マレーシアでトラック競技のアジア選手権が開幕。ジュニア女子オムニアムで石上夢乃(横浜創学館高校)が優勝して金メダルをもたらした他、日本チームは計5つのメダルを獲得している。



ジュニア女子オムニアム 1位石上夢乃(横浜創学館高校)ジュニア女子オムニアム 1位石上夢乃(横浜創学館高校) photo:Kenji NAKAMURA/JCF
ジュニア女子オムニアム テンポレース1位の石上夢乃(横浜創学館高校)ジュニア女子オムニアム テンポレース1位の石上夢乃(横浜創学館高校) photo:Kenji NAKAMURA/JCFジュニア女子チームスプリント 岩本・増田ペアが日本新記録達成ジュニア女子チームスプリント 岩本・増田ペアが日本新記録達成 photo:Kenji NAKAMURA/JCF


7つの決勝レースが開催されたアジア選手権トラック初日に、日本チームが獲得したメダルは合計5つ。ジュニア女子オムニアムで石上夢乃(横浜創学館高校)が2位に7ポイント差で優勝した他、チームスプリントでは全てのカテゴリーでメダルを獲得。

岩元杏奈、増田夕華ペアのジュニア女子チームは銀メダル、長田龍拳、松本秀之介、黒瀬浩太郎のジュニア男子チーム、渡邉一成、河端朋之、長迫吉拓のエリート男子チームも銀メダル、そして前田佳代乃、太田りゆペアのエリート女子チームは銅メダルに輝いた。このうちジュニア男女、エリート女子は日本新記録を次々と打ち破り、トラック日本チームの好調ぶりを示す結果となった。

予選が行われたチームパーシュートではジュニアが男女共に2位、エリートでは男女共に1位となり、銀メダル以上が確定。特に4分フラットという好記録を出した男子エリートチームには大きな期待が掛かっている。

ジュニア男子チームスプリント 予選では日本新記録も達成ジュニア男子チームスプリント 予選では日本新記録も達成 photo:Kenji NAKAMURA/JCFエリート女子チームスプリント 前田・太田ペアが日本新記録の走りを見せるエリート女子チームスプリント 前田・太田ペアが日本新記録の走りを見せる photo:Kenji NAKAMURA/JCF

エリート男子チームスプリントを走る渡邉、河端、板倉の3名エリート男子チームスプリントを走る渡邉、河端、板倉の3名 photo:Kenji NAKAMURA/JCFエリート男子チームスプリント 韓国に次ぐ2位で銀メダル獲得エリート男子チームスプリント 韓国に次ぐ2位で銀メダル獲得 photo:Kenji NAKAMURA/JCF

ジュニア男子チームスプリント 2位で銀メダル獲得ジュニア男子チームスプリント 2位で銀メダル獲得 photo:Kenji NAKAMURA/JCFエリート女子チームスプリント 3位で銅メダル獲得エリート女子チームスプリント 3位で銅メダル獲得 photo:Kenji NAKAMURA/JCF

H3
2月16日(第1日目)決勝種目
ジュニア女子ポイントレース(10km)
1位 SHIN Jieun (韓国) 21p
2位 NG Sze Wing(香港) 18p
3位 CHINCHAKHANDI Danamma(インドネシア) 7p
4位 中冨尚子(熊本・千原台高校) 4p
エリート女子ポイントレース(20km)
1位 SOM NET Jupha(マレーシア) 35p
2位 DIAO Xiaojuan(香港) 25p
3位 ZENG Ke Xin(台北) 21p
4位 橋本優弥(岐阜・鹿屋体育大学) 14p
ジュニア女子オムニアム
1位 石上夢乃(神奈川・横浜創学館高校) 135p
2位 KIM Na Yeou(韓国) 128p
3位 CHIU Vivien(香港) 126p
ジュニア女子チームスプリント
1位 中華人民共和国 34.789
2位 日本(岩元杏奈・増田夕華) 35.908 ※日本新記録
3位 チャイニーズタイペイ 37.482
ジュニア男子チームスプリント
1位 インド 46.070
2位 日本(長田龍拳・松本秀之介・黒瀬浩太郎) 46.125 ※予選の46.118は日本新記録
3位 マレーシア 47.149
エリート女子チームスプリント
1位 中華人民共和国 32.817
2位 大韓民国 33.342
3位 日本(前田佳代乃・太田りゆ) 33.785 ※日本新記録
エリート男子チームスプリント
1位 大韓民国 44.049
2位 日本(渡邉一成・河端朋之・長迫吉拓) 44.063
3位 中華人民共和国 43.778
photo:Kenji NAKAMURA/JCF

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