2018/05/22(火) - 14:31
Jプロツアーを走るトップ選手たちのバイクを紹介する第2弾。今回はマトリックスパワータグ、チームブリヂストンサイクリング、東京ヴェントス、そして弱虫ペダルサイクリングチームの4チームを紹介。
マトリックスパワータグ
フォーカス IZALCO MAX、CAYO
昨年5勝を挙げてルビーレッドジャージを獲得したホセヴィセンテ・トリヴィオ(スペイン)らが所属するマトリックスパワータグは、今年もフォーカスのオールラウンドバイク、IZALCO MAXをメインバイクに使用中。昨年10月の経済産業大臣杯で勝利し紫色のジャージを着用する佐野淳哉のみ、より強いBB剛性を求めて(現在ラインアップから消えた)エンデュランスモデルのCAYOを乗り続けているが、JBCF群馬から後継モデルのIZALCO RACEに切り替わっているという。
フレームは同一だが、ヨーロッパブランド各社の国内販売代理店を務めるポディウムがスポンサーについたことで、パーツ群に変化が起きた。長年マヴィックだったホイールがヴィジョンに切り替わり、ハンドル周りやシートポストも同様にヴィジョンやFSA、サドルはセラサンマルコに変更となった。
写真のゼッケン1はホセのバイク。赤いバーテープは昨年ルビーレッドジャージを獲得した証だ。チーム内で土井雪広のみレッドカラーのIZALCO MAXを使用中で、スペシャライズドのサドルやスピードプレイのペダルを愛用していることが他メンバーとの違い。
ホイールはコースによって40mmハイトのMETRON 40 SLや、55mmハイトのMETRON 55 SLを使い分ける。組み合わせるタイヤはパナレーサーのRACE A EVO3だ。コンポーネントはR9150系デュラエースDi2が基本だが、土井は機械式変速を使用する。パワーメーターはパイオニア、ボトルケージはカブト。
チームブリヂストンサイクリング
アンカー RS9
東日本ロードクラシックで元全日本王者の窪木一茂が勝ち星を挙げたチームブリヂストンサイクリング。同社スポーツバイクブランド、アンカーが誇るトップモデルのRS9をメンバー全員が使用する。
フレームのホワイトとブラックの塗り分けは昨年同様だが、グローバル戦略のためにダウンチューブにはBRIDGESTONEロゴが、ブリヂストンが東京オリンピックのゴールドパートナー企業を務めるためヘッドチューブには五輪マークが燦然と輝く。
チームのサプライヤーにシマノがつくため、R9150系デュラエースDi2を基本にPROのハンドル&ステムなど同社製品で固められている。ホイールも同C40かC60で、厳しい登りを含むレースの場合はより軽量な9000系C24を組み合わせる。タイヤはヴィットリアの定番モデルであるCORSA。25mm幅を使用することが多いようだ。
その他サドルはセライタリアからフィジークに切り替わり、コンピュータはガーミン、ボトルケージはカブト。Di2を使うため、シフトワイヤーを内装するフレームの穴は黒いビニールテープで塞がれていた。
東京ヴェントス
カレラ SL7、ERAKLE AIR
東京ヴェントスはチーム設立当初から一貫してカレラのバイクを駆る。昨年はエアロロードのERAKLE AIRを主に使用していたが、今年はSL950の後継モデルとしてデビューしたオールラウンドバイクのSL7がメイン。今年から加入したルーラーの内野直也はERAKLE AIRを愛用中だ。
2018年からポディウム社のサポート範囲が拡大しており、ホイールがヴィジョン、ハンドル周りやシートポスト、クランクセットがFSAへと切り替わった。ホイールはマトリックス同様にMETRON 40 SLとMETRON 55 SLを使い分け。FSAがリリースしたパワーメーター「POWERBOX」でデータ計測を行い、ガーミンジャパンから提供されるEdgeシリーズに表示させている。
その他、タイヤは昨年同様ハッチンソンのFUSION5で、サドルはセラサンマルコ。カレラロゴの入ったサドルをセットしたバイクも確認できた。
弱虫ペダルサイクリングチーム
フェルト FR1、AR FRD
Jプロツアー昇格初年度を迎えた弱虫ペダルサイクリングチームは、今年もフェルトの軽量オールラウンドモデルであるFR1がメインバイク。一般販売も行われるチームカラーのペイントが目を引く。また、シーズン前半はナショナルチームのメンバーとしてアジアのステージレースを主戦場にしていた唐見実世子は、エアロロードの最高峰モデルであるAR FRDを使用中だ。
基本的にホイールやコンポーネントの縛りは無いが、チェーンリングはローターのQ-RINGS、チェーンはKMC X11SLに統一されている。タイヤはパナレーサーで、RACE A EVO3を基本に「3.5 TEAM」の表記が入るテスト用モデルも使用している。
tetx:So.Isobe
マトリックスパワータグ
フォーカス IZALCO MAX、CAYO
昨年5勝を挙げてルビーレッドジャージを獲得したホセヴィセンテ・トリヴィオ(スペイン)らが所属するマトリックスパワータグは、今年もフォーカスのオールラウンドバイク、IZALCO MAXをメインバイクに使用中。昨年10月の経済産業大臣杯で勝利し紫色のジャージを着用する佐野淳哉のみ、より強いBB剛性を求めて(現在ラインアップから消えた)エンデュランスモデルのCAYOを乗り続けているが、JBCF群馬から後継モデルのIZALCO RACEに切り替わっているという。
フレームは同一だが、ヨーロッパブランド各社の国内販売代理店を務めるポディウムがスポンサーについたことで、パーツ群に変化が起きた。長年マヴィックだったホイールがヴィジョンに切り替わり、ハンドル周りやシートポストも同様にヴィジョンやFSA、サドルはセラサンマルコに変更となった。
写真のゼッケン1はホセのバイク。赤いバーテープは昨年ルビーレッドジャージを獲得した証だ。チーム内で土井雪広のみレッドカラーのIZALCO MAXを使用中で、スペシャライズドのサドルやスピードプレイのペダルを愛用していることが他メンバーとの違い。
ホイールはコースによって40mmハイトのMETRON 40 SLや、55mmハイトのMETRON 55 SLを使い分ける。組み合わせるタイヤはパナレーサーのRACE A EVO3だ。コンポーネントはR9150系デュラエースDi2が基本だが、土井は機械式変速を使用する。パワーメーターはパイオニア、ボトルケージはカブト。
チームブリヂストンサイクリング
アンカー RS9
東日本ロードクラシックで元全日本王者の窪木一茂が勝ち星を挙げたチームブリヂストンサイクリング。同社スポーツバイクブランド、アンカーが誇るトップモデルのRS9をメンバー全員が使用する。
フレームのホワイトとブラックの塗り分けは昨年同様だが、グローバル戦略のためにダウンチューブにはBRIDGESTONEロゴが、ブリヂストンが東京オリンピックのゴールドパートナー企業を務めるためヘッドチューブには五輪マークが燦然と輝く。
チームのサプライヤーにシマノがつくため、R9150系デュラエースDi2を基本にPROのハンドル&ステムなど同社製品で固められている。ホイールも同C40かC60で、厳しい登りを含むレースの場合はより軽量な9000系C24を組み合わせる。タイヤはヴィットリアの定番モデルであるCORSA。25mm幅を使用することが多いようだ。
その他サドルはセライタリアからフィジークに切り替わり、コンピュータはガーミン、ボトルケージはカブト。Di2を使うため、シフトワイヤーを内装するフレームの穴は黒いビニールテープで塞がれていた。
東京ヴェントス
カレラ SL7、ERAKLE AIR
東京ヴェントスはチーム設立当初から一貫してカレラのバイクを駆る。昨年はエアロロードのERAKLE AIRを主に使用していたが、今年はSL950の後継モデルとしてデビューしたオールラウンドバイクのSL7がメイン。今年から加入したルーラーの内野直也はERAKLE AIRを愛用中だ。
2018年からポディウム社のサポート範囲が拡大しており、ホイールがヴィジョン、ハンドル周りやシートポスト、クランクセットがFSAへと切り替わった。ホイールはマトリックス同様にMETRON 40 SLとMETRON 55 SLを使い分け。FSAがリリースしたパワーメーター「POWERBOX」でデータ計測を行い、ガーミンジャパンから提供されるEdgeシリーズに表示させている。
その他、タイヤは昨年同様ハッチンソンのFUSION5で、サドルはセラサンマルコ。カレラロゴの入ったサドルをセットしたバイクも確認できた。
弱虫ペダルサイクリングチーム
フェルト FR1、AR FRD
Jプロツアー昇格初年度を迎えた弱虫ペダルサイクリングチームは、今年もフェルトの軽量オールラウンドモデルであるFR1がメインバイク。一般販売も行われるチームカラーのペイントが目を引く。また、シーズン前半はナショナルチームのメンバーとしてアジアのステージレースを主戦場にしていた唐見実世子は、エアロロードの最高峰モデルであるAR FRDを使用中だ。
基本的にホイールやコンポーネントの縛りは無いが、チェーンリングはローターのQ-RINGS、チェーンはKMC X11SLに統一されている。タイヤはパナレーサーで、RACE A EVO3を基本に「3.5 TEAM」の表記が入るテスト用モデルも使用している。
tetx:So.Isobe
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