チーム右京が2018年の体制を発表。吉岡直哉、小石祐馬、横塚浩平ら日本人3人と、外国人選手3人の計6人の新加入選手を発表した。



2017年活動報告会であいさつする片山右京監督2017年活動報告会であいさつする片山右京監督 photo:Makoto AYANO
チーム右京は、東京都内でスポンサーや報道向けの2017年シーズンの報告会を行った。その席上、2018年の新体制と出場予定レースについて発表した。

日本人選手は、那須ブラーゼンから吉岡直哉、NIPPO・ヴィーニファンティーニから小石祐馬、LEOMOベルマーレから横塚浩平の3人が加入する。

2017年Jプロツアー個人総合3位の吉岡直哉(那須ブラーゼン)2017年Jプロツアー個人総合3位の吉岡直哉(那須ブラーゼン) photo:Satoru Kato2015年全日本選手権U23個人TTで優勝した小石祐馬2015年全日本選手権U23個人TTで優勝した小石祐馬 photo:Yuya.Yamamoto

ジャパンカップ・オープンレースで優勝した横塚浩平(LEOMOベルマーレ)ジャパンカップ・オープンレースで優勝した横塚浩平(LEOMOベルマーレ) photo:Satoru Kato吉岡は今年3月のJBCF宇都宮ロードレースで初優勝を上げ、Jプロツアーの年間総合順位でも3位に入る活躍を見せた。

小石祐馬は2015年にアジア選手権U23ロードと全日本選手権U23タイムトライアルで優勝。2016年からはNIPPO・ヴィーニファンティーニで海外レースを中心に活動してきた。

横塚浩平は今年7月のJBCFやいた片岡ロードで初優勝。ジャパンカップのオープンレースでも優勝し、今年頭角を現した。

サンフンカイプロパティーズ・香港チャレンジ1017表彰台サンフンカイプロパティーズ・香港チャレンジ1017表彰台 photo:www.discoverhongkong.com外国人選手は、オーストラリアのコンチネンタルチーム「アイソウェイスポーツ・スイスウェルネス」からロビー・ハッカー(オーストラリア)、オランダのプロコンチネンタルチームである「ルームポット・ネーデルランドロテリー」からレイモンド・クレダー(オランダ)、中国のコンチネンタルチーム「ヘンジャン・サイクリングチーム」からマーク・デ・マール(オランダ)の3人が加入する。

ロビー・ハッカーは今年のツアー・オブ・ジャパンに出場したほか、新城幸也も出場した香港チャレンジで2位に入っているのでご記憶の方も多いだろう。

チーム右京は2018年シーズンはフジを使用するチーム右京は2018年シーズンはフジを使用する photo:Satoru Katoジャージのデザインも一新されるジャージのデザインも一新される photo:Satoru Kato
また機材面でも変更があり、今季まで使用してきたガノーに代わって2018年からはフジを使用する事が併せて発表された。

チーム右京は来年もアジアツアーやヨーロッパツアーなど海外レースを中心に活動する予定。2月18日に始まるツール・ド・フィリピンが初戦となり、国内では3月のツール・ド・とちぎが最初のレースとなる。片山右京監督は「2020年にプロコンチネンタル昇格を目指し、さらにはパリで祝勝会を開けるようにしたい」と、今後の目標を語った。
チーム右京2018年体制
選手名 備考
畑中勇介
平塚吉光
平井栄一
吉岡直哉 那須ブラーゼンから移籍
徳田鍛造
小石祐馬 NIPPO・ヴィーニファンティーニから移籍
徳田優
中井路雅
横塚浩平 LEOMOベルマーレから移籍
オスカル・プジョル(スペイン)
ベンジャミ・プラデス(スペイン)
ロドリコ・アラケ(スペイン)
ロビー・ハッカー(オーストラリア) アイソウェイスポーツ・スイスウェルネスから移籍
レイモンド・クレダー(オランダ) ルームポット・ネーデルランドロテリーから移籍
マーク・デ・マール(オランダ) ヘンジャン・サイクリングチームから移籍
Photo:Makoto AYANO,Satoru Kato
text:Satoru Kato

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