2017/12/02(土) - 09:25
70年もの歴史を持つイタリアの老舗バイクブランド、チネリ。近年はレッドフッククリテリウム等のレースでも活躍を見せる同社から、2018モデルで国内限定100台で復活を果たしたフラッグシップロードの「VERY BEST OF LTD」をインプレッション。
チネリ VERY BEST OF LTD (c)Makoto.AYANO/cyclowired.jp
ジロ・デ・イタリアやジロ・デ・ロンバルディア(現在のイル・ロンバルディア)、ミラノ~サンレモ等、数々のレースで輝かしい戦績を収めたプロロードレーサー、チーノ・チネリ氏が1948年に自身の工房をミラノに構えたことを発端とするチネリ。その後、1978年に自転車チューブで有名なコロンバスの代表、アントニオ・コロンボ氏がチネリを引き継ぎ現在に至る。
レースマインドを脈々と受け継ぐ同社は、現在までにオリンピックや世界選手権で28個以上の金メダル獲得に貢献してきた。かの有名なランス・アームストロングやマリオ・チポッリーニもチネリのハンドルを愛用したのだという。
さらにチネリを特徴づけるのは、コロンボ氏の斬新なアイデアから生まれた数々の独創的な製品たち。中でも有名なのは、ガゼットを駆使することで流麗なエアロ形状を実現したクロモリトラックレーサー「Laser(レーザー)」だろう。MOMAことニューヨーク近代美術館に展示されているほどの美しさを持っており、いまでも熱狂的なファンを持つ作品だ。また、コルクバーテープやスピナッチバーも世界で初めてチネリが開発した製品となる。
接合部に向かって扁平形状となることで振動吸収性を高めるシートステー
同バイクに特徴的なシートクランプ付近の造形は振動を分散させる設計
先端に向かうほど細くなっていくフロントフォーク
トラックバイクでの経験を活かし、近年は街乗りのピストフレームにも意欲的に取り組む同社は、2009年に登場したサンフランシスコのフィックスドバイク集団「MASH」とのコラボによって、一躍ピストカルチャーを牽引する代表的なブランドに。2010年から2015年まではアメリカで熱狂的な人気を誇るピストバイクレース「レッドフッククリテリウム」の公式スポンサーを務めるとともに、現在は同レースに参加するチネリクロームをサポートしている。
そんなチネリから、2016年モデルまでラインアップしていたカーボンバイクのフラッグシップ「VERY BEST OF」が、2018年モデルとして数量限定で復活を果たしている。2008年モデルで登場したBEST OF、マイナーチェンジを加えたPRO BEST OFと続く同シリーズの3代目となるバイクである。
ダウンチューブに沿って上端がカットされたチネリロゴ
シートチューブに向かって薄く絞られていくトップチューブ
リアディレイラーへのケーブルの取り回しを考慮したチェーンステーの造形
フォークエンドは耐久性を考慮したアルミ製
BEST OFに特徴的であった大きくベンドしたフォークやインテグラルシートポストは採用されないものの、見た目にもメリハリのあるチュービングを盛り込んだイタリアンブランドらしい艶めかしいルックスは今作でも健在。伝説的な名車であるレーザーを彷彿とさせるアズーロレーザーカラーでペイントされたフレームは、往年のチネリファンの心を掴む1台に仕上がっている。
発売当時はトップモデルとしてイタリアのプロチーム、チネリ・サンティーニも使用した同バイクは、ヨーロッパの厳しい長距離レースを走り切るために開発されたグランフォンド向けのモデルである。コロンバスのカーボンラボが技術の粋を集めて設計したフレーム形状とカーボンレイアップスケジュールによって、レーシングな走行性能に振動吸収性をプラスしたマシンとして生み出されている。
チェーンステー内側にはモデル名のロゴが入る
プレスフィットBB86を採用することでBB周りはボリュームあるデザインに
トップチューブからシートステーにかけてのアッパーラインは扁平形状を採用することで振動吸収性を高めつつ、幅広となったモノコックデザインによってねじれ剛性も確保。チューブの接合位置をずらし、シートステー集合部にボリュームを持たせることで振動を分散させるよう設計されている。加えて27.2mm径のシートポストはしなりを生むことで突き上げの軽減も狙ったものとなる。
一方でシェル幅の広いプレスフィットタイプのBB86を採用したBB周りや、そこから伸びるチェーンステーはボリュームを持たせることでパワー伝達性を高めるデザインに。ヘッド周りも上下異径のステアリングコラムにフルカーボンのフロントフォークを合わせることで剛性を高めつつ、安定したハンドリングを実現している。
ダウンチューブは上部に向かって先細りする三角形状のデザイン
トップチューブとの繋がりを意識したヘッドチューブの造形
フォークは外側に向かって緩くベンドすることで振動吸収性を高める
フレーム素材にはT700ハイモジュラスカーボンを採用することで、レーサーとしての剛性とともにフレーム重量925gという軽量性も獲得。ケーブルは内装式とされ、電動コンポーネントにも対応可能だ。
販売はフレームセットにて行われ価格は44万円(税抜)。国内限定100台のみの販売となる。今回はシマノの8050系アルテグラDi2コンポーネントと、ヴィジョンのMETRON 40ホイールをアセンブルした試乗車にてその性能をテストした。
― インプレッション
「走りの各性能が上手くまとまった優等生バイク」杉山友則(Bicicletta IL CUORE)
まず、同社のレーザーを模したカラーリングとチネリらしい独自性のある形状が目を引くバイクですよね。細部まで凝ったデザインも相まりチネリファンはもちろん、個性を出したいライダーの所有欲を満たしてくれる1台です。それでいてフラッグシップバイクらしく、走りの性能も上手くまとまっていると感じました。
「走りの各性能が上手くまとまった優等生バイク」杉山友則(Bicicletta IL CUORE) チネリというと近年はあまりレーサーなバイクのイメージがなく、このモデルも奇抜なルックスに目が行ってしまいがちですが、乗ってみるとデザインと性能が両立されたいたって優等生なフレームだと感じましたね。見た目のわりに剛性は高めで軽い加速感が味わえる乗り味です。バイク全体で剛性バランスが整っている印象で、乗った時にフレームの前後でギクシャクしない扱いやすさがあります。
そのためどういったペダリングにも応えてくれる感覚があり、ケイデンス高めで走れば小気味よい加速感がありますし、そこからギアをかければさらに1段階スピードが伸びるような走りを見せてくれます。フォークの剛性のおかげかナチュラルで安定感のあるコーナリングも特徴的ですね。フォーク上部で太さを持たせ剛性を稼ぎつつも、先端に向かって細くなっていく形状で路面に対する突っ張り感をいなしているのだと思います。
今回アセンブルされたヴィジョンのMETRON 40は軽量なセミディープホイールということもあり、ハイスピードの維持がしやすい印象でした。フレーム形状が特にエアロという訳ではないですが、こういったハイトの高めなホイールがマッチするように感じますね。路面からの振動は角が取れている印象ではありましたが、特に衝撃吸収性が高いという感じではなく、どちらかと言えばレーシーな部類のバイクになるでしょう。
シートクランプ周辺は他のバイクにはない特徴的な造形で個人的には非常に好みなデザインとなっており、部屋に飾っておくだけでも満足できそうです。その辺りのルックスを含め、チネリというブランドが好きでレースからグランフォンドまで幅広く使えるカーボンバイクを探している人には非常にオススメですね。
「振動吸収性と高速域での安定性に優れたコンフォートバイク」辻本尚希(L-Breath Bike)
このバイクで一番感じたのは高いコンフォート性能ですね。扁平形状のトップチューブやシートステーからくる形状効果は大きく、振動吸収性やコーナリングの安定性は非常に優れていると思います。それでいて剛性が必要な部分にはしっかりボリュームを持たせることで走りの性能も犠牲となっていません。チューブの太さ細さにメリハリのある造形で、各部の役割が上手くマッチしている印象です。
フロントフォークも外側に向かってハの字に広がっていく形状をしており、路面からの突き上げをいなす設計でブランドの意図する性能を感じられます。フォークのトレイル量がやや長いためハンドリングはマイルドな味付けとなっており、コンフォートバイクらしい乗り味を生み出していますね。
「振動吸収性と高速域での安定性に優れたコンフォートバイク」辻本尚希(L-Breath Bike)
フレーム自体も特別硬いという感触はなく、大きいパワー入力に対する反応性はやや劣る印象です。ただ、全体で見た時の走りの性能はどれをとっても平均以上。さすがはフラッグシップといった走りを見せてくれますね。振動吸収性の高さから、高速巡航時の安定性はこのバイクの持ち味となりますし、衝撃をいなしながらスムーズなペダリングを行えるフレームに仕上がっていると感じました。
試乗車に合わせられたヴィジョンのホイールはやや柔らかめな印象で、それもコンフォート性能を助長した部分と言えます。パワー系のライダーでは物足りなさを感じるかもしれませんが、軽い力で回していくタイプの人にはマッチする組み合わせと言えるでしょう。反対に剛性が高めのホイールを合わせれば、走りにコシが生まれることと思います。
フレームが硬いとそれだけでライダーを選り好みしてしまいますが、このバイクはそこまでの剛性感ではないためより幅広いレベルの人が楽しめるのではないでしょうか。コンフォート系のバイクとしてロングライド等で使っていけばこのフレームの持ち味が活きてくると思います。バランスの良い性能なので、どのシチュエーションにも万能に対応してくれそうです。
チネリ VERY BEST OF LTD (c)Makoto.AYANO/cyclowired.jp
チネリ VERY BEST OF LTD
フレーム:コロンブス カーボン モノコック
フォーク:コロンブス FUTURA 1-1/8" - 1-1/2" モノコック
BB規格:Press Fit 86.5mm
重 量:フレーム925g、フォーク380g
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:レーザーブルー
価 格:440,000円(税抜)
インプレッションライダーのプロフィール
杉山友則(Bicicletta IL CUORE) 杉山友則(Bicicletta IL CUORE)
東京都台東区のBicicletta IL CUORE 下谷本店店長。ダミアーノ・クネゴがジュニアチャンピオンだったころからクネゴのファンだという、自他ともに認めるミーハー系自転車乗り。グエルチョッティやコルナゴ、ルックなどヨーロピアンブランドへの造詣が深い。ショップ店長としては、ユーザーがサイクルライフを楽しめる遊び方の提案を心がけている。
CWレコメンドショップページ
Bicicletta IL CUORE ショップHP
辻本尚希(L-Breath Bike) 辻本尚希(L-Breath Bike)
管洋介氏率いるAVENTURA AIKOH VICTORIA RACINGのエースライダーとしてロード競技を続けつつ、普段はL-Breath Bike 御茶ノ水店のスタッフとして働く。順天堂大学時代は自転車競技部の主将を務めるとともに、2013年の学生選手権個人ロードチャンピオンにも輝く。現在はアスリート社員として自転車のソフト面の強化に力を入れており、チームやショップが行うスクールの企画・運営・講師も務める。
CWレコメンドショップページ
L-Breath BIKE 御茶ノ水店 ショップHP
ウェア協力:ルコック
ヘルメット協力:ベル、MET
text:Yuto.Murata
photo:Makoto.AYANO

ジロ・デ・イタリアやジロ・デ・ロンバルディア(現在のイル・ロンバルディア)、ミラノ~サンレモ等、数々のレースで輝かしい戦績を収めたプロロードレーサー、チーノ・チネリ氏が1948年に自身の工房をミラノに構えたことを発端とするチネリ。その後、1978年に自転車チューブで有名なコロンバスの代表、アントニオ・コロンボ氏がチネリを引き継ぎ現在に至る。
レースマインドを脈々と受け継ぐ同社は、現在までにオリンピックや世界選手権で28個以上の金メダル獲得に貢献してきた。かの有名なランス・アームストロングやマリオ・チポッリーニもチネリのハンドルを愛用したのだという。
さらにチネリを特徴づけるのは、コロンボ氏の斬新なアイデアから生まれた数々の独創的な製品たち。中でも有名なのは、ガゼットを駆使することで流麗なエアロ形状を実現したクロモリトラックレーサー「Laser(レーザー)」だろう。MOMAことニューヨーク近代美術館に展示されているほどの美しさを持っており、いまでも熱狂的なファンを持つ作品だ。また、コルクバーテープやスピナッチバーも世界で初めてチネリが開発した製品となる。



トラックバイクでの経験を活かし、近年は街乗りのピストフレームにも意欲的に取り組む同社は、2009年に登場したサンフランシスコのフィックスドバイク集団「MASH」とのコラボによって、一躍ピストカルチャーを牽引する代表的なブランドに。2010年から2015年まではアメリカで熱狂的な人気を誇るピストバイクレース「レッドフッククリテリウム」の公式スポンサーを務めるとともに、現在は同レースに参加するチネリクロームをサポートしている。
そんなチネリから、2016年モデルまでラインアップしていたカーボンバイクのフラッグシップ「VERY BEST OF」が、2018年モデルとして数量限定で復活を果たしている。2008年モデルで登場したBEST OF、マイナーチェンジを加えたPRO BEST OFと続く同シリーズの3代目となるバイクである。




BEST OFに特徴的であった大きくベンドしたフォークやインテグラルシートポストは採用されないものの、見た目にもメリハリのあるチュービングを盛り込んだイタリアンブランドらしい艶めかしいルックスは今作でも健在。伝説的な名車であるレーザーを彷彿とさせるアズーロレーザーカラーでペイントされたフレームは、往年のチネリファンの心を掴む1台に仕上がっている。
発売当時はトップモデルとしてイタリアのプロチーム、チネリ・サンティーニも使用した同バイクは、ヨーロッパの厳しい長距離レースを走り切るために開発されたグランフォンド向けのモデルである。コロンバスのカーボンラボが技術の粋を集めて設計したフレーム形状とカーボンレイアップスケジュールによって、レーシングな走行性能に振動吸収性をプラスしたマシンとして生み出されている。


トップチューブからシートステーにかけてのアッパーラインは扁平形状を採用することで振動吸収性を高めつつ、幅広となったモノコックデザインによってねじれ剛性も確保。チューブの接合位置をずらし、シートステー集合部にボリュームを持たせることで振動を分散させるよう設計されている。加えて27.2mm径のシートポストはしなりを生むことで突き上げの軽減も狙ったものとなる。
一方でシェル幅の広いプレスフィットタイプのBB86を採用したBB周りや、そこから伸びるチェーンステーはボリュームを持たせることでパワー伝達性を高めるデザインに。ヘッド周りも上下異径のステアリングコラムにフルカーボンのフロントフォークを合わせることで剛性を高めつつ、安定したハンドリングを実現している。



フレーム素材にはT700ハイモジュラスカーボンを採用することで、レーサーとしての剛性とともにフレーム重量925gという軽量性も獲得。ケーブルは内装式とされ、電動コンポーネントにも対応可能だ。
販売はフレームセットにて行われ価格は44万円(税抜)。国内限定100台のみの販売となる。今回はシマノの8050系アルテグラDi2コンポーネントと、ヴィジョンのMETRON 40ホイールをアセンブルした試乗車にてその性能をテストした。
― インプレッション
「走りの各性能が上手くまとまった優等生バイク」杉山友則(Bicicletta IL CUORE)
まず、同社のレーザーを模したカラーリングとチネリらしい独自性のある形状が目を引くバイクですよね。細部まで凝ったデザインも相まりチネリファンはもちろん、個性を出したいライダーの所有欲を満たしてくれる1台です。それでいてフラッグシップバイクらしく、走りの性能も上手くまとまっていると感じました。

そのためどういったペダリングにも応えてくれる感覚があり、ケイデンス高めで走れば小気味よい加速感がありますし、そこからギアをかければさらに1段階スピードが伸びるような走りを見せてくれます。フォークの剛性のおかげかナチュラルで安定感のあるコーナリングも特徴的ですね。フォーク上部で太さを持たせ剛性を稼ぎつつも、先端に向かって細くなっていく形状で路面に対する突っ張り感をいなしているのだと思います。
今回アセンブルされたヴィジョンのMETRON 40は軽量なセミディープホイールということもあり、ハイスピードの維持がしやすい印象でした。フレーム形状が特にエアロという訳ではないですが、こういったハイトの高めなホイールがマッチするように感じますね。路面からの振動は角が取れている印象ではありましたが、特に衝撃吸収性が高いという感じではなく、どちらかと言えばレーシーな部類のバイクになるでしょう。
シートクランプ周辺は他のバイクにはない特徴的な造形で個人的には非常に好みなデザインとなっており、部屋に飾っておくだけでも満足できそうです。その辺りのルックスを含め、チネリというブランドが好きでレースからグランフォンドまで幅広く使えるカーボンバイクを探している人には非常にオススメですね。
「振動吸収性と高速域での安定性に優れたコンフォートバイク」辻本尚希(L-Breath Bike)
このバイクで一番感じたのは高いコンフォート性能ですね。扁平形状のトップチューブやシートステーからくる形状効果は大きく、振動吸収性やコーナリングの安定性は非常に優れていると思います。それでいて剛性が必要な部分にはしっかりボリュームを持たせることで走りの性能も犠牲となっていません。チューブの太さ細さにメリハリのある造形で、各部の役割が上手くマッチしている印象です。
フロントフォークも外側に向かってハの字に広がっていく形状をしており、路面からの突き上げをいなす設計でブランドの意図する性能を感じられます。フォークのトレイル量がやや長いためハンドリングはマイルドな味付けとなっており、コンフォートバイクらしい乗り味を生み出していますね。

フレーム自体も特別硬いという感触はなく、大きいパワー入力に対する反応性はやや劣る印象です。ただ、全体で見た時の走りの性能はどれをとっても平均以上。さすがはフラッグシップといった走りを見せてくれますね。振動吸収性の高さから、高速巡航時の安定性はこのバイクの持ち味となりますし、衝撃をいなしながらスムーズなペダリングを行えるフレームに仕上がっていると感じました。
試乗車に合わせられたヴィジョンのホイールはやや柔らかめな印象で、それもコンフォート性能を助長した部分と言えます。パワー系のライダーでは物足りなさを感じるかもしれませんが、軽い力で回していくタイプの人にはマッチする組み合わせと言えるでしょう。反対に剛性が高めのホイールを合わせれば、走りにコシが生まれることと思います。
フレームが硬いとそれだけでライダーを選り好みしてしまいますが、このバイクはそこまでの剛性感ではないためより幅広いレベルの人が楽しめるのではないでしょうか。コンフォート系のバイクとしてロングライド等で使っていけばこのフレームの持ち味が活きてくると思います。バランスの良い性能なので、どのシチュエーションにも万能に対応してくれそうです。

チネリ VERY BEST OF LTD
フレーム:コロンブス カーボン モノコック
フォーク:コロンブス FUTURA 1-1/8" - 1-1/2" モノコック
BB規格:Press Fit 86.5mm
重 量:フレーム925g、フォーク380g
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:レーザーブルー
価 格:440,000円(税抜)
インプレッションライダーのプロフィール

東京都台東区のBicicletta IL CUORE 下谷本店店長。ダミアーノ・クネゴがジュニアチャンピオンだったころからクネゴのファンだという、自他ともに認めるミーハー系自転車乗り。グエルチョッティやコルナゴ、ルックなどヨーロピアンブランドへの造詣が深い。ショップ店長としては、ユーザーがサイクルライフを楽しめる遊び方の提案を心がけている。
CWレコメンドショップページ
Bicicletta IL CUORE ショップHP

管洋介氏率いるAVENTURA AIKOH VICTORIA RACINGのエースライダーとしてロード競技を続けつつ、普段はL-Breath Bike 御茶ノ水店のスタッフとして働く。順天堂大学時代は自転車競技部の主将を務めるとともに、2013年の学生選手権個人ロードチャンピオンにも輝く。現在はアスリート社員として自転車のソフト面の強化に力を入れており、チームやショップが行うスクールの企画・運営・講師も務める。
CWレコメンドショップページ
L-Breath BIKE 御茶ノ水店 ショップHP
ウェア協力:ルコック
ヘルメット協力:ベル、MET
text:Yuto.Murata
photo:Makoto.AYANO
リンク
Amazon.co.jp