2010/01/25(月) - 02:23
総エントリー数425人の関西シクロクロス桂川緑地公園大会。C1は序盤から丸山厚(MASSA-FOCUS-OUTDOORPRODUCTS)と小坂正則(スワコレーシングチーム)がリード、ラストで前に出た小坂が優勝。心理戦を制した。
1月24日(日)、京都市南区の桂川緑地公園で関西シクロクロス桂川緑地公園大会が行われた。会場は京都市内でインターチェンジからも近く、毎年多くのエントリーがある。今年は425人。C3は2組に分けてもそれぞれ70人ほどの大人数。抜きどころはいくつかあり、パワー勝負の場面もあるので、人数は多くとも前に出ることは可能だ。
前日の23日(土)には同会場で三船雅彦氏によるシクロクロススクールが行われた。30人ほどが参加、誰もが翌日のレースのために真剣に聞き入る。試走や設営スタッフらも合わせて50人以上がコースを走り、前日から盛り上がる。
CL1はロードレースで実績のある星川恵利奈(コムレイドジャイアント/クルーズ)が実力を見せて優勝。中道のぞみ(Salata bianca kobe)と山口博子(パワーキック)が続いた。
C1は丸山がスタートダッシュで先頭に立ち、後続をリードする。松井正史(シマノドリンキング)、入江克典(シマノドリンキング)、江下健太郎(Team M/X Salsa)らが続く。小坂はその後方になるが徐々に抜け出して丸山を10秒差で追う位置に。
向かい風の強い区間が長く、3位以下はいくつかのパックになって進行する。入江、伊藤翔吾(MASSA-FOCUS-OUTDOORPRODUCTS)、伊澤優大(岩井商会レーシング)、松井の4人だ。40分で終える沢田時(ENDLESS/ProRide)もその位置につける。その中から入江が抜け出して単独3番手に。
先頭は変わらず丸山、そして5秒から8秒差で小坂のままで終盤へ。小坂がいよいよ丸山を追い詰め、抜く。しかし丸山もぴったりと離れずに続き、再び丸山が抜き返して先頭へ。
最終周回、丸山先頭で迎えるが小坂が抜き、丸山との差を広げてゴール。3位には入江が続いた。
優勝の小坂は「一人で飛び出せるコースではなく、かと言って人の後ろにくっつこうとも思わなかった。なので(丸山選手と)少し距離を置いて様子を見ながら、仕掛けどころを探しながら走った。終盤に一度前に出たのは様子見でアタックしたので。あまり離れなかったので最後に行こうと思った。一箇所仕掛けどころを見つけたのでそこで2回アタックした」と語る。体力とテクニックだけでなく、ベテランらしく心理戦にも勝利した。
各クラスの熱戦の模様はフォトギャラリーで。
結果
C1
1位 小坂正則(スワコレーシングチーム)
2位 丸山厚(MASSA-FOCUS-OUTDOORPRODUCTS)+0分22秒
3位 入江克典(シマノドリンキング)+1分47秒
4位 伊澤優大(岩井商会レーシング)+2分05秒
5位 松井正史(シマノドリンキング)+3分22秒
6位 村岡俊典(R2 SPORTS CYCLING TEAM)+3分45秒
CL1
1位 星川恵利奈(コムレイドジャイアント/クルーズ)
2位 中道のぞみ(Salata bianca kobe)+1分16秒
3位 山口博子(パワーキック)+3分05秒
CM1
1位 岩本雅秀(チーム泥んこプロレス)
2位 細川公志(Bee Club)+01秒
3位 元井和彦(シャカリキ自転車部)+04秒
C2
1位 小渡健悟(ストラーダレーシング/まんま)
2位 野口忍(TREK)+29秒
3位 皿屋豊(msahikomifune.com)+40秒
CM2
1位 湯川竜伺(SAKAI★RACING)
2位 小久保正彦(まほろばRC)+06秒
3位 林泰弘(Teamスクアドラ)+15秒
CL2
1位 清水友恵(レグルス)
2位 東陽子 +0分24秒
3位 中山良子(アストロOGKカブト)+1分12秒
C3A
1位 松本祐典(アキジュニアファクトリー)
2位 丸本悠太(MASSA-FOCUS-OUTDOORPRODUCTS)+21秒
3位 大溝規之(チームレグルス)+34秒
C3B
1位 和田山尚史(Sakatani Racing)
2位 田中雅(Over-Do)+03秒
3位 阪田晋司(W.P.KYOTO)+04秒
photo&text:高木秀彰
1月24日(日)、京都市南区の桂川緑地公園で関西シクロクロス桂川緑地公園大会が行われた。会場は京都市内でインターチェンジからも近く、毎年多くのエントリーがある。今年は425人。C3は2組に分けてもそれぞれ70人ほどの大人数。抜きどころはいくつかあり、パワー勝負の場面もあるので、人数は多くとも前に出ることは可能だ。
前日の23日(土)には同会場で三船雅彦氏によるシクロクロススクールが行われた。30人ほどが参加、誰もが翌日のレースのために真剣に聞き入る。試走や設営スタッフらも合わせて50人以上がコースを走り、前日から盛り上がる。
CL1はロードレースで実績のある星川恵利奈(コムレイドジャイアント/クルーズ)が実力を見せて優勝。中道のぞみ(Salata bianca kobe)と山口博子(パワーキック)が続いた。
C1は丸山がスタートダッシュで先頭に立ち、後続をリードする。松井正史(シマノドリンキング)、入江克典(シマノドリンキング)、江下健太郎(Team M/X Salsa)らが続く。小坂はその後方になるが徐々に抜け出して丸山を10秒差で追う位置に。
向かい風の強い区間が長く、3位以下はいくつかのパックになって進行する。入江、伊藤翔吾(MASSA-FOCUS-OUTDOORPRODUCTS)、伊澤優大(岩井商会レーシング)、松井の4人だ。40分で終える沢田時(ENDLESS/ProRide)もその位置につける。その中から入江が抜け出して単独3番手に。
先頭は変わらず丸山、そして5秒から8秒差で小坂のままで終盤へ。小坂がいよいよ丸山を追い詰め、抜く。しかし丸山もぴったりと離れずに続き、再び丸山が抜き返して先頭へ。
最終周回、丸山先頭で迎えるが小坂が抜き、丸山との差を広げてゴール。3位には入江が続いた。
優勝の小坂は「一人で飛び出せるコースではなく、かと言って人の後ろにくっつこうとも思わなかった。なので(丸山選手と)少し距離を置いて様子を見ながら、仕掛けどころを探しながら走った。終盤に一度前に出たのは様子見でアタックしたので。あまり離れなかったので最後に行こうと思った。一箇所仕掛けどころを見つけたのでそこで2回アタックした」と語る。体力とテクニックだけでなく、ベテランらしく心理戦にも勝利した。
各クラスの熱戦の模様はフォトギャラリーで。
結果
C1
1位 小坂正則(スワコレーシングチーム)
2位 丸山厚(MASSA-FOCUS-OUTDOORPRODUCTS)+0分22秒
3位 入江克典(シマノドリンキング)+1分47秒
4位 伊澤優大(岩井商会レーシング)+2分05秒
5位 松井正史(シマノドリンキング)+3分22秒
6位 村岡俊典(R2 SPORTS CYCLING TEAM)+3分45秒
CL1
1位 星川恵利奈(コムレイドジャイアント/クルーズ)
2位 中道のぞみ(Salata bianca kobe)+1分16秒
3位 山口博子(パワーキック)+3分05秒
CM1
1位 岩本雅秀(チーム泥んこプロレス)
2位 細川公志(Bee Club)+01秒
3位 元井和彦(シャカリキ自転車部)+04秒
C2
1位 小渡健悟(ストラーダレーシング/まんま)
2位 野口忍(TREK)+29秒
3位 皿屋豊(msahikomifune.com)+40秒
CM2
1位 湯川竜伺(SAKAI★RACING)
2位 小久保正彦(まほろばRC)+06秒
3位 林泰弘(Teamスクアドラ)+15秒
CL2
1位 清水友恵(レグルス)
2位 東陽子 +0分24秒
3位 中山良子(アストロOGKカブト)+1分12秒
C3A
1位 松本祐典(アキジュニアファクトリー)
2位 丸本悠太(MASSA-FOCUS-OUTDOORPRODUCTS)+21秒
3位 大溝規之(チームレグルス)+34秒
C3B
1位 和田山尚史(Sakatani Racing)
2位 田中雅(Over-Do)+03秒
3位 阪田晋司(W.P.KYOTO)+04秒
photo&text:高木秀彰
フォトギャラリー