全日本選手権ロードレースが開催された栃木県那須町でのロードレースだ。1周7.2kmの周回コースは、全日本選手権でも使用された下り基調の前半と、アップダウンの後半で構成される。
前日の暑さから一転し、朝から雨が降り続く1日。Jプロツアーがスタートする直前にはやみかけたものの、スタートにあわせて再び降り始め、20℃にも届かない肌寒さを感じる中でのレースとなった。
木村圭佑がJプロツアー初優勝


Jプロツアーは15周108km。パレード走行ののちリアルスタートが切られると、アタック合戦が始まる。昨年大会で逃げとの差が広がりすぎてメイン集団が足切りされるという事態があったためか、逃げが容認されない展開が続く。10人ほどが先行する場面があるも、タイム差は大きく広がらないうちにメイン集団が吸収していく。



ようやく逃げが容認されたのはレース終盤を迎えようかという9周目。石橋学(チームブリヂストンサイクリング )、入部正太朗、横山航太(シマノレーシング)の3人が先行する。登りで石橋、下りと平坦では入部と横山が先頭を引き、集団との差は1分近くまで開く。
残り周回が少なくなると、宇都宮ブリッツェンが集団コントロールを開始し、逃げる3人との差を詰め始める。横山が遅れて石橋と入部の2人となった逃げ集団は最終周回に入っても粘って逃げ続けるが、残り2km付近で吸収される。そこからはフィニッシュに向けてのアタック合戦が始まる。



残り1km、橋本英也(チームブリヂストンサイクリング )と木村圭佑(シマノレーシング)の2人が先行。後続が迫るが、2人が先行したままスプリント勝負へ。木村圭佑(シマノレーシング)が僅差で先着し、Jプロツアー初優勝を挙げた。


「今日は激しいレース展開でした。最後は入部さんと横山が乗った逃げをブリッツェンが追ったのですが、前半のアタック合戦でどのチームも消耗していたのと、入部さんの逃げが強力だったのでなかなか捕まりませんでした。逃げを吸収した後、残り1kmからアタックしたら橋本選手が追いついてきました。橋本選手は競輪選手でスプリント力があるので勝てるかなと思いましたが、冷静に残り距離を計算して150mから仕掛けました。勝てたのは自分でも驚きですが、コースレイアウト(フィニッシュが緩やかな登りの右カーブ)を知らなかったら勝てなかったと思います」と、初優勝のレースを振り返った木村。
間近に迫った全日本選手権については「全日本選手権は特別。僕もチームも調子が良いという感触を掴めたので、ここで油断せずに仕上げていきたいです」と語った。
一方2位の橋本は「木村さんが一枚上手でした。最後は木村さんが先頭交代してくれなかったのでキツいのかなと思っていたのですがやられてしまいました。確認不足でしたね。自分の好きなパターンで勝てなかったのは残念です。合宿で行ったスペインの1.1クラスのレースでも最後のスプリントに残れていたので自信はあったのですが。次は全日本選手権のタイムトライアルとロードに出ますので、そこで頑張ります」と、コメントした。
JBCF那須ロードレース 結果(108km)
1位 | 木村圭佑(シマノレーシング) | 1時間25分18秒 |
2位 | 橋本英也(チームブリヂストンサイクリング ) | +0秒 |
3位 | 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング ) | |
4位 | 吉田悠人(那須ブラーゼン) | |
5位 | アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ) | |
6位 | 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) | +1秒 |
Jプロツアーリーダー 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )
U23リーダー 小山貴大(シマノレーシング)
伊藤杏菜が今季3勝目
Fクラスタ 登りで大岩明子(ブラウ・ブリッツェン)がリード photo:Satoru Kato
Fクラスタ最終周回 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が後続を引き離せない photo:Satoru Kato
スプリントを制した伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)が優勝 photo:Satoru Kato
女子のFクラスタは5周36km。登り区間で唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が毎周回ペースアップし、集団の人数を減らしていく。最終周回も登りで唐見がアタックするが、後続をひき離せず。最後は残った9人でのスプリント勝負となり、伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)が優勝した。
U23リーダー 小山貴大(シマノレーシング)
伊藤杏菜が今季3勝目



女子のFクラスタは5周36km。登り区間で唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が毎周回ペースアップし、集団の人数を減らしていく。最終周回も登りで唐見がアタックするが、後続をひき離せず。最後は残った9人でのスプリント勝負となり、伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)が優勝した。
Fクラスタ 結果(36km)
1位 | 伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE) | 1時間1分39秒 |
2位 | 大岩明子(ブラウ・ブリッツェン) | +0秒 |
3位 | 安藤沙弥(フィッツ) |
E1(43.2km)
1位 | 紺野元汰(SBC Vertex Racing Team) | 1時間1分21秒 |
2位 | 小坂 光(ブラウ・ブリッツェン) | +0秒 |
3位 | 石井祥平(アーティファクトレーシングチーム) | +2秒 |
4位 | 中里 仁(Rapha Cycling Club) | |
5位 | 本田将矢(ブラウ・ブリッツェン) | +3秒 |
6位 | 長田華山(ブラウ・ブリッツェン) |
Jエリートツアーリーダー 石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)
E2(36km)
1位 | 小泉亮太(グランディヴェルレーシングチーム) | 53分36秒 |
2位 | 齋藤健太郎(チーム・ウォークライド) | +0秒 |
3位 | 山田壮太朗(Team SHIDO) | |
4位 | 山下太一(アーティファクトレーシングチーム) | |
5位 | 吉岡拓哉(イナーメ信濃山形-EFT) | |
6位 | 山田 翔(HIRAKO.mode) |
E3 (21.6km)
1組 | 2組 | |||
---|---|---|---|---|
1位 | 小林泰正(CS Slinger) | 31分44秒 | 戸祭裕介(なるしまフレンド) | 33分35秒 |
2位 | 西岡竜之介(VENTOS FRECCIA) | +1秒 | 西川直希(VENTOS FRECCIA) | +0秒 |
3位 | 坂本祐輔(シャークアイランド) | 國本幸太(チーム・ウォークライド) | ||
4位 | 三角泰史(サイタマサイクルプロジェクト) | 峯岸祐太(Team自転車処 風輪) | ||
5位 | 家内光春(Y's Road) | +2秒 | 三宅勇輝(Rapha Cycling Club) | +1秒 |
6位 | 上羽拓郎(TRAILBLAZER) | 加藤翔太(SQUADRA CORSE cicli HIDE) |
text&photo:Satoru Kato
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