2017/10/29(日) - 21:04
10月29日に初開催されたツール・ド・フランス上海クリテリウムはツール総合トップツーのフルームとウラン、そして山岳賞バルギルによる三つ巴スプリントに。マイヨジョーヌを着るフルームが初代チャンピオンになった。
今年で開催5回目を迎えるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに続くアジア第二のASOイベントとして初開催されたツール・ド・フランス上海クリテリウム。当日朝には一般向けのライドイベントも行われ、3000人のサイクリストたちが高層ビルの立ち並ぶ浦東新区から黄浦江に沿って南下し、ベルンハルト・アイゼル(オーストリア、ディメンションデータ)とニコラス・ロッシュ(アイルランド、BMCレーシング)、アンバサダーを務めるアンディ・シュレク(ルクセンブルク)とともにクリテリウムのフィニッシュラインまで走った。
クリテリウムの舞台となったのは2010年の上海国際博覧会開催時に使用された中国国家館周辺。人口2,400万人を誇る上海にあって、比較的交通規制が容易な再開発中の一帯に3kmの周回コースが作られた。
合計20周するレースは序盤から7つのUCIワールドチームが入れ替わり立ち替わりアタックを仕掛け、4周、8周、12周、16周に設定されたスプリントポイントを争う展開。前半から積極的に逃げてポイントを伸ばしたマルセル・キッテル(ドイツ、クイックステップフロアーズ)がスプリント賞に輝いている。
ジャパンカップクリテリウムに続いてこの上海クリテリウムに参戦したアルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード)も中盤にかけてエスケープ。逃げグループの中からさらにアタックを仕掛けるなどし、キャリア最後のレースで観客を沸かせた。
コンタドールらが集団に戻ると、フィニッシュまで3周を残してフルームが自らアタック。ここにコンタドール、エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、ディメンションデータ)、ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)、リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール・ドラパック)、ペトル・ヴァコッチ(チェコ、クイックステップフロアーズ)、グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー、BMCレーシング)が追いつき、UCIワールドチームのエースで構成された7名の先頭グループが出来上がる。ここから最終周回を前に抜け出したフルーム、ウラン、バルギルという3人の主役によるスプリント勝負に。
バルギルのロングスパートが失速すると、フルームとウランがスプリントでフィニッシュラインへ。白く霞んだ上海の空にフルームが拳を突き上げた。観客の声に手を振って応えながら4位でフィニッシュしたコンタドールは敢闘賞を獲得している。
この日出場したほとんどの選手は上海で数日間滞在したのち、水曜日にさいたま入りする。さいたまクリテリウムにはマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ディメンションデータ)が合流する予定だ。
今年で開催5回目を迎えるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに続くアジア第二のASOイベントとして初開催されたツール・ド・フランス上海クリテリウム。当日朝には一般向けのライドイベントも行われ、3000人のサイクリストたちが高層ビルの立ち並ぶ浦東新区から黄浦江に沿って南下し、ベルンハルト・アイゼル(オーストリア、ディメンションデータ)とニコラス・ロッシュ(アイルランド、BMCレーシング)、アンバサダーを務めるアンディ・シュレク(ルクセンブルク)とともにクリテリウムのフィニッシュラインまで走った。
クリテリウムの舞台となったのは2010年の上海国際博覧会開催時に使用された中国国家館周辺。人口2,400万人を誇る上海にあって、比較的交通規制が容易な再開発中の一帯に3kmの周回コースが作られた。
合計20周するレースは序盤から7つのUCIワールドチームが入れ替わり立ち替わりアタックを仕掛け、4周、8周、12周、16周に設定されたスプリントポイントを争う展開。前半から積極的に逃げてポイントを伸ばしたマルセル・キッテル(ドイツ、クイックステップフロアーズ)がスプリント賞に輝いている。
ジャパンカップクリテリウムに続いてこの上海クリテリウムに参戦したアルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード)も中盤にかけてエスケープ。逃げグループの中からさらにアタックを仕掛けるなどし、キャリア最後のレースで観客を沸かせた。
コンタドールらが集団に戻ると、フィニッシュまで3周を残してフルームが自らアタック。ここにコンタドール、エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、ディメンションデータ)、ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)、リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール・ドラパック)、ペトル・ヴァコッチ(チェコ、クイックステップフロアーズ)、グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー、BMCレーシング)が追いつき、UCIワールドチームのエースで構成された7名の先頭グループが出来上がる。ここから最終周回を前に抜け出したフルーム、ウラン、バルギルという3人の主役によるスプリント勝負に。
バルギルのロングスパートが失速すると、フルームとウランがスプリントでフィニッシュラインへ。白く霞んだ上海の空にフルームが拳を突き上げた。観客の声に手を振って応えながら4位でフィニッシュしたコンタドールは敢闘賞を獲得している。
この日出場したほとんどの選手は上海で数日間滞在したのち、水曜日にさいたま入りする。さいたまクリテリウムにはマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ディメンションデータ)が合流する予定だ。
ツール・ド・フランス上海クリテリウム2017結果
1位 | クリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ) | 1:21:56 |
2位 | リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール・ドラパック) | |
3位 | ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) | 0:00:02 |
4位 | アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) | 0:00:12 |
5位 | エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、ディメンションデータ) | 0:00:15 |
6位 | ペトル・ヴァコッチ(チェコ、クイックステップフロアーズ) | |
7位 | グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー、BMCレーシング) | |
8位 | チョイ・ヒウフォン(香港、HKSIプロサイクリング) | 0:01:04 |
9位 | メン・ジュンタオ(中国、ユンナンランドスケープ) | |
10位 | ミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ) |
Amazon.co.jp
ELITE (エリート) FLY チーム ボトル550ml チームスカイ
ELITE (エリート)