2018/04/30(月) - 09:37
ハイパフォーマンスホイールを各種展開するコリマより、ブランド初となるディスクブレーキホイールがデビュー。ロード用には32mmと47mmハイトのカーボンホイールがチューブラーとクリンチャーでラインアップ。加えてバトンホイールとディスクホイールにもディスクブレーキ対応品が登場している。
コリマ 32mm"WS" ディスクブレーキ (c)トライスポーツ
ワールドチームのアスタナにも機材サポートを行うコリマは、フランスを本拠地とし1973年に創業した老舗ホイールメーカーだ。カーボン素材のスペシャリストとして、創業当初は自動車や航空宇宙産業などに関わる製品を製造。1988年にはサイクリング部門のファーストプロダクトとして、業界初となるカーボンディスクホイールを開発。以降、高いカーボン技術とエアロダイナミクスのノウハウを活かし、ハイパフォーマンスなホイール群を数多く世に送り出してきた。
そんなコリマも昨今のディスクロードの普及を受け、ブランド初となるロード用ディスクブレーキホイールを2018年モデルでリリースしてきた。ラインアップされるのは「WS」グレードのカーボンクリンチャー/チューブラーで、32mmハイトと47mmハイトの2種類で展開される。
セカンドグレードモデルのWSハブを採用。スポークはJベンドタイプを使用する (c)CORIMA
カーボンの織り目が美しい3Kカーボンで成形されるコリマ独自のエアロリム (c)CORIMA
表面にカーボンの美しい織り目が浮かび上がるリムは、上位モデルと同じく3Kカーボンを素材とし、コンピュータシミュレーションや風洞実験を経て設計されたエアロプロファイルが採用される。ワイドタイヤが主流となるディスクロードに合わせリム幅も26mmと広めにデザインされており、25~28mmタイヤにマッチするよう作られている。
コリマはハブも自社開発しており、上位モデルから順にS+、S、S1と並ぶ中で耐久性とパフォーマンスを両立するセカンドグレードかつワイドリム向けのWSハブを合わせる。アルミボディにチタンパーツを合わせることでS1グレードよりも軽量に仕上がるのが特徴だ。シルバーのポリッシュ仕上げにレッドのアルマイトパーツが差し色になる美しいルックスで、ブレーキローターはセンターロックに対応する。
コリマ 47mm"WS" ディスクブレーキ (c)トライスポーツ
ディスクブレーキの制動力に対応させるため、前輪はリムブレーキモデルからスポークを2本増やしており、全後輪とも20Hにて組み上げられる。首折れスポークをフランジ外側から引っ掛ける組み方で、スポークパターンもコリマ独自となっている点は特徴的だろう。スルーアクスルはフロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mmに対応する。
重量は32mmハイトのチューブラーモデルが最軽量で前後セット1,400g。販売はリア・フロント別で行われるため2種類のハイトを組み合わせることも可能だ。クリンチャーとチューブラーで価格は異なり、前後セットで207,000円(税抜)~251,000円(税抜)だ。
3スポーク、4スポーク、ディスクホイールにもディスクブレーキモデルが登場 (c)トライスポーツ
またトラックやタイムトライアルで高い評価を得るバトンホイールとディスクホイールにもディスクブレーキモデルが追加。近年TTバイクにもディスクブレーキモデルが登場しており、ホイールの選択肢を増やしてくれるラインアップとなるだろう。3スポーク、4スポーク、ディスクの3タイプが揃い、それぞれハブをディスクブレーキ対応に変更している。ブレーキローターは同じくセンターロックで、チューブラータイプのみで展開される。取り扱いはトライスポーツ。
デルコ・マルセイユプロヴァンスKTMもパリ~ルーベで32mmWSディスクブレーキモデルを使用した photo:Makoto.Ayano
コリマ 32mm"WS" ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー/クリンチャー
リムサイズ:ハイト32mm、幅26mm
重量:チューブラー1,400g(F635g、R765g)、クリンチャー1,630g(F750g、R880g)
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:フロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mm
価格:
チューブラー207,000円(税抜、F97,000円、R110,000円)
クリンチャー242,000円(税抜、F114,000円、R128,000円)
コリマ 47mm"WS" ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー/クリンチャー
リムサイズ:ハイト47mm、幅26mm
重量:チューブラー1,510g(F690g、R820g)、クリンチャー1,665g(F750g、R915g)
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:フロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mm
価格:
チューブラー216,000円(税抜、F101,000円、R115,000円)
クリンチャー251,000円(税抜、F118,000円、R133,000円)
コリマ 3スポーク HM ロード/ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー
リムサイズ:ハイト47mm、幅22.6mm
重量:1,635g(F765g、R870g)
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:フロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mm
価格:281,000円(税抜、F133,000円、R148,000円)
コリマ 4スポーク HM ロード/ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー
リムサイズ:ハイト47mm、幅22.6mm
重量:1,775g(F840g、R935g)
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:フロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mm
価格:281,000円(税抜、F133,000円、R148,000円)
コリマ DISC C+ ロード/ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー
リムサイズ:幅22.6mm
重量:1,045g
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:12mm x 142mm
価格:168,000円(税抜)

ワールドチームのアスタナにも機材サポートを行うコリマは、フランスを本拠地とし1973年に創業した老舗ホイールメーカーだ。カーボン素材のスペシャリストとして、創業当初は自動車や航空宇宙産業などに関わる製品を製造。1988年にはサイクリング部門のファーストプロダクトとして、業界初となるカーボンディスクホイールを開発。以降、高いカーボン技術とエアロダイナミクスのノウハウを活かし、ハイパフォーマンスなホイール群を数多く世に送り出してきた。
そんなコリマも昨今のディスクロードの普及を受け、ブランド初となるロード用ディスクブレーキホイールを2018年モデルでリリースしてきた。ラインアップされるのは「WS」グレードのカーボンクリンチャー/チューブラーで、32mmハイトと47mmハイトの2種類で展開される。


表面にカーボンの美しい織り目が浮かび上がるリムは、上位モデルと同じく3Kカーボンを素材とし、コンピュータシミュレーションや風洞実験を経て設計されたエアロプロファイルが採用される。ワイドタイヤが主流となるディスクロードに合わせリム幅も26mmと広めにデザインされており、25~28mmタイヤにマッチするよう作られている。
コリマはハブも自社開発しており、上位モデルから順にS+、S、S1と並ぶ中で耐久性とパフォーマンスを両立するセカンドグレードかつワイドリム向けのWSハブを合わせる。アルミボディにチタンパーツを合わせることでS1グレードよりも軽量に仕上がるのが特徴だ。シルバーのポリッシュ仕上げにレッドのアルマイトパーツが差し色になる美しいルックスで、ブレーキローターはセンターロックに対応する。

ディスクブレーキの制動力に対応させるため、前輪はリムブレーキモデルからスポークを2本増やしており、全後輪とも20Hにて組み上げられる。首折れスポークをフランジ外側から引っ掛ける組み方で、スポークパターンもコリマ独自となっている点は特徴的だろう。スルーアクスルはフロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mmに対応する。
重量は32mmハイトのチューブラーモデルが最軽量で前後セット1,400g。販売はリア・フロント別で行われるため2種類のハイトを組み合わせることも可能だ。クリンチャーとチューブラーで価格は異なり、前後セットで207,000円(税抜)~251,000円(税抜)だ。

またトラックやタイムトライアルで高い評価を得るバトンホイールとディスクホイールにもディスクブレーキモデルが追加。近年TTバイクにもディスクブレーキモデルが登場しており、ホイールの選択肢を増やしてくれるラインアップとなるだろう。3スポーク、4スポーク、ディスクの3タイプが揃い、それぞれハブをディスクブレーキ対応に変更している。ブレーキローターは同じくセンターロックで、チューブラータイプのみで展開される。取り扱いはトライスポーツ。

コリマ 32mm"WS" ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー/クリンチャー
リムサイズ:ハイト32mm、幅26mm
重量:チューブラー1,400g(F635g、R765g)、クリンチャー1,630g(F750g、R880g)
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:フロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mm
価格:
チューブラー207,000円(税抜、F97,000円、R110,000円)
クリンチャー242,000円(税抜、F114,000円、R128,000円)
コリマ 47mm"WS" ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー/クリンチャー
リムサイズ:ハイト47mm、幅26mm
重量:チューブラー1,510g(F690g、R820g)、クリンチャー1,665g(F750g、R915g)
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:フロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mm
価格:
チューブラー216,000円(税抜、F101,000円、R115,000円)
クリンチャー251,000円(税抜、F118,000円、R133,000円)
コリマ 3スポーク HM ロード/ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー
リムサイズ:ハイト47mm、幅22.6mm
重量:1,635g(F765g、R870g)
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:フロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mm
価格:281,000円(税抜、F133,000円、R148,000円)
コリマ 4スポーク HM ロード/ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー
リムサイズ:ハイト47mm、幅22.6mm
重量:1,775g(F840g、R935g)
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:フロント12mm x 100mm、リア12mm x 142mm
価格:281,000円(税抜、F133,000円、R148,000円)
コリマ DISC C+ ロード/ディスクブレーキ
タイヤタイプ:チューブラー
リムサイズ:幅22.6mm
重量:1,045g
ブレーキローター:センターロック
スルーアクスル:12mm x 142mm
価格:168,000円(税抜)
Amazon.co.jp